どこに居て、どんな生活をしていても
障がいを持つ以上は、どこに居て、どんな生活をしていても、みんな将来のことを覚悟しながら日々を過ごしています。 幼少時に通っていた療育センター(身体の機能訓練するところ)時代の仲間の方のお母さんとお話させていただきました。 きみちゃんは、嫁ぐことは、きっと、ないでしょうから、それを覚悟の上で、自分の将来のことを考えていかねばなりません。 身体を、どう維持していくか、そして、仕事を続けていくために、いまできることはなんなのか? もう日々、危機感だらけ 立ち止まってられません。 一方、通所施設に通っているその方の娘さんは、身体の障がいだけでなく、知能障がいも併せ持っておられるので、親御さんはご自分たちが他界した後のことを考えて、入所施設を検討されたようですが、入所希望者が多く、彼女のように寝たきりでない場合は、たとえ、彼女がひとりになったとしても、在宅で過ごすことをすすめられるようです。 ・・・なので、彼女のお母さんは、彼女が、将来、ひとりで在宅で過ごすことを考えて、炊事洗濯を教え、それに加えて、ひとりの時間を費やしていけるような趣味を持たせてあげたいと、いまから、準備をしておられるようです。 障がいと、一口に言っても、知的障がいの有無もあれば、身体の状態も千差万別。さらに、ひとりのひとりの置かれている状況も違う。 だけど、みんなが、それぞれ、いろんなことを覚悟して、いまを過ごしています。