テーマ:今日の出来事(292085)
カテゴリ:子供のこと
1週間の疲れを癒すべく、今日はどこへ行こうか何をしようか、昨日からずっと考えていました。
テーマは「ほっと、のんびり」。頭に描いていたのは日帰り温泉かショッピングでした。 でも、朝起きて息子の一言で行き先が決まってしまいました。 「今日はママを置いてパパと探検したい!」 「ママを置いて」というところがミソですね。 彼の意図するところは、口うるさいママと一緒じゃ到底踏み入れない危険な所に行きたい、ということなんですね。 この1週間パパは残業続きでほとんど顔を見ていないという欲求不満があったのかもしれません。 で、二人で山道を抜けブッシュをかき分け行き着いたところが冒頭の写真の河原。 見にくいかもしれませんが、コンクリート護岸などとは無縁の自然に囲まれたお気に入りの場所です。 ここまで辿り着くのに家から徒歩で約20分。 こうした環境があることが田舎に移り住んだ一番の理由でもありました。 子供はもう大はしゃぎでした。 2時間ほどその場にいましたが、じっとしていることがない。 一番のお気に入りは「岩登り」。 少しでも足を滑らしたら骨折だけでは済まされない場所です。 「気をつけて」と言いたいのを何度も我慢しました。 「手でしっかり岩につかまって」「よそ見しない」 なるべく具体的な指示を最小限出して、あとは温かく見守ります。 高さ5メートルほどのサル山のような岩をヒョイヒョイと登ります。 ママが見ていたら間違いなく悲鳴を上げていたでしょう。 2歳の頃から、パパの手さえ握っていれば岩場だろうが崖だろうがどんなところでも行けると信じてた息子。 パパの手を離れかけた今、それなりに自分の限界を見極め、慎重にルートを探します。 正直ヒヤヒヤしっぱなしでした。 でもたくましさを感じました。 息子が石を投げたりして一人で遊んでいるときは、僕は平たい石の上に寝そべってその姿を眺めていました。 その時感じたんですね。 「ああ、これが今日自分が求めていた癒しなんだ」と。 大自然に囲まれて、息子の成長した姿を見る。 川の流れる音とホトトギスの声。ほかに誰もいない河原。のびのびと遊ぶ息子。 これ以上何も要らない、と思いましたね。ママさえも(笑) お前が男の子でよかったよ。ママは女の子が欲しかったって言うけれど。 来週は釣りに行こうね。明日は仕掛けを買いに行こう。 帰り道に息子をおんぶしながら心の中でそんなことを思っていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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