カテゴリ:単なるつぶやき
街の中の大きな木から聞きなれない声が。「?」
耳を澄まして「ひょっとして?」そして「!」 そう、もうセミが鳴く時期になっていたんですね。 地域によっていろいろかもしれないけれど、 僕の住む地域ではやっぱり一番乗りはニイニイゼミ。 少し遅れてアブラゼミが鳴き出し、夏休み真っ盛りのクマゼミ。 夏休みの終わりを告げるツクツクボウシは、今聞いても哀愁を感じさせます。 しかし、2年前に越してきたこの街は一味違う。 なんと!ヒグラシが鳴くんですね。 「なんだそんなこと」と思ったアナタの家は相当な田舎では?(笑) まあ、地域によっては珍しくも何ともないでしょうね。 でも僕にとってのヒグラシは、遠く山深いキャンプ場での思い出しかないのです。 朝夕の静かな森に響く、あの「カナカナ…」という神秘的な鳴き声。 家にいながら聞けるなんて、それだけで越してきた価値がある(ちょっと大げさ)。 そんな街ですが、子供たちがセミ捕りするには実は向いていないんですね。 都会の方がずっと捕りやすい。 だって適度に枝を払った木に所狭しと集まってくるんだから。 木が限られた場所(神社や公園)にしかない分、セミも集中するんです。 この街なんか、公園の木はまだヒヨッ子だし、周りは山だから 子供のタモで簡単に捕れるところになんかいやしない。 夏休みに「田舎のおばあちゃんちでセミ捕りをしました」 なんて絵日記がすごくサマになるけれど、あれは現実的じゃないですね(笑)。 せめてカブトムシぐらいじゃないと。 ところで僕はヒグラシの鳴き方の表現がどうもしっくりこないんです。 どんな文献にも「カナカナカナ…」としか書いていないけど あの声の美しさは、そんな単純に表記できないと思うんです。 「ジージー」「ミンミン」「オーツクツク」、彼らはそれで十分です。 でもヒグラシだけは全然物足りない。 誰かあの美しさを何とか表現してください。お願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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