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Performer SORA

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スタッフ入門

スタッフ入門

スタッフとは

まずはスタッフを購入

スタッフのコツ

ハーフ・ローター

フル・ローター

フィギュア・エイト

ピルエット

サムフリップ

ミニコラム

お勧めの製品
スタッフ

スタッフとは

スタッフとは棒の意味で、80cmから3m程度の棒を振り回す、スウィンキング系のジャグリングです。 短いとバトントワリングに近づき、長いと武術の棒術に近くなります。 スウィンキング系ではポイの人口が圧倒的に多く、スタッフはかなりマイナーかもしれません。(トス系のジャグラーでやってる人はあまり見かけません) 必然的に情報が少なく練習に苦労しますが、スタッフが自由自在に回転するさまは非常に美しいと私は思っています。 シルク・ドゥ・ソレイユのアレグリアで登場するファイアー・ナイフは感動の一言です。がんばって挑戦してみましょう。

注意:ミニコラムにも書いてありますが、ファイアーパフォーマンスは非常に危険なパフォーマンスです。 事故などの一切の責任は負えないので、自分で全責任が負える方のみ挑戦してください。

まずはスタッフを購入

極端な話、ただの棒でも練習ができます。アルミ管かなにかの中心に目立つテープを貼り、両端に椅子の足用ゴムでも付ければ、練習用スタッフのできあがりです。難しいのは長さですが、個人的には1m程度のショートスタッフをお勧めします。これは、遠心力で手に掛かる負担や体にぶつかった時のダメージ、持ち運びの手軽さなどを考慮しています。ショートスタッフで基本的な技をマスターしたら、ロングスタッフでコンタクト系の技などに挑戦してみても楽しいでしょう。(火をつける場合は、ロングスタッフのほうが炎との距離が離れるため、火傷のリスクが下がります)また、同じ1mのショートスタッフを増やし、ダブルスタッフもいいでしょう。私は1m×2と1.4mのファイアースタッフを使用しています。これはグリップのところがゴムで握りやすく、回しやすい形状になっています。 また、LEDを使用したグロー系のスタッフもあります。ファイアースタッフができる場所は大幅に制限されるので、こっちのほうがいいかもしれません。 (ショートとロングの定義はあいまいで、とくに決まっていません。ここでは便宜上、1mまでをショート、それより長ければロングとしています)

スタッフのコツ

先に述べたように、スタッフの情報は少ないので苦労しますが、逆にたいして技を知らなくても、それなりに演技ができます。 ローターとフィギュア・エイトだけ使い、体の動きを加えれば、それだけで5分か10分、演技できるでしょう。 (もちろんローターとフィギュア・エイトがしっかりできることが前提) これは、体の動きが加わることにより、同じ技でも違って見えるためです。

逆に、体の動きには決まりや技はないので、自分のセンスが問われます。 このように、スタッフでは技より体の動きに頭を悩ますほうが多いかもしれません。

技術的なコツとしてはスタッフの中心を常に把握しておくことです。最初は目で見てずれていれば修正します。 慣れてくれば、見なくても手に伝わる感覚で中心位置がわかるようになるでしょう。 それと、何回転したか解りやすいように、片側にテープや輪ゴムなどで、目印を付けると練習しやすいです。

ハーフ・ローター

地面と垂直にスタッフを回します。1回転で1回の動作です。

<前提:なし>



フル・ローター

地面と垂直にスタッフを回す点はローターと同じですが、2回転で1回の動作です。

<前提:なし>

1.右手の親指と人差し指がスタッフの中心にくるように握ります。

2.体の正面で、親指が下になるようにスタッフを垂直にします。

3.スタッフを回し3/4回転あたりまで回します。(だいたい、これ以上まわせないです)

4.人差し指から小指までを開き、あと半回転させスタッフを水平にします。(親指の付け根で支えます)

5.右手の下から、左手の親指がスタッフの下になるように親指と人差し指で挟みます。

6.右手を放し、左手の指でスタッフを握りつつ、3/4回転させます。(これで2回転)

7.1と同じように親指が下になるように右手でスタッフをつかみ、左手を放します。

フィギュア・エイト

軌道が8の字を描きます。

ピルエット

ピルエットは、その場で自分が回ることです。ローターやフィギュア・エイトから入ります。

サムフリップ

片手だけで、スタッフを回します。2回転で1回の動作です。

<前提:フル・ローター>

1.右手の親指と人差し指がスタッフの中心にくるように握ります。

2.体の正面で、親指が下になるようにスタッフを垂直にします。

3.スタッフを回し3/4回転あたりまで回します。(だいたい、これ以上まわせないです)

4.人差し指から小指までを開き、あと半回転させスタッフを水平にします。(親指の付け根で支えます)

5.スタッフが水平になる前に、親指で数センチ上へ軽く投げ、惰性で残りの3/4回転を回します。

6.すばやく右手を反時計回りに捻り、親指が下になるようにします。

7.タイミングを合わせ、スタッフを握ります。(これで2回転)

ミニコラム

ファイアースタッフを購入すれば、当然いつかは点火したくなります。しかし、点火の前に今一度考えて見ましょう。

○火をつけるだけの実力が自分にあるか?
 火をつけない練習と違い、火をつければミスは許されません。失敗すれば、重度の火傷や失明、最悪死亡の可能性もあります。 また回りで見ている人達にも同じ危険があることを忘れないでください。 1000回やって1000回ミスせずにできる程度の実力は必要です。

○十分な安全策を講じているか?
 演技する場所や観客との距離、自分の服装や髪など、燃える可能性があるもの全てに気をくばりましょう。 もし、燃えるものがあるにもかかわらず、点火して事故を起こせば、それだけで重大な過失となり犯罪になります。

○万が一を考えているか?
 どんなに技術があり、安全策を講じていても事故の確率は0にはなりません。万が一、事故が起きた場合の対応をあなたは考えていますか? いつでも消火できる準備や、火傷をした時の対策、救急車や知人と連絡手段、なにより1人で火をつけるのは絶対に止めましょう。

○自分の責任で処理できるか?
 自分が怪我をした場合はもちろん、他人に怪我をさせた場合、物を壊した時の対応を、あなた自身で全ての処理ができますか? 他人の物を焼いたり壊したりすれば、賠償しなければなりません。 怪我をすれば通院費や入院費、他人の場合には賠償も必要です。 ファイアースタッフで火傷しましたでは保険はおりない可能性も高いでしょう。 違法に演舞した場合や、重大な過失があった場合は、警察に逮捕されたり、裁判なんて可能性もあります。

脅かすわけではないですが、本当に危ないことと認識してから演技してください。よろしくお願いします。

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