いやはや、おもしろかったですな。参議院選挙。アンチ巨人の私が今回の選挙を一言で例えるなら「巨人軍が最下位になったときの快感」ですな。まあ冗談はさておき。。。
今回の選挙で何が面白かったというと自民信者の多い日本海沿岸部、四国、九州の国民の多くが自民党にNoを突きつけたことだ。読売新聞では岡山で片山虎之助が負けたことを大きなニュースとして報道しているが、これは橋本が死亡して自民の地盤がガタガタになっていること、片山が平成大合併を強引に進めた張本人であり、合併しても結局地方はおいしい思いをしなかったことから、こいつは落選するだろうと思っていた。私にとっては自民一色で揺るがなかった鳥取・島根県、四国四県すべてが自民党にNoを突きつけたことのほうがよほど衝撃だった。
衆院が政権与党、政権与党以外の党が参院第一党という形は私が理想とする「二院制たる」姿だ。これから日本の政治はちょっと面白くなるかもしれない。広義の普通選挙制度が始まって82年、ようやく日本の国政選挙は組織票よりも民意を反映したものになりつつあるようだ。次回の投票率は上がるかもしれない。
自民党は、国民をなめたらどういうことになるか、少しは理解できたことだろう。ボンクラ首相はいつまでもつかな。美しい国だなんて呑気なことを言っている暇があったら美しくない国会議員のクビをまず切ってもらおうか。手始めにあの子供みたいな顔をした無能(農)相のクビを切らなければならないだろう。民主党は、今回の得票数の多くは、自民党にNoを突きつけるために「仕方なく」投票されたものであるに過ぎないことを認識すべき。積極的に民主党を応援した有権者は一握りに過ぎない(と思う)。
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