テーマ:サッカーあれこれ(19759)
カテゴリ:サッカー
楽天ブックスで安くなっていたので
思わず買ってしまったDVD。 天才 異端 伝説 ジョージ・ベスト ジョージ・ベストは1946年5月22日 北アイルランドのベルファストで生まれた。 主にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した 伝説のフットボーラーである。 昨年の11月25日に、59歳の生涯を閉じる。 彼の葬儀には約10万人が参列した。 ジョージ・ベストを形容するとき 必ず用いられる言葉はGENIUS、つまり天才。 “エル・ビートル”5人目のビートルズと呼ばれた彼は サッカーが好きで酒が好きで、女も好きだった。 そんな人は沢山いるだろうが 彼が人と違うのは、その欲望を隠すことなく 自分の身体で表現し続けたことだろう。 快楽で無いものは拒み、才能と魅力を発揮するだけ。 イングランドのウェンブリー・スタジアムに飾ってあった絵。 ドリブルを始めれば、ボールは不思議なくらい 足元に吸い付き、対峙するディフェンダーは もはや彼に抜かれるためだけに存在する。 鋭いキック・フェイントにボールを見失う。 明らかな反則に見える後方からのタックルが 例え引っ掛かったとしても、抜群のバランス感覚で 転倒しない。ドリブルのスピードを一切殺さない フェイントで翻弄するだけだ。 あのヨハン・クライフですら 彼を止めることは出来なかった。 当時世界最高の評価を受けていたクライフの 股間にボールを通し、抜き去ると 右の拳を天に突き上げた。 彼は、そんなことが出来て そんなことが許されてしまうプレイヤーだったのだ。 自由奔放なスタイルは長続きしなかった。 光と影、その対照は極端なものだった。 審判に不平を唱えてレッドカード。 練習に二日酔いで現れることもあった。 やがてチームを追われ、転々としながら 1983年に現役を退く。そして酒に溺れる日々。 身体は蝕まれ、どんなフェイントを繰り出そうが 病魔だけには通用しなかった。 もう6年も前になるが、マンチェスターの飲み屋(バール)で 50~60代と思われる地元オジサン達と会話した。 「ジョージ・ベスト、デニス・ローは私達のアイドルだった」 その瞳は、何年経っても変わることの無い 純粋なサッカー少年のようだった。 STAR Soccer 創刊号の特集 「神なき時代に捧げる7人のカリスマ」 で、ジョージ・ベストが紹介されている。 ※間違って柳ジョージのベスト盤を買わないように! これも“ジョージ・ベスト”だが・・・・ これも“譲二ベスト” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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利き腕が使えないから携帯で入ったら画像見れないし、失敗こいた(;_;)。片手は何かと不自由だね。
(2006年03月07日 21時24分00秒)
「マラドーナ、グッド。ペレ、ベター。ジョージ、ベスト」
ベストの葬儀のときのサポーターの言葉だそうですね。 兄の部屋にポスターが貼ってあったのと、兄のサッカーマガジンで、 ちょっとだけ記憶にあります。 (2006年03月07日 22時11分49秒)
そうか、クライフとG・ベストは同じグラウンドに立っていたことがあったんですね。どうもベストの方が一世代上のような気がしていました。彼の場合、ワールドカップの印象がないというのが伝説化される由縁かもしれないですね。それは西ドイツのネッツアーについても言えることです。すみません、なんか三菱ダイアモンドサッカーみたいになってしまいました。それにしても柳ジョージ・ベストには笑わせてもらいました。
(2006年03月07日 23時46分47秒)
(爆笑)\(◎o◎)/!
でた!パァ~・・・・ジョージ・ベストっていう人なの? 解りましぇん(^_^;)ミュージシャン?サッカー選手? 穣二ヤマモトには(爆♪)さすがツボを心得てらっしゃる♪ (2006年03月08日 19時52分52秒)
☆森野コルリさん
素晴らしい名言の披露、ありがとうございました。 粋な言葉ですねぇ。 当時の日本でも相当人気があったみたいで 世代が上の方から、お話を聞くことがあります。 (2006年03月08日 23時10分12秒)
★デヘヘヘラーさん
ダイアモンドサッカー! 大好きでしたねぇ。土曜日の夕方は サッカーも早々に切り上げてテレビの前でした。 W杯に縁の無い名選手、たくさんいますね。 今で言うとギグスとか。 (2006年03月08日 23時14分08秒)
あの剃刀ドリブル、忘れられませんね。北アイルランドなどに生まれなければワールドカップで活躍出来たものを。最後の現役はロスアンジェルス・アズテックスかな。ちなみにブライアン・キッドはサンノゼ・アースクウェイクスです。
(2006年03月10日 19時07分04秒)
★ラフェットさん
お待ちしてました! 以前、マンUやベストのことをコメントされていたので 是非読んで頂きたかったのです。 コメント、この上ない喜びです。 もしイングランドに生まれていたら 数多くのタイトル奪取に貢献したでしょう。 現代のギグスに通じる気がします。 (2006年03月10日 22時50分41秒) |
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