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2007/07/08(日)23:57

公開迫る!『プライド in ブルー』

サッカー(104)

 以前、知的障害者によるサッカーの国際大会に ついて書いた。これは「もうひとつのワールドカップ」と呼ばれ FIFA(国際サッカー連盟)が主催する大会と同じ年に 同じ開催場所で行われる。  2002年の大会は日本で開催されたので スポーツニュースやドキュメンタリー番組で 何度か大会の模様が放送された。 しかし、昨年のドイツ大会に関しては ほとんど取り上げられず、私自身も 試合結果をネットで知るのが精一杯だった。 映像は全く見ていない。  まぁ、こんなもんなのかな・・・・と 諦めていたが、先日ラジオを聴いていたら なんと、ドイツ大会での日本代表を追った ドキュメンタリーが映画化されたというのだ。 良かった、ちゃんと追ってくれている人がいて。  ゲストに監督の中村和彦氏を迎えていた。 「今回の撮影で大変なことは何でしたか?」 という質問に対し、この監督は 「予算も人手も足りないんで 私自身がカメラを回すことも多かったんですよ。 日本は苦しい試合が続いていたんですが ようやっく取った大会初ゴールのとき 嬉しくて跳び上がりそうになったんですけど カメラを回していて・・・・必死に自分を抑えました」  私は中村和彦という人を知らなかったが このコメントを聞く限り、とても人間臭くて 愛があって、信用できる人間なんじゃないかと思った。 この人が監督で良かった、とも。  この映画、タイトルは 『プライド in ブルー』 7月14日からテアトル新宿で公開スタート。 順次、全国で輪を広げていく予定。 ※詳細はコチラ http://www.pib-line.jp/index.html  この公式サイトの下の方に 大会に参加した日本代表のGK加藤選手の 言葉が出ている。 「もうひとつのワールドカップがあることを知って 僕は初めて夢を持てた。 それまで、自分に自信が持てなく 夢を持ったこともなかった」  夢は誰にでも、平等に、自由に持つことが許される。 夢は力になる。力は自分を動かし やがて人の心を動かす。  そんなことを証明してくれる映画だろう。

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