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ペアダ19

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2007年10月15日
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カテゴリ:サッカー

観戦前に寄った渋谷で、イベントに出ていた嘉門達夫。小市民を歌っていた。

 ずいぶん長い間、生観戦をサボってしまった。
ゴールデン・ウィークに惨敗を目の当たりにして以来
なかなか都合がつかなかった。

 我が東京ヴェルディは、4月7日から5月3日まで
地獄の7連敗を喫し、一時期はJ1昇格絶望的
さらにラモス監督の解任という話まで出た。
しかしラモス監督は続投し、その後は順調に勝ち星を重ねて
気がつけばJ1自動昇格圏内の2位に浮上した。
フッキ、ディエゴといったブラジル人の爆発的な攻撃力も
大きな要因だが、3バック、4バックと臨機応変に
構成する守備陣の安定も快進撃を支えている。

 久々に都合がついたので、味の素スタジアムに足を運んだ。
といっても、試合はJ2のリーグ戦ではなく天皇杯の3回戦である。
対戦相手は静岡県代表であるホンダFC。
アマチュア・リーグの最高峰JFLを戦場としている。

 この試合、東京Vは主力を休ませ
レギュラーに定着していない選手を中心に
スターティングメンバーを組んだ。
ここで主力にケガでもされたらリーグ戦に影響する。
普段はベンチを温めている選手とはいえ
いくらなんでもアマチュアには負けないだろうという
楽観的なムードは監督や選手、サポーターにも
少なからずあったのだ。

 秋晴れのスタジアムで、ずいぶん昔のことを
思い出していた。まだ日本にプロ・リーグが
存在しなかった頃、この日対戦するチームは
読売クラブと本田技研というチームだった。

 80年代後半から90年代前半
読売クラブは上位を争う強豪だった。
本田技研はタイトルこそ縁が遠かったものの
上位のチームにすれば、決して侮れない存在だった。

 後に、プロ・リーグの構想が持ち上がると
読売クラブはヴェルディ川崎となって華々しくプロの道へ。
しかし、本田技研は参加を断念。
主力だった選手達は当然のように引き抜かれ
アマチュアとして地道に歩むことになった。

 長い間、凌ぎを削った両チームが対戦することは
この天皇杯以外では考えれなくなった。
両チームの対戦は1998年の第78回大会以来である。
(そのときは3-1でヴェルディの勝利)

 J2に降格して2年目の東京Vと
現在、JFLで中位に位置するホンダFC。
プロとしての最低限の意地と、アマチュアながら
一発お見舞いしてやろうという意気込み。
さて、どちらが上回るだろうか。

 試合開始。前半から思うようにパスが
繋がらない東京Vに対し、サイドからの素早い攻撃で
再三好機を作るホンダFC。それでも、そのうち
東京Vが点を取るだろうと私は肩の力を抜いて観ていた。





 前半33分、ボランチの名波から絶好の展開。
左サイドに流れた佐藤に完璧なスルーパスを通す。
そして佐藤も完璧なクロスボールを
ゴール前で待ち構えていた船越に送る。
しかし、船越のシュートは枠外へ。
プロ失格といわれても仕方ないシュートミスだった。
前半はスコアレスで終了。スタンドからは
東京Vサポーターの容赦ないブーイング。
不穏な空気が流れる。



 後半に入っても、ホンダFCの勢いが上回る。
サイドから仕掛け、何度もコーナーキックを得る。
東京Vは中盤からの組み立てが悪く
完全に受身の状態に。時折、交代で入った廣山や井上が
闘争心を見せたが、得点には至らず。



 後半30分、名波は交代する際に
ピッチを出る前からユニフォームを脱ぎ
ラモス監督とは目も合わさずにロッカールームに消えていった。
自分やチームメイトに対する苛立ちなのか
それとも、何かのサインだったのか。
言葉にならない不安を覚えてしまった。



 結局、試合は延長戦に突入。
そして、試合が動いたのは後半に入った直後だった。
ホンダFCのFWが身体を投げ出して放った
ヘディングシュートがネットを揺らし
これがこの日、唯一の得点シーンとなったのだ。



 0-1で敗戦。プロがアマチュアに屈した。
結果だけ見れば僅差だが、内容を考えれば
妥当というよりも当然といえる。

 ホンダFCの、ひたむきでハツラツとしたプレーに対し
東京Vには覇気も勇気も感じられなかった。
ミスを恐れ、牙を抜かれたような120分間だった。

 結局、プロであっても相手を甘く見て
主力を温存し、1軍半のチームであれば
アマチュアに辛酸を舐める結果となったのだ。
情けないの一言だ。私を含め、試合終了のホイッスルに
嘲笑を漏らした人も少なくなかった。

 勝ち上がったホンダFCは4回戦でJ1のチームと対戦する。
この日のような意気込みで、サプライズを期待する。

 痛い目にあったのは東京Vだけではなかった。
J2で上位を争う他の3チーム(札幌、仙台、京都)も
揃って姿を消したのだ。新聞によると、各地で
サポーターから大ブーイングの嵐だったそうだ。
当然である。


 3日後のJ2で、温存した主力が普段通りに実力を発揮し
東京Vは徳島から勝利を奪った。私の怒りは
ひとまず収まった。二兎を追うものは一兎をも得ない。
そう捉えるしかないのだ。






Last updated  2007年10月17日 22時20分24秒
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