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サッカーと野鳥と音楽 Kick!Fly!Sing!

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全104件 (104件中 31-40件目)

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サッカー

2006年06月19日
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カテゴリ:サッカー
 勝つか負けるかという意識が
強かったせいか、引き分けで終わったときの
受け止め方には少々悩んだ。

 勝てる試合だった・・・・と試合後のテレビから
何度か聞こえてきた。

 しかし、負けてもおかしくなかった。
それくらい紙一重の差で決まるような試合だった。
紙一重でスコアレスになった。

 おそらく、悔しいのはクロアチア人の方だ。
試合前から、いや、組み合わせが決まったときから
この国の人々は日本とオーストラリアに勝つことは
それほど難しいテーマではないと
高をくくったはずだ。

 しかもPKという最大のチャンスを
日本の守護神に跳ね返されたのだから。

 川口がPKをストップしたら
思わずビフィーター(ジン)に手が出た。
これは良い酒が飲めそうだ。
 しかし、気持ちが高ぶったのは
わずかな時間だった。

 さぁ、これから攻撃というときに
ドリブルをカットされて逆襲を食らう。
スペースを見つけて走り出した選手は
自分の定位置に大急ぎで戻る。
ギアをセカンドに入れて加速した途端
急ブレーキをかけてバック・ギアだ。
これは疲れる。

 大事な場面で、能力以上のものを出せる選手と
能力があっても出せない選手がいる。

 4年前、これ以上は無理という姿勢から
つま先でシュートを決めた選手がいた。
ピンと伸びた身体は、魂を体現していた。
そのシーンを同じピッチで柳沢は見ていたはずだ。
4年後の柳沢は、まさかあのシーンを忘れたというのか。

 今さらながら、初戦のことを考えると胸が痛む。
あの試合の結果次第で、この引き分けは
貴重な勝ち点1に成り得たのだ。

 ブラジル戦を残しているとはいえ
1次リーグ突破への道は極めて厳しい。
黄色だった信号は、限りなく赤に染まった。
首の皮一枚、それも薄皮。

 いかに日本の監督がジーコであっても
最終戦でブラジルが手心を加えるなんて
期待するだけ無駄なこと。

 今、世界でトップクラスの実力を誇るブラジルと
ワールドカップという最高の舞台で
思い切って戦い抜くしかない。

 1次リーグ突破を決めているブラジルが
主力を温存するのは明らかだが
そこはセレソン、ベンチを温めていた選手も
今の日本代表にとっては危険な存在ばかりだ。 

 心のどこかで期待するもの・・・・
ブラジル人が呆れるほどの
守護神のスーパーセーブや
まだ出番のない巻の気迫など。
それが2点差以上の勝利という楽観に
繋がらないことは確かだが。

 書きたいことは山ほどある。
それは、クロアチア戦のことに限らず
ここまでの4年間、さらにこれからの4年間に
対する思いだ。

 ブラジルとの試合が終わったら
全部書こうと思う。






Last updated  2006年06月19日 23時04分03秒
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2006年06月17日
カテゴリ:サッカー
 アルゼンチン対セルビア・モンテネグロの試合を見た。
死のグループで激戦が予想されたのに
思わぬ大差がついてしまった。

 たしかに、アルゼンチンの攻撃は素晴らしかった。
3人、もしくは4人でワンタッチ、ツータッチのパスを回す光景は
そこにフットサル・コートが存在するかのようだった。
徐々に押し上げていくので、フットサルのコートが
動いているようにも見えた。
ソリンやリケルメのフットサルも見てみたい。
カンビアッソのゴール・シーンを見たときは
深夜にも関わらず大きな声を出した。

 しかし、すっかり引き立て役になってしまった
セルビア・モンテネグロの選手の表情を見て
私は、あの日のことを思い出した。

 2005年7月17日 磐田市ジュビロ・スタジアム
J1リーグ第17節 ジュビロ磐田6-0東京ヴェルディ

 私は愛するチームが目の前で6失点を喫する場面に
初めて遭遇してしまった。
試合終了後、選手が挨拶に来たとき
ブーイングのひとつでも吐いてやろうと思った。
しかし、相馬崇人の真っ赤になった目を見て
言葉を失った。

 サポーターが悔しいのはもちろんだが
そんな試合を見せてしまう選手達は
悔しさを通り越して、情けない気持ちだろう。
相手が強かったのか、自分達が弱かったのか
どうしたら、この状況を変えられるのか
果たして力を出し切っていたのか
波のように押し寄せる思惑が交錯する。
今夜も、次の日も、また次の日も・・・・。

 アルゼンチンの4点目以降は
見ていて辛かった。これは世界最高のイベント
ワールドカップである。国内リーグではない。
全世界の何百億人が目撃したはずだ。

 セルビア・モンテネグロは
セルビアとモンテネグロという2つの国になる。
6月3日、モンテネグロは独立を宣言した。
合併、統合ではなく、彼等は独立を選んだ。
継承国家はセルビアとなるため、多くの選手は
セルビア代表として今後もピッチに立つだろう。
4年後、強くなった姿を見せつけて欲しい。

 その前に、もう1試合ある。消化試合となるが
イメージを払拭するチャンスは、まだある。

 サッカーで不幸にならない方法がある。
勝っているチームを応援すれば良いのだ。

 残念ながら、そんな人とは仲良くなれない。
どんなに不幸を味わっても
自分の信じたチームを応援したい。

 多くの屈辱を超え、ようやく訪れた喜びは
勝ち続けたときの喜びとは比較にならないくらい
胸を震わせる。信じ続けたご褒美だから。

 だから、負けてもいいんだ。
負けるときは、徹底的に。

 ただし、明日は日本に勝ってもらわねば。
「どうせ負けるよ」
なんて漏らしている人は、おそらく
負けたときの悔しさが怖いのだろう。

 明日の結果が、どうなろうと
真正面から受け止めるつもりだ。






Last updated  2006年06月17日 21時02分24秒
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2006年06月13日
カテゴリ:サッカー
 昨夜の悪夢、それは逃避できない現実。
たしかに、日本代表は負けた。

 今日、いったい何人に
いわれたであろう、このセリフ。

「昨日、負けちゃったね」

 う、うるせーっ。
なんだ、人の顔見りゃ負けた負けたと!
私が負けたんじゃねーだろう!
もうマッサージしないからなっ!

 まだ、終わってないのに
終わったようなムードの1日。
溜息とあくびを何度漏らしたことか。

 こんなときこそ
青く染まれ。

 微かな希望がある限り。
サムライ・ブルーは死んでない。


b-4.jpg
炭酸強め・・・・。

b-5.jpg
在庫少なめ・・・・。

b-2.jpg
逆に具合悪くなりそう・・・・。

b-6.jpg
どんな味だよ・・・・。

b-1.jpg
本末転倒・・・・。

b-3.jpg
これは怒られそうだな・・・・。

お詫びに出版物をご紹介しておこう。

日本共産党
暴露本だけど。


 寝不足で顔面蒼白は勘弁である。
実は、このネタ・・・・
幸先良く勝利でスタート!を祝う企画だった。
お蔵入り寸前、強引に編集。

~今後の希望~

○ブラジル-●クロアチア
できれば大差で。

○日本-●クロアチア
これが最低条件。

○ブラジル-●オーストラリア
これも大差で。

○クロアチア-●オーストラリア
これも大事。

△日本-△ブラジル
これが精一杯。

最終順位

1位 ブラジル 2勝1分け

2位 日本   1勝1敗1分け

3位
   クロアチアorオーストラリア 1勝2敗  
4位 

 もう、これしかないんじゃー。厳しいけどね。

※ケータイから見た人、ごめんなさい!PCからどうぞ。






Last updated  2006年06月13日 23時13分02秒
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2006年06月12日
カテゴリ:サッカー
 丸いボールに丸いポスト
当たる角度によって外側に
いったり内側にいったりする。
逆転を許した失点、ポストを叩いたボールは
さらに逆側のポストに向かうと思いきや
ネットに刺さってしまった。

 早い時間で2点目が欲しかった。
暑い中、厳しかったと思うが
足を止めるには早過ぎた。
それを見抜いたのは、残念ながら
敵の監督だった。

 サッカーは90分のスポーツ。
あれだけ胸躍った時間が長かったのに
最後の10分間で奈落の底に。
50分間以上は日本がリードしていたのに。

 その90分の前に
私は何分、いや何時間もの間
様々な思いをめぐらした。

 勝ったら大声出しても平気かな。
引き分けはイヤだな。
負けたら動物園のカンガルーを
ボコボコにしちゃおうかな。

 実際に負けてみると
カンガルーの顔なんて見たくもない。
むしろ、今の私は
カンガルーにボコボコにされるだろう。

 そして、この屈辱にまみれた
眠れぬ長い時間を過ごすのだ。
どのチャンネルも見る気がしない。
何をしたら良いのかもわからない。

 今年は応援している東京ヴェルディが
既に9敗も喫しているので敗戦の悔しさは
痛いほど味わっている。
日本代表が負けようと、それほど
響かないと思っていたが、甘かった。
予想以上にガンガン響く。

 まだ終わっていないが
今日のようなサッカー、そして監督の采配なら
結果は変わらないだろう。

 選手達が乗り越えてきた長い時間
サポーターが思い続けた長い時間
その時間が何をもたらすのか、次の90分で決まる。

 クロアチア戦までの時間は、モヤモヤして
きっと長く感じるのだろう。

 1袋じゃ、足りなかったな。 

勝ちの種

 1点だけじゃ、勝てないってことか。






Last updated  2006年06月13日 00時40分57秒
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2006年06月11日
カテゴリ:サッカー
 ドイツW杯が開幕して2日目が終了。
昨夜は2試合をハシゴ。完全に昼夜がひっくり返った。
これって時差ボケだろうか?
私の心はドイツへ行きっぱなしジャーマンである。

 月曜日の夜は、繁華街も静かになるだろう。
午後10時といえば大半の人々が帰宅している時間。

 それでも、コンビニの店員や
医療に関わる人々は、そんな時間でも
休むことなく職務を果たしている。
少々気の毒だな。まぁ、サッカーに興味があればの話だが。
私は「突入せよ!『あさま山荘』事件」を見ようか悩んでいる。

 そういえば、シンドラーの社員も
W杯どころじゃなくなっただろう。
点検と対応に追われる日々に四苦八苦か。
でも、人が死んでるんだ。
さっさと過ちを認めた上で、誠意を見せないと
日本で仕事が無くなるだろう。
日本の会社が作るエレベーターは
何が何でも安全第一である。

 事故発生後、私は自宅マンションのエレベーターで
MITSUBISHIのロゴを見て安心したが
まさかエレベーターにもハブは
あるんだろうか?と意地悪な憶測もしてみた。

 先週も様々なニュースが流れた。
欽ちゃんみたいな顔した詐欺師、子供を殺す鬼
いずれも呆れるばかりだ。

 パレスチナではイスラエルの誤爆により
死者が出たそうだ。

 私のような人間には、到底理解できないような
深い事情があるにせよ、せめてW杯の期間中くらい
武器を捨て、血を流さない時間にならないだろうか?

 家に帰って、みんなでテレビを見ろ。

 W杯の優勝トロフィーは
地球を支える人々の姿がモチーフだ。
黄金に輝く、その地球には
豊かな国、貧しい国、大きい国、小さい国
どこも漏れることなく刻まれているのだ。
支えている人々は誰でもない
サッカーを楽しむ人、全ての姿である。

サッカー 2006年ドイツ大会関連商品。トロフィーフィギュア 001-T【ワールドカップ関連商品】

「サッカーは武器を持たない戦争である」


 こんな名言がある。長い間、この言葉に
説得力を感じていた私だが
元クロアチア代表主将である
ズボニミール・ボバンの残した言葉を知って
気が変わった。

「サッカーが戦争だと?
そんなこというヤツは
本当の戦争を知らないのさ」


 こっちの方が、よっぽど説得力がある。
紛争、混乱を乗り越えて’98年フランス大会から
クロアチア代表は国際舞台に復帰した。
選手の中には辛い過去も存在しただろう。
それでも、彼らは3位という輝かしい結果を残し
多くの国民に希望を与えた。

 北朝鮮の国民ですらW杯が見たいらしい。
アジア予選では、我が日本代表に敗れた北朝鮮。
負けた試合は国威に関わるということで
放送されなかったとか。バカバカしい。

 どうして自分達の国は、一家に一台テレビが無くて
世界最高のイベントが見られないのか国民は気付くべきだ。
そして、一番の元凶は、自分達のボスだということを。

 もし、なんらかの計らいでW杯を見たとしても
ハーフタイムに見せる観客の幸せそうな顔に
何かを感じなければ、夜明けは遠いはずだ。

 インドネシア・ジャワ中部地震では5000人以上が
命を落とし、65万人が家を失ったという。
復興への道は、まだ始まったばかりだが
救援物資はもちろん、早いところ街頭に
テレビを設置してほしい。
不安な夜を過ごす人々に、W杯は
希望の光を与えるのではないだろうか。

 アジア勢で初めてW杯本戦に出場したのは
何を隠そうインドネシアである。※

※当時の国名はオランダ領東インド
1938年フランス大会。






Last updated  2006年06月11日 21時57分01秒
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2006年06月10日
カテゴリ:サッカー
 先日、私の元にメールが届いた。
送り主は我がフットサル・チームのエース7番の
叔父さん、通称サブちゃんからだ。

 サブちゃんは私なんかと比較にならないくらい
古くからのサッカー狂である。
これまで日本サッカーの修羅場を
何度も味わったが、それでも見捨てることなく
追求している。

 でも、川渕三郎キャプテン(日本サッカー協会会長)と
スタジアムで擦れ違った際、激励したのに
あっさりと無視され、今でも
「アイツが一番キライ」
と断言している。やれやれ、川渕キャプテンも
とんでもない人を敵に回したものだ。

 さて、届いたメールだが

「おひさしぶりです。
1974Wcup開幕ですね。
優勝はハイチか東ドイツでしょうか?


 これだもんな。
やはりギャグも質が違う。
他の追随を許さない。

 さらに

「本選しかないですが、過去データベースありました。
http://members.jcom.home.ne.jp/wcup/

 こんなサイト情報まで教えて下さった。
さっそく閲覧すると、過去の膨大なW杯の歴史が
細かく記されている。これを全部書籍化したら
相当分厚い本になることだろう。

 さっそくブラジル代表の栄光の歴史を拝見。
すると、優勝した1958年スウェーデン大会のメンバーに
スゴイ名前を見つけてしまった。
王様ペレ(当時17歳)やガリンシャ、代表監督を務めたザガロ
といったビッグ・ネームはもちろん目立つが
やはり気になるのはFWの

ジジ と ババ

である。

 ジジとババ・・・・2人揃って巣鴨のとげ抜き地蔵か?
ブラジルの選手はニックネームが
そのまま選手名になることが多い。
おそらく、これの部類だと思うが・・・・。
 ジーコだってそうだ。
本名はアルトゥール・アントゥネス・コインブラ。
「ZICO」は「やせっぽち」を意味する。
ちなみに、発音は「ジーコ」ではなく
「ジッコ」が正しいとか。

 今大会に出場する選手にブラジルのカカがいる。
レギュラー・メンバーでは、すっかり珍しくなった白人プレーヤー。
ドリブルで敵をかわし、華麗にシュートを放つ。
貴公子と呼ばれる端正なマスク。昨年結婚した相手カロリーネも美人。

写真↓
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1580320/detail

 「カカ」とは、幼い頃彼の弟が
本名のリカルドを正しく発音出来ず
「カカ」と呼んだことが由来。
KAKAの2番目のAにアクセントが付くので
「カカー」と発音する方が正しい。

カカー

カカァ

かかあ

「自分の妻または他人の妻を親しんでいう語。
またぞんざいに呼ぶ語」
(大辞泉より)

 実際にカカがカカァ天下かどうか
知るよしも無い。

 他にも、沢山いる。

・ララ

 クリスチャン・ララ。現エクアドル代表のMF。
今大会の登録選手で一番背が低い。162cm。

・ササ

 現在J1、FC東京所属のFW。本名サンチアゴ・サルセード。

・ネネ


 現在J1、浦和レッズ所属のDF。本名ファビオ・カミーリョ・デ・ブリト。

・ドゥドゥ

 2004年、柏レイソルに在籍した選手。
本名アレサンドロ・シルバ・デ・ソウザ。
日本に馴染めず11試合で退団。
現在はロシアでプレー。

・ペペ

 元ヴェルディ川崎(東京ヴェルディ)の監督。本名ジョゼ・マシア。
もしくは新横浜プリンス・ホテル。
もしくは穂積。

・ダダ
 
 三面怪獣。ウルトラマン第28話「人間標本5・6」(1967年1月放送)に
登場。その風貌は五輪真弓を想像させる。

・チチ

 チチ松村。

・ボボ

 ボボ・ブラジル(ホントはアメリカ人)。

・ミミ

 ミミ萩原。

・トト

 売り上げ不振。先日、国会でも審議されていた。

・モモ

モモ

 私の愛するネコ。二児の母。
コルリさんオッキャイさんとこの
ワンコもモモちゃん。

・パパ


 パパといえば、この人さるぼぼ大希くん
我がフットサル・チームのダイナモ。

 あ、ジョンデビさんもパパになるんだって!
おめでとう!

 さらに、自然薯パパさん
先日、沢山送ってくださったプレゼント。

パパさんから
USJのお土産、イカルのピンバッジ、可愛いフォト・フレーム

 大事に飾っておきます。この場をお借りして
お礼申し上げます。ありがとうございました。

 あれ?何の話を書いていたんだっけ?
あ、カカの話か。うん、まぁ頑張れ。日本戦以外で。






Last updated  2006年06月10日 20時41分23秒
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2006年06月06日
カテゴリ:サッカー
 私が生まれたのは1974年。(歳がバレるね)
その年に行われたW杯では開催国の
西ドイツが優勝した。決勝戦の日付は7月7日。
私は生後1ヶ月を少し過ぎたところだ。

 初めてW杯をテレビで見たのは1986年メキシコ大会。
アルゼンチンのディエゴ・マラドーナは今でも
私達キャプテン翼世代のヒーローである。

 スルリスルリとイングランドの巨漢ディフェンダーを
抜き去り、最後はGKのシルトンまでかわし
倒れこみながらシュート。

 伝説の5人抜きゴールを、NHKの山本浩アナは
忘れることが出来ないアナウンスで日本の国民に伝えた。

「マラドーナ・・・マラドーナ、マラドーナ
マラドーナ!来たーーーっ!マラドーナーーーーッ!」

 どうだろう、このシンプルさと説得力。

 1990年のイタリア大会は衛星放送で
生中継を見ることが出来た。
 1994年のアメリカ大会を見る頃、ハタチになっていた。
日本が「ドーハの悲劇」で出場を逃したことに
改めて悔しさも感じた。ブラジルが24年ぶりに優勝。

 社会人になっていた1998年のフランス大会は日本が初出場。
3連敗という苦い結果、そしてチケット騒動。
その直後からJリーグは観客が減少。
行き場の無い不信感を覚えた。

 2002年は日本にW杯が来た。
初勝利を飾った日本。翌日、患者さんである
92歳のおばあちゃんまで
「ロシアに勝った!」と大喜びしていた。

 あれから4年。
初めて見たときから20年。
生まれてから32年・・・・。

 W杯が、あと数日で始まるのだ。

 と、いうわけで
いつもながら長い前置きだったが
サッカー好きのブロガーの皆さんも
予想を書いてらっしゃることだし
そろそろ私も書いておこう。
予想というより、希望である。

 まずは1次リーグから。

<グループA>
 地元ドイツが1位通過。
南米予選でブラジル、アルゼンチンから
勝利しているエクアドルが堅守を活かして
2位に滑り込む。
少々盛り上がりに欠けるグループだ。

<グループB>
 イングランドは苦戦するも、なんとか1位をキープ。
2位はパラグアイとの堅守速攻対決を
制したスウェーデン。

<グループC>
 最大の激戦区だが、オランダが1位
アルゼンチンが2位。
ドログバ擁するコートジボワールが
物怖じしない戦いぶりを見せるだろう。

<グループD>
 イランが健闘してくれそうだ。
しかし、総合力でメキシコが1位。
2位は苦しみながらポルトガル。

<グループE>
 ここも激戦区。今大会のダークホース候補アメリカが
1位で通過。1次リーグ最大のサプライズは
イタリアの敗退。よってチェコが2位。

<グループF>

 ここだ。ここが一番難しい。
正直なところ、日本の通過は厳しいと思うが
やはり希望を持って2位としておこう。
余計なことは考えたくない。
1位はもちろんブラジルで。

<グループG>

 若きエース、フォンランテンの欠場が決まり
スイスの上位進出が怪しくなった。
しかし1次リーグくらい突破する実力は
あるだろう。フランスが1位、スイスが2位。

<グループH>
 スペイン、ウクライナの2チームと
サウジ、チュニジアの2チームでは
実力に大きな差がある。ウクライナのシェフチェンコは
荒稼ぎの可能性も。スペイン1位、ウクライナ2位。


 トーナメント1回戦。

ドイツ対スウェーデン

 予選で余力を残したドイツが本領発揮。
シュバインシュタイガーの活躍で勝利。

オランダ対ポルトガル

 屈指の好カード。
守備に不安があるポルトガルに
ロッベンが襲い掛かる。
退場者を出したポルトガルが自滅。

アメリカ対日本

 こんなカードが実現したら
2000年シドニー五輪で悔しい思いをした
面々が燃えないはずもない。

 ブラジル戦で指を負傷した川口に代わり
ゴール・マウスを守るのは楢崎。
PK合戦、中田(英)が決め、楢崎が止める。
試合後、嗚咽する自分を想像。

フランス対ウクライナ

 ジダンが不調で苦しむも
シセ、アンリがフランスを救う。

イングランド対エクアドル


 ジェラード、ランパードが中盤を制圧。
終始安定した戦いぶりでイングランド勝利。

メキシコ対アルゼンチン

 これも好カード。先制したメキシコを
アルゼンチンが追う展開。
終了間際に同点に。
延長戦にメッシのゴールでアルゼンチン。

ブラジル対チェコ

 ブラジル、休養明けのメンバーが大活躍。
ロビーニョ、カカが躍動し、アドリアーノが2ゴール。

スペイン対スイス

 ヤング・スイスはスペインを苦しめる。
しかし、52年ぶりのベスト8進出という快挙を
達成するには若過ぎた。スペイン辛勝。

 準々決勝

ドイツ対オランダ

 因縁の対決。
1974年、1990年のW杯で激突。
そして1988年に西ドイツで開催されたユーロ(欧州選手権)の
準決勝でも対戦している。その試合で決勝点を挙げたのが
現オランダ監督のマルコ・ファン・バステンである。
現ドイツ監督のユルゲン・クリンスマンはピッチの上で
そのゴールを見た。

 歴史は繰り返す。
ファン・バステンの再来、ルート・ファン・ニステルローイが
ドイツに一撃。2人の元ストライカーである監督の差、それは
現在のチームに絶対的なストライカーがいるか、いないか
その差だった。

日本対フランス

 アメリカ戦で力を使い果たした感のある日本。
選手層の厚いフランスに圧倒される。
ヴィルトールに突破を許し、トレゼゲに決められる。

 日付変わって7月1日午前6時。
ジーコ・ジャパンの4年間は幕を閉じた。
Mr.Childrenの「蘇生」を聴きながら
エンドロールが頭の中を流れていく。

 ベスト8。
ユース世代から世界を知る選手達のピーク。
1次リーグを突破しただけでも充分なのに
前回のベスト16を超える結果を残し
ドイツを去る。

イングランド対アルゼンチン

 これも因縁の対決。
テベス、リケルメ、メッシーが何度も突破を試みるも
この日のイングランドDF陣には、あのときマラドーナに
あっさり抜かれてしまったDF達の生霊が宿っていた。
次第に苛立つアルゼンチンを尻目に
完全に復調したルーニーが試合を決める。

ブラジル対スペイン

 リーガ・エスパニョーラで活躍するロナウジーニョの
エラシコに、プジョルがたまらずファウル。
絶好の位置からのフリーキック。
ジュニーニョ・ペルナンブカーノが描いた見事な軌道に
壁を作ったスペインの選手達は悪魔を見た。

準決勝

オランダ対フランス

イングランド対ブラジル


 この先は、もうどうなっても構わない。
(もう疲れちゃった~)
希望としては、イングランド対ブラジルの勝者が
オランダに勝って優勝。
敗者は3位決定戦でフランスに勝って3位。
 
 誰でも予想出来るだろうが
やはりブラジルかなぁ。ここまで書いて
そのオチは、あんまりだろうけど。
ジンガを観たことが大きく影響している。

 最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
あと3日、頭の中をリセットして
W杯の熱き戦いを見届けてください。






Last updated  2006年06月06日 21時20分50秒
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2006年05月30日
テーマ:フットサル(1450)
カテゴリ:サッカー
 運転免許の更新ハガキが来ていた。
誕生日まで更新しなければいけないのかと勘違いし
日曜日は小雨の降る中、慌てて試験場に向かった。
実は誕生日の1ヶ月前後で良かったのだ。

 朝から、受付時間よりも早く
大勢の人々が更新に来ている。
今回、私は生涯初となる優良運転者
つまりゴールドカードの獲得を許された。

免許

 手続きと講習で1時間ほどかかり
その後は急いで帰宅し、フットサル場へ。

 今回の大会カテゴリーはオーバー30.
要するに、参加者資格が満30歳以上ということだ。
つい何年か前まではオーバー25なんていう
カテゴリーだったのに、我がチームの平均年齢は
あっという間に30歳を超えていた。

 午後は雨も上がり、陽射しも出てきた。
湿気があるので、なおさら暑く感じるピッチで
我がチームは快進撃。人数が少ないうえに
GKの不在で苦戦を覚悟していたのに
フタを開ければ4戦全勝、しかも全ての試合が
1点差勝ちという勝負強さも発揮。

 最近は不調だったので
是非とも1点取りたかった。
思い返せば、今年は2点しか取っていない。
現在ゴール・ランキング1位の選手は17点。
雲の上の存在となってしまった。

 2試合目、実力では我がチームが
はるか上だったが、油断したのか大苦戦。
同点のまま試合終了間際。
この日絶好調の7番が左サイドからドリブルで切れ込む。
ゴール中央に走りこんだ私に絶妙のラスト・パス。
身体の何処でも構わないから当ててやろうと
滑り込んだら、左足に当たってくれた。
めでたくゴールが決まり決勝点。
実に丁寧なパスのおかげだった。

 それまでのプレーが不甲斐なかったので
大喜びする気にもなれなかったが
ベンチの選手達は大いに励ましてくれた。
これをキッカケとして調子を上げていきたい。

 こんな思いが出来るからフットサルは
やめられない。そして、このチームでプレーすることに
大きな意味を感じる。

 優勝の賞品はドイツW杯使用球と
同じデザインのフットサル・ボール。

★ドイツワールドカップ・レプリカ【アディダス】+チームガイスト フットサル品番:ASF400

 強烈なフリーキックを叩き込んだ7番は
大会MVPに選ばれた。

 帰りにジョリー・パスタに寄って食事。
少し奮発して「イクラとサーモンのパスタ」をオーダー。
さらに「ハバネロ・ソーセージ」も食べたかったが
人気商品のようで品切れ。チョリソーでガマン。

パスタ チョリソー

 やはり優勝の後は気分が良い。
疲れさえ心地良い。まぁ、真の筋肉痛は1日遅れて
私を襲うだろう。

 チームはW杯期間、練習試合はお休み。
試合はリアル・タイムで観たいし
寝不足で走ったら身体を壊す。

 晴れて優良運転者になった私は
さるぼぼ大希くんに借りたサンバのCDを聴きながら
心躍るようなドライビングで家路へ。

 さて、良いことばっかりの日曜日に
見えるが、やはり落とし穴はあった。

 年に数回しか買わない馬券。
この日は日本ダービー。バースデー・ウィークに
花を添えようと、5000円投資した。

 結果は惨敗。おい、武豊。
私をお祝いしてくれないのか?


☆  ☆  ☆  ☆  ☆

 コメントやメールで誕生日をお祝いしてくださった方々
本当にありがとうございます。

 母の話によると、暑かったので
そうめんを食べたら具合が悪くなり
そのまま病院へ直行して産んでしまったそうです。

◇そうめん 16袋入

 そうめんプッシュです。

 今日は友人、ブログで交流のある方々、そして両親に
感謝したいと思います。






Last updated  2006年05月30日 22時58分02秒
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2006年05月29日
カテゴリ:サッカー
 子犬の太郎さんにバトンを頂いた。
「指定型バトン」というらしく、テーマはズバリ
「音楽とサッカー」である。

 ルールは
◆廻してくれた人から貰った『指定』を『』の中に入れて答える事。
◆また、廻す時、その人に指定する事。

 ドイツW杯開幕目前となり
続々と発売されるコンピレーション・アルバムについて
何か書こうと思っていた。一緒に書いてしまおう。

 私のブログ・タイトルが「サッカーと野鳥と音楽」であるから
そのうち2つについて、個別ではなく
あくまで結びつきについて書いてみたい。

最近思う『音楽とサッカー』

 まぁ、最近というかイントロダクションを。
サッカーと音楽の結びつきは相当古いだろう。
スタジアムには人々が集う。人々が集えば
歌が生まれるのは必然である。
多くの人々が、ずっと昔から応援するチームに向けて
「自分達の力で勝たせたい!」
と声援を送りながら、手拍子と歌声を響かせていただろう。

 国際試合では特色があって面白い。
ブラジルはサンバのリズムが入るし
オランダはトランペットで伴奏する。
イングランドは、やはり男臭くて野太い声が似合う。

 日本では、どうか。
日本のスタジアムで歌声が響きだしたのは
おそらく1992年のアジア・カップ広島大会であろう。
それまではチア・ホーンを勝手に鳴らして
雰囲気を盛り上げていたが、Jリーグ開幕を控え
ファンが急増したことが大きな要因となり
集団で手拍子と歌声で後押しするようになった。
いわゆるサポーターの登場だ。

 この頃から、長い間愛されることになる選手別応援歌の
数々が産声を上げた。
「カズ・ゴール」
「中山ゴン・ゴール」
「ゲット・ゴール福田」

 ときには、そのゴールを渇望しながら
ときには、そのゴールを賞賛しながら
私達は声が枯れるまで歌い続けた。

 他には、映画「スティング」で使われた「エンターティナー」や
アイーダの「凱旋行進曲」なども、この時代から
歌われていたと記憶する。

 その後、赤い鳥の「翼をください」や坂本九の「上を向いて歩こう」
さらにペット・ショップ・ボーイズの「ゴー・ウエスト」などの替え歌も
日本代表の熱き戦いを演出した。

 普段は応援歌という枠に捉われず
サッカーと音楽を楽しんでいる。

 例えば、愛する東京ヴェルディが勝利したときだけ
聴く曲がある。

「Brazilian Cafe[']-MENTHOL」~take me aosis
Brazilian Cafe-MENTHOL~take me aosis

 このCDの1曲目、ホメロ・ルバンボの「アベナイダ・セントラル」。
激しいサンバのリズムのイントロから清涼感溢れるギターの
サウンドが勝利に酔う時間を盛り上げてくれる。

 しかし、負けてしまったときは・・・・

ザ・ビートルズ
THE BEATLES

 真っ白なジャケットが有名なビートルズ初の2枚組
通称ホワイト・アルバムだ。これの1枚目に収録されている
「アイム・ソー・タイアード」を聴き、どっぷり敗戦に
疲れ果てる。そのまま聴くとポールの「ブラックバード」へ。

♪ブラ~ックバード、フラ~イ

 黒星なんて飛んで行け・・・・と、こじつける。
さらにピッギーズ、ロッキー・ラックーン、ドント・パス・ミー・バイと
穏やかな曲が続くので、充分癒してもらえる。

この『音楽とサッカー』には感動


 もう6年前の話だけど
イングランドでアストン・ヴィラ対アーセナルを観戦。
ハーフタイムに流れたドリス・デイの「ケ・セラ・セラ」。
激しい攻防の合間に、穏やかなひととき。
スタジアムの雰囲気も手伝い、涙が出るほど感動した。

ヴィラ・パーク

◆ドリス・デイ/ケ・セラ・セラ

◆こんな『音楽とサッカー』はいやだ

 W杯を利用して、そのときだけ
サッカー好きとなって応援歌を出すとか
人気のアーティストをオープニング・テーマに
起用して関心を高めるテレビ局とか・・・・。
毎日聴くことになるんだから、クセのないものに・・・・
サビだけじゃ盛り上がれないぜ・・・・。

 まぁ、別にいいや。

◆この世に『音楽とサッカー』がなかったら

 音楽との結びつきが無ければ、それぞれが
勝手に騒ぐだけのスタジアムになっていたはずだ。
野次やブーイングが増え、世界で一番人気のある
スポーツにならなかったかもしれない。


 最後に、私が好きなサッカー・ソング・ベスト5を
強引に書かせて頂こう。

・ドラム・マジョレット

 伝説のサッカー番組「ダイアモンド・サッカー」
オープニング曲。実況・金子勝彦氏の
「サッカーを愛する皆さん、こんばんは」
という名調子が聞こえてくる。

・ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン

 イングランドの名門リヴァプールFCの
サポーターがハーフタイムに合唱する曲。

・オラ!ヴィトーリア! (インストゥルメンタル)

 EURO2004(欧州選手権)でTBS系列の
オープニング曲。ドリームズ・カム・トゥルーが
歌っていたが、カップリングに入っている
高中正義のインスト・ヴァージョンがカッコイイ。

・ファンタスティック・ゲーム

 サッカー狂ミュージシャンであるカジヒデキの作品。

・ザ・グレート・エスケープ

 名作「大脱走」のテーマをイングランド・サポーターが
応援歌に。これをリミックスした曲をフジテレビ系列の
スポーツ番組内で中田英寿のテーマとして起用。

☆ドイツW杯へ向け、コンピレーションCD☆

フジテレビ・サッカー・レジェンド2006
フジテレビ・サッカー・レジェンド2006

 これがイチオシ。フジテレビ系列の「すぽると!」で
使用されている気になる曲が詰め込まれている。

グレイテスト・フットボール
グレイテスト・フットボール

 ダルファーの「MICKY MOUTH(Football Mix)」や
「翼をください」など、定番ソングがズラリ。

〔送料無料キャンペーン中〕オムニバス ワールド・フットボール・アンセムズ-CD-
ワールド・フットボール・アンセムズ

 なかなか良い選曲。ドラム・マジョレットやゴー・ウェストなど
オリジナル音源が多い。

【CD】ULTRAS 2006 <2006/4/12>
ULTRAS 2006

 サポーター集団ウルトラス・ニッポンが
レイザーラモンHGや次長課長などとユニットを組んでいる。

オムニバス/VOICES~2006FIFAワールドカップ・ドイツ大会 公式アルバ
VOICES~2006FIFAワールドカップ・ドイツ大会 公式アルバム

 公式テーマ・ソングであるイル・ディーヴォの「ライム・アワ・ライヴス」
さらにロッド・スチュワート、エルトン・ジョンの名曲も。

【CD】TRANCE HEAVEN meets超ワールドサッカー SOCCER TRANCE<2006/4/26>
TRANCE HEAVEN meets超ワールドサッカー SOCCER TRANCE

 これはちょっと・・・・。急いで作った感じだ。
選曲は悪くないけど、ちょっと安っぽい気がする。

●送料無料!オリジナル・サウンドトラック/ゴール!
ゴール!オリジナル・サウンドトラック

 ドイツW杯に先駆けて公開された映画「GOAL!」の
オリジナル・サウンドトラック。オアシスやハッピー・マンデイズが
参加している。

ole ola
OLE OLA FUTEBOL BONITO!

 さるぼぼ大希くんが貸してくれたサンバのCD。
コレ、最高だった。

batucada
Batucada Fantastica Vol.3 Luciano Perrone

 今一番気になってるCD。バトゥカーダという打楽器のみで
構成されたサンバの名盤らしい。
サンバに関しては、いずれ改めて書きたいと思う。

 サッカーに関するCDは多く所有しているが
当たり外れが激しいのが難点だ。中には
ヒドイ企画モノもあるので、参加アーティストを
よ~く見てからの購入をオススメしたい。

 子犬の太郎さん、遅くなってすいませんでした・・・・。
R2号さん、よろしかったら
「山形とラーメン」でお願いします。






Last updated  2006年05月29日 22時55分23秒
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2006年05月25日
テーマ:フットサル(1450)
カテゴリ:サッカー
 GW期間中にフットサルの大会に参加したとき
革命DEポン君が1枚のチラシを見せてくれた。
彼の口調は珍しく興奮していた。

「コレ、観た方が良いよ!」

 そのチラシには青い文字で
「GINGA」ジンガ)と書いてあった。

ジンガ
クリックでオフィシャル・サイトへ

「この映画を観たら、今まで出来なかったリフティングが
出来るようになった」
「もうブラジルに行くしかない」
「みんなでカポエイラを学ぼう」

 いつも会話の80%が冗談で構成されている彼が
珍しく本気度100%だった。

 その数日後に練習試合に参加してくれた
先輩も同じチラシを見せてくれた。
そして、さるぼぼ大希君も映画館へ向かった。

 そこまで彼らを本気にしてしまう映画「ジンガ」とは
いったいどんな映画なのか。
それを見逃すことは許されない。
私は極悪友ベンチーニョ君を誘って
大雨の降る水曜日、渋谷の映画館Q-AXを目指した。
21時半スタート。終わるのは23時である。

 サッカーに関連するアイテムを持参すれば
当日料金1800円が1500円に割引される。
もちろん私は東京ヴェルディのユニフォームを着用。
ベンチーニョ君はブラジル代表のユニフォーム。(ニセモノ)

 1500年にポルトガルはブラジルを植民地化。
労働力として、アフリカ大陸から多くの黒人が連行され
奴隷になった。カポエイラは黒人奴隷が、看守にばれないように
ダンスのふりをして修練した格闘技といわれる。
手技はほとんど無く、地面に手をついて蹴ったり
逆立ちをしたりと、独特の動きを持つ。
カポエイラは差別と権力に抵抗する手段だった。

 ジンガとは、カポエイラのステップのひとつ。
「よちよち歩き」の意味。ブラジル人の誰もが持ち
フッチボル(サッカー)とサンバに欠かせない要素だ。

 この映画は、それぞれに夢を持つ10人の
ドキュメンタリーで構成されている。

 プロテストに明け暮れる少年が見せる抜群のテクニック。
身体が小さいという理由で20回以上も不採用。
しかし、全く屈する様子は無い。

 交通事故で片足を失った青年が
杖を巧みに使いながら強烈なシュートを放つ。
パラリンピックに出て優勝するのが目標。

 将来はお菓子屋さんになりたいという
リフティング・チャンピオンの女の子などなど・・・・。

 約32億円でスペインのレアル・マドリードに
移籍したロビーニョも登場。少年時代のプレーを
恩師と共に振り返る。

 テンポが良く、プレーを追うカメラ・アングルも
迫力と華麗さを殺さない。音楽も秀逸である。

サントラ/オリジナル・サウンド・トラック「Ginga」
オリジナル・サウンド・トラック

 貧しくて、家が狭くて、他に遊ぶことがない。
とにかくサッカーしかない。
サッカーはボールがあれば裸足でも出来る。
道路でも出来る。

 寝ても覚めてもボールを蹴る。
1畳分くらいのスペースがあれば充分だ。
リズムを刻めばサンバになる。
夜は好きな人とダンスをして、朝起きたら
神に祈りを捧げる生活。

 日本人が経験するような部活動とは全然違う。
そこに上下関係は無く、上手いヤツがカッコイイ。
肩の力を抜いて、いかに気持ち良くフェイントで
抜き去り、相手を悔しがらせるか。

 セレソン(ブラジル代表の愛称)とは
そんな人々の頂点に立つ集団なのだ。

 日本はドイツW杯でブラジルと対戦する。
とんでもない国を敵にしてしまった。

 日本人は裕福な上に、娯楽が多い。
家に居ても遊べるし、飽きれば次から次へと
遊びの対象を変える。路上でボールを追う少年の姿を
すっかり見かけなくなった昨今。

 もう、血が違うのだ。
この差は埋められないかもしれない。
ごく少数の貴族が楽しんでいた蹴鞠と
奴隷になって苦しい中で習得したカポエイラ
どちらが現代のサッカーに通じるのか
誰の目にも明らかである。

 フォーメーションとかフィジカルなんて関係ない。
いかに楽しんで、相手より多くのゴールを決めて
勝つか、それだけなのだ。

 DVDが発売されたら間違いなく買うだろう。
そして何度も観るはずだ。

 この映画に出会えて良かったという気持ちが70%
残りの30%は絶望に似た脱力感である。
映画館を出た私とベンチーニョ君が、開口一番

「ブラジル、優勝するんだろうな・・・・」

 もちろん、ドイツW杯では精一杯日本代表に声援を送る。
最初から負けるなんて思いたくない。しかし、本当の意味で
日本のサッカーが、ブラジルのフッチボルを追い越すときが
果たして来るのだろうか。
日本人独自のジンガが生まれるまで
いったい何年待てば良いのだろう・・・・。






Last updated  2006年05月26日 00時45分24秒
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