2017/12/09(土)09:04
確認:便秘の考え方 名古屋市 鍼灸院 木戸鍼灸院 0523324171
当院には何十年も便秘薬を飲んでいる患者さんが来ます。
西洋の薬に頼ると排便の感覚が狂います。交感神経優位になり、副
作用がでてきます。常用はおすすめしません。
効果が無いという意味ではありません。
薬というのは、「応急処置」としての使用が妥当なのです。
基本的には、
1食事の内容、2適度な運動(20分)、3睡眠(6時間)がとれているか?
4過度な精神緊張がないか? 5西洋薬を飲み過ぎていないか?
など、ご自分の生活を振り返ってみることは大切なことです。
ある患者さんは西洋薬をなんとか手放したかとおもいきや、次は
センナ茶をかたーく握りしめて放してくれません。笑
どうしても出ないときのみという条件付きでのお茶でしたが、
毎回依存しています。
センナ茶は陽虚、陰虚、血虚体質には不向き。
腹巻き、ズボンのしたにスパッツ、靴下のかさねばきをしても下半身の冷え
があるような患者さんには不向きなんです。
過食してお腹いっぱいに食べて、出ませんという場合がセンナ茶の本来の
役割。
基本的に便秘にきくお茶は体を冷やす作用があるので、まずはお風呂で
体をしっかり温めて。シャワーはだめですぞ~。
体ってとっても素晴らしくできていて、大切に上手に扱えば快適にすごせます。
まずは自分の体質を正しく把握することです。当院ではそこのところを詳しく
説明しております。
ちなみに私は便秘知らず。旅先や出張で排便を逃しても翌日には出てくれます。
しかし、高校生のころは、1ヶ月に一回くらい漢方便秘薬のお世話になってい
ました。明らかに身体が冷えていました。ピアノの特訓で交感神経優位状態でも
ありました。
中年になり、温かい養生 & 一日二食で快便です。
木戸鍼灸院