カテゴリ:雑感
26日の実践練習の時のことです。
由良さんが中島さんとの送氣練習中にわいてきたあるイメージの話がちょっと気になったので耳を傾けていました。 「桔梗の花と、国民服を着た男性と女性の姿。赤ちゃんの姿も見えます。国民服ということは戦時中のはずなのに、非常に穏やかで幸せなイメージです。」とおっしゃいます。 その直前に私はある絵本のことを考えていたのですが、その絵本にある写真そのものです。 何故かその絵本をこのヒーリングルームに置こうと考えていたときだったのでびっくりしました。 この1枚の写真には大きな意味があります。 「いわたくんちのおばあちゃん」という絵本に挿入されている写真です。 そのイメージを聞いた瞬間に「それっていわたくんちのおばあちゃんじゃないの?」と言いました。 由良さんはその途端「そうです。」と答えます。 そして大粒の涙を・・・・・・。 「原爆の怖さ、戦争の悲惨さ愚かさを伝えて・・・・・・・。」というメッセージだと感じました。 このおばあちゃんとは氣導士の岩田美穂さんの実のお母さんです。 先年残念ながら亡くなられましたが、娘さんである岩田さんは今もボランティアで語り部活動をされています。 岩田さんは子供たちに原爆の話を伝えるとき、いつもこう結ばれるそうです。 「『戦争なんてずっと昔の話』、なんて思わんでね。ひょっとしたら、『未来の話』になるかもしれんのよ。 『未来』、それは、君たちみんながつくっていくものだからね」と。 何故か今、日本はその戦争を是とする方向に進もうとしているように思えます。 世界の恒久平和を若い人たちには求めていっていただきたいという想いが日に日に強くなっていきます。 戦争を知らない世代の人達に是非読んでいただきたい1冊です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 27, 2013 11:32:23 PM
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