2013/03/08(金)23:42
『走りながら考える』
『走りながら考える』為末大 著(ダイヤモンド社)を読みました。
Twitterをいつも読みながら、為末氏の巧みな文章表現に関心していました。また、非常にわかりやすい言葉で書かれています。
元スポーツ選手だとは思えない、豊富な語彙力に、ひきつけられていました。
今回、初めて本を読んでみました。
本の内容は、人生をハードルと考え、為末氏の哲学から、人生を上手く生き抜く方法が書かれている。
よかった点は、客観的に人生を捕らえて、ダメなものはダメと割り切って次に進むことを考えること。
別の表現では、世の切なさや辛さ、無常観とどう向き合うか?ということの大切さがわかりやすく説明されている。
「努力は大切なことだけれども、努力以外で決まる勝負もある。」
「行きたいところへ行く道は、実はたくさんある。違うと思ったら、別の道へ行けばいい。」
良く有りがちな、我慢することや、耐えること、嫌でも続けることといった考え方ではなく、不条理なことを客観的に捕らえて、自分の人生を柔軟にコントロールしていく。そのヒントが書かれている本でした。
本当に文章がうまい。だから読んでいてもわかりやすい。
知的な方だと思います。機会があれば、もう1冊読んでみたいです。
『走りながら考える』
為末大著(ダイヤモンド社)
○ラン 12キロ
○スイム 2キロ
○筋トレ