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結婚式の会場はミョンドンの「ラルチェ」。なんでもドラマにも使われた有名な結婚式場とのこと。ロビーはとてもおしゃれで、見たことがないほどの規模、そして豪華さでした。
ロビーにいると続々と生徒さんたちが集まってきます。そう、日本からの当校の受講生、韓国に留学中、もしくは駐在をしている受講生の方々と待ち合わせることになっているのです。総勢10名ほど。 韓国にいらっしゃる方は特に久しぶりにお目に掛かるので、とても懐かしく、近況を伺いながら楽しく談笑。皆さん、本当にたくましいです。そして、韓国にとても合っているようで、なんだか嬉しくなりました。 先生のご両親にご挨拶をしたり、受付を済ませたりしながら式が始まるのを待ちます。 ![]() いよいよ式が始まります。なんとマジックショーが会場を盛り上げてくれます。 ![]() アナウンスもまるで韓国のテレビショーのような盛り上げ方!韓国ではいまこういう式が流行っているんですね。 ![]() 新婦(先生)のお母様、新郎のお母様が並びます。お二人とも、すっごく可愛いらしいお母様なんです。なんでもとても仲が良く、親戚づきあいもとても円満だとか。良いですね~。 ![]() 先生が登場!本当に綺麗です~~~~。旦那さんもモシッソヨ!見るのに必死で良い写真が撮れず、ごめんなさい。先生から式の前に撮影された写真をいただいたので、是非こちら↓をご覧下さい……。素敵でしょう!? ![]() そして、こちらが「チュレ(主禮)」。辞書を引くと「媒酌(ばいしゃく)」とあります。韓国ではこれをどんな方に行っていただくかが両家の大きなトピックになります。 ![]() 先生がご両親に挨拶。感動の場面です。 ![]() その後、先生の親友がスピーチと歌を披露してくれました。「ウンジュヤ、チュッカヘ(ウンジュ、おめでとう!)」の一言にウルッと来てしまいました。 ![]() すると風船が来場者に配られました。なんだなんだ……と思うと、新郎新婦の幸せを願い、空に飛ばして、という演出。え?空? ![]() そう、なんと天井が空き、青空に風船が吸い込まれていきました!音楽が流れ、鳥肌が立ちました。感動の瞬間!! ![]() その後、韓国の伝統挙式、ペベクを見に行きました。「先生、かわいい~~」とみんなでデレデレしてしまいました。新婦がナツメを多くキャッチすれば子宝に恵まれるという言い伝えがあるのですが、先生によるとシオモニ(新郎のお母さん)が多くを投げられず、シアボジ(新郎のお父さん)から本気で怒られていたのだとか(笑)。 ![]() その後、お食事をいただきに食堂に行きました。こんな大きなレストラン見たことがない!というほどの規模。そしてビュッフェのメニューでした。ものすごいマンモス結婚式場です。長テーブルでなく、円卓でいただきます。ちょうどみんなで座ることが出来、和気藹々と食事をいただきました。 ![]() 実はこのとき私は、朝のチャーハン、旅の疲れ、直前のタクシーのおじさんとのやりとりが元となり体調が思わしくなく、受講生の皆さんが荷物を持ってくれたり、娘と食べ物を取りに行ってくれたり、話しをしてくれたりと随分助けて下さいました。本当にありがとうございました。 お陰でゆっくり幸せな時間を過ごし、会場を後にしました。ミョンドンの地下鉄の駅で皆さんと別れ、私と娘、そしてUさんとでタクシーに乗車。娘が昼寝モードでぐずぐずだったので、娘と一緒に私もタクシーの中で目をつむりました。 ホテルに着き、寝ている娘とソファに倒れ込み?ます。Uさんが荷物を運んでくれました。助かりました! 夜の飛行機だったので、まだ少し時間があるのでソファで休み、娘が起きるのを待ちました。寝起きが劣悪の娘をなだめるのは、気力体力があるときでないと非常に辛く、このときはとてもしんどかったです。が、時とともに娘も私のただならぬ状況をなんとか察知してくれました。 着替えたり荷物をまとめたりしてリムジンバスに乗ります。ああ~楽ちん!リムジンバス。もうタクシーは乗りたくない(爆)! 「○○ちゃん、ママ具合悪いの。寝てていい?」とお願いし、横になりました。娘は渋滞の中、おとなしくしていてくれました。通常だったら45分くらいで金浦に着くはずなのですが、この日は連休初日で大渋滞。1時間半掛かってしまいましたが、逆に空港で時間も余らずちょうど良かったです。 空港で頭痛薬を飲んだりもし、少しずつ気力体力が回復。良かった!成田に着いた頃は、すっかり良くなっていました。 成田に着いたのは夜の10時半頃で、娘が寝てしまうのでは、寝てしまった娘を抱えて出国審査をしないといけないのでは、ということをこの旅で一番心配していたのですが、前日、前々日の「夜更かし」が功を奏し、娘の目はギラギラ(笑)。ロビーに迎えに来ていた夫と「パパー!!」と感動の対面をしました。私もホッとしました。 留守番していた下の娘も夜中何回も起きては泣いていたとのこと。本当に家族の理解なくしては実現しなかった韓国の旅でした。いろいろあったけど、小さい娘と韓国に行って、無事帰ってこれた。これだけでも本当に嬉しい。そして、すごく楽しかった!! 娘にも「韓国の何が楽しかった?」と聞いたら「ぜんぶ!!」と言っていました。子供は社交辞令は言わないので、本当にすべてが楽しかったんだと思います。良かった良かった。二重丸の旅でした。 こんな機会を与えてくれた先生、そして一緒に過ごしてくれた受講生の皆さん、本当にありがとうございました。
Last updated
April 10, 2010 05:53:38 PM
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