テーマ:模型鐵道(693)
カテゴリ:電子工作
昨年のWATASHI見本市でBトレインの運転体験会のとき、小さな子どもも簡単に操作できようにとボタン式のパワーパックを作ったところ、とても楽しそうに子ども達が操作していました。
子どもが楽しいのであれば大人だった楽しいはず。 私自身で遊んでいてもとっても楽しく遊べ、運転が病み付きになってしまします。 せっかくなので、ヤフオクを通して楽しさをお裾分けできないかと量産に向けた試作を始めました。 量産といっても、ひとつひとつ手作りなので、週末起業レベルでは1週間に1個作れたらいいかなぁってレベルです。 まずは配線を簡略化するためのプリント基板を作ります。 いちいち万能基盤に電子部品を乗せて配線していくには効率が悪いので、エッジングでオリジナルのプリント基板を作ります。 下の写真はまさにエッジングで回路意外の余計な銅箔を溶かしているところです。 下の写真はエッジングが終ったプリント基板です。 これで25台分の回路基板です。左は版で右が基盤です。 基盤をひとつひとつ1台分の回路に切り離し、部品を乗せるための穴をあけているところです。 ドリルの直径は0.6mm。慎重に行わないとドリルが簡単に折れてしまいます。 お次はケース加工です。 予め穴あけ用の治具をつくって、穴あけ位置を簡単に決めることが出来ようにしています。 CADを使って部品の干渉が内容に設計するのですが、いざ実際に穴あけをすると部品同士が干渉して組み付けられなかったり、それをさけるとデザイン上見栄えが悪くなったりと試行錯誤を繰り返しながら穴あけ治具を調整していきます。 納得がいくものが出来るまで、5台分のケースをオシャカにしました(笑。 下の写真が穴あけ済のケースです。 おっと、上の治具と写真を撮る方向が逆でしたね(笑。 下の写真ケースに部品を組み付け配線をしたところ。 このとき結構ケースに傷を付けてしまったり、ハンダごてでケースを溶かしてしまったり気が抜けません。 下の写真のように完成です。 緑のボタンを押すと加速、黄色のボタンで減速、赤のボタンは緊急停止です。 緑のツマミは加速度の設定。時計回りに回すほど速く加速します。 ボタンを離すと速度を維持します。 黄色のツマミは減速度の設定。時計回りに回すほど速く減速します。 ボタンを離すと速度を維持します。 赤のツマミは最高速度の設定です。 トグルスイッチは前進と後退の切り替えです。 こんな感じで量産試作品が出来ありました。 試験走行もバッチグーで、Bトレイン、Nゲージ、HOゲージとも楽しく運転が出来ました。 車両によって車重やモーターの特性が違うので、好みの加速度減速度に設定できます。 近々、ヤフオクにお目見えしますので、よろしくお願い致します。 キハ 拝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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