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やきものができるまで

 スリップウェアと粉引湯呑

 やきものができるまで 
 
 やきもの作りに限らず、どのような仕事にとっても下準備が大切であることにかわりありません。これをおろそかにすると作業ははかどらないばかりでなく、思わぬ失敗の原因となる場合もあります。重いものや、1200度以上の高温を扱うやきものの仕事においては危険を伴うこともあるので注意が必要です。
 ここでは、いざ土でかたちを作る前の準備から始まり、出来上がったものを窯で焼きあげるまでに必要な様々なことを写真付きで紹介します。もちろんやきものといってもいろんな技法があるわけですが、ぼくのたくさん手がけているスリップウェアの角鉢と粉引の湯呑茶碗を例にとって説明していくつもりです。

 すでに陶芸を始めている人にとってはわかりきったことばかりかもしれませんが、やきものを作ったことがない人には「なるほどなぁ」と思っていただけることがあるかもしれません。時には一般的なやきもの入門書とは違った方法や理解があるかもしれませんが、これは「やきもののつくりかた」ではなく「やきもののできるまで」を生畑皿山の場合を例に説明したものだからです。ぼくは製陶法を学術的に修めた訳ではありませんので、不合理な点もあるかもしれません。

 次の窯焚きに向けて実際に作業をしながら順次アップしてゆくつもりです。
 何か質問のある方は「掲示板」のほうにお気軽にどうぞ!
 


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