テーマ:★留学生活★(629)
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今日は1年に1度の発表会の日。
昨日の雨のせいか、肌寒い。 まったくこれだから……、と台北の天気の悪口を言うのは、今日は止めておこう。 参加は自由だったのだが、12もの演目がそろっていた。 私たちは2クラス合同で劇をやるのだ。 会場に着いてすぐに気付いたことは、スクリーンが舞台の前面にあることだった。 劇はアニメの絵を放映しながら、その動きに合わせて進めていく方式を取る。 それなのにこれでは映像が見れず、内容が理解しにくくなってしまう。 案の定、効果は半減してしまった。 いつもの練習と違うことに戸惑った私たちは、舞台の後ろ部分に固まってしまった。 失敗だと思った。 舞台で一度も練習したことがないと、そういうことになるのだ。 合わせて、場所や時間の関係から2クラス合同で練習したことがなかった。 何とも達成感のない気持ちで舞台を降りた。 先生は「よかったよ」と言ってくれたが、やりきれなかった。 が、気持ちを切り替えるべく他のクラスの発表を見続けた。 発表の雰囲気から、クラスの仲の良さが分かって面白かった。 私たちもやるだけやったのだ。 楽しかったのならそれでいいじゃないか。 見ながら、今期で帰国する人が多いことを思い出していた。 この中の何人が来学期もここに残るのであろう。 私がここにいるのも来学期までである。 この中のほとんどの人は、帰国後はもう会うこともないであろう。 そう考えると、今ここにこうして居ることが、何とも不思議に思えた。 発表終了後、皆で貸切バスに乗ってホテルにバイキングを食べに行った。 学校側が準備してくれたものである。 お腹がすいていたこともあって、小龍包、チャーハン、刺身・・・・・・、とたくさん食べた。 果物とケーキも食べ、最後は明治のアイスクリームで締めくくった。 帰宅後、すぐに一人で中華電信に向かい、携帯番号のチップの再発行手続きをした。 入り口でどこに行けばいいかを聞いた時、「(中国)大陸から来たの?」と聞かれた。 巻き舌を使うからかもしれないが、ネイティブと間違われたのは嬉しい。 無事に手続きを終え、ほくほく顔で歩いて帰った。 助けられながらも、こうして一人で事をなし終えた満足感はこの上ない。 明日携帯を借りられることだし、ありがたみをかみ締めながら大事に使おう、と風に誓った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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