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昨日の朝、佐賀の主人の実家が火事になりました。
実家というか生家?ダンナが生まれて、幼稚園までを過ごした家でした。 家を義両親が建てた後は、賃貸ビルにして。 うちのビルは居酒屋、美容室等が入ってたけれど今回のもらい火でほぼ全焼に・・鉄筋の部分だけが残って焼け落ちた2階天井から空が見えてました。 当直だったダンナが「家が燃えようと!」って帰ってきて何がなんだか分からず、義姉家族と慌てて実家に帰って。 義母は知らせの電話が入って6時から現場に行ってました。 でも私も旦那も外壁が焦げたくらいのボヤで済んだんだろうと思ってたけれど、とんでもなかった・・・ 出張中の義兄から「昼の全国ニュースであってた」とメールが入り、火事のひどさを余計に実感。 商店街、アーケードを抜ける途中、すぐ近くに店を持ってるダンナの友達と会って「あんたんち、やばかよ。あの一角全焼しとう」と聞きました。友達の店は風の向きと反対で全焼は助かったようです。 焦げ臭さと視界の悪さの間から見えてきたのは、全焼した店、店。 一応繁華街、密集した古い建物でほとんどが木造だったから一気に燃えたのでしょう。私が住んだ家じゃないけれど、ショックでした。涙が出そうになってグッとこらえました。 一度鎮火して、消防が引き上げかけた時うちのビル3階部分からまた火がくすぶってきて・・・うちの残った鉄筋部分が煙突状態になったようです。 重油を給湯に使ってる店もあったので結局、午後3時過ぎまで完全鎮火はかかったようです。 義母も初めは全焼とまでいかないと思ってたものの、火の勢いに消防の水も足りなくなって、お堀から引いてくるさまを見てダメだと思ったと言いました。 燃えていくのに何も出来ないって。。。 不幸中の幸いは、出火元がうちじゃなかった事、住んでた家じゃなかった事です。 消防士3人がケガしたけど、他は誰も無事だった事。 そしてすぐ横のアーケード、商店街まで火が広がらなかった事です。 ボヤで済むだろうからとこっちから行くまでは言ってて、「義父さんはビル壊さんって言うやろうね」と甘い事言ってたけど・・ 火事の一角には残せる建物は何もありませんでした。 16軒が全半焼の火事は、火元の居酒屋の火の不始末とか放火と言われる中、今日から本格的に現場検証が入リます。 その後住人、オーナーさん達で話し合い、一度に解体となって・・ こんなに身近で火事にあって、ほんとに火事は怖いと思いました。 先月の突風、竜巻の被害には遭わなかったけれど義両親は佐賀商工の破産にあって、義父の心臓手術、そして火事と大変な1年でした。でも「この火事でこれまでのそしてこれからの厄を持っていってくれたらいいですね」「きっと厄を持っていってくれましたよ」と話してきました。 夕方のニュースを「お母さんが取材受けたってよ」と言いながら探しました。「佐賀弁やけん、字幕が入るやろ~」と言ってたくらいだったのでうちはまだ良かったのかなと思ってます。 でも義父はまだ見たくなかったのでしょう。ニュースは見るものの現場には行きませんでした。 みなさんも火事にはほんとに気を付けてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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