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キイロマンの地球観撮日記

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2025年08月24日
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カテゴリ:写真
映画 国宝 ではなくて
今回は、本物の国宝について
東京国立博物館より


東京国立博物館


日本に国宝は1144件ありますが
そのうちの120件近くを日本刀が占めます
日本刀がいかに日本文化の歴史と文化を担ってきているかがわかります
今日はそのうちの2点、東京国立博物館に展示されていたものを載せます
国の持ち物なので撮影可


大般若長光 
小さい頃から気になっていた刀
運良く見ることができました
派手な刃文ですね
かっこええ

大般若長光



大般若長光



「大般若長光」備前長船の刀工・長光(ながみつ)の代表作。室町時代、名刀でも50~100貫(1貫は1,000文)程度とされていた頃、鑑定家の本阿弥家が、この太刀に銭600貫という破格の代付(だいづけ:価格)をしたことから、「大般若波羅蜜多経」(だいはんにゃはらみったきょう)の経典600巻にかけて、この名が付けられました。 元々は足利将軍家の家宝だった刀が、織田信長、徳川家康と天下人の間を渡り、明治維新後は、愛刀家で知られる伊東巳代治(いとうみよじ)伯爵のもとへ。国宝指定を受けて、現在は東京国立博物館の所有となっています。

刀剣ワールドより



それから皆さんご存知の名刀正宗
数々の伝説が語り継がれていますが
恐ろしく切れそうに見えます

中務政宗

相州正宗 中務正宗



相州正宗 中務正宗


「中務正宗」(なかつかさまさむね)は、徳川四天王のひとりである「本多忠勝」の愛刀で、号の由来は、本多忠勝の官位が中務大輔(なかつかさたいふ)であったため。なお、本多忠勝は桑名藩初代藩主であったことから、「桑名正宗」(くわなまさむね)とも称されます。 本多忠勝は本刀剣を「本阿弥光徳」(ほんあみこうとく)の仲介で購入し、正宗の作と極められたことから、差表の茎に、「正宗 本阿(花押)」と金象嵌銘を入れました。その後、徳川家康に献上され、以降徳川家に伝来。「埋忠銘鑑」によると、1606年(慶長11年)、差裏に、金象嵌銘で「本多中務所持」と施されたとされています。 本刀剣は、鎌倉時代中期に相模国の名工・正宗の手により作刀されました。作者の正宗は、「粟田口吉光」、郷義弘と共に、「天下三作」のひとりに数えられており、「相州伝」と呼ばれる作風を確立させた名工です。正宗の作風は、反りが浅く、身幅が広い太刀姿をしており、刃中に足や葉、金筋などの働きが交じり華やかな様子。本刀剣も、鎬造りで反り浅く、身幅は広く、中鋒/中切先延びごころとなった太刀姿をしており、鍛えは、板目やや肌立ち、地沸が厚く、地景も入り、湯走りがあります。湾れと互の目、小乱れが交じった刃文は、足・葉共にしきりに入って、匂深く、砂流しと金筋がかかって絢爛です。

刀剣ワールドより


この日、東京国立博物館では
金銀鍍宝相華文透彫華籠 
という国宝も展示されていたのですが
こちらは寺の持ち物で、残念ながら撮影ができませんでした
とても繊細で精緻な細工の作品でした


https://www.kyohaku.go.jp/jp/collection/meihin/kin/item06/


国宝は昨年の2024年の1月には1137件だったので、それから7件増えてますね
国の文化財保護法に基づき、日本において歴史上または芸術上の価値が非常に高いもの、そして学術上の価値があるものが国宝に指定されるらしいです



博物館内映像


東京国立博物館


菩薩の影












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最終更新日  2025年08月25日 20時04分10秒
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