顔芸
今年の大河ドラマ 光る君へ が終了しましたとりあえず全編、観通しましたが最後は締まらなかった道長には、後半、権力欲の虜になってゆく様を期待していたのだがそういう話には持っていかなかった肩透かしで面白くなかったな例の 「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたる ことも なしと思へば」 の歌を詠む回もありましたが、凡庸でしたこの歌には新解釈もあって、それも面白いのだけどhttps://www.yomiuri.co.jp/column/japanesehistory/20210628-OYT8T50054/個人的には、前々回の大河で、北条義時を演じた小栗旬のように道長演じる柄本佑が闇落ちして変わっていくさまを見たかった柄本佑の演技がどうこう、というより演出の方向がそうでなかったので仕方ない女優さんではこの人 彰子 は結構な変わりようだった目 鼻 口 が大きくて、宝塚風の強い顔ですねこんな衣装を纏うと顔が負けてしまうことがあるのですが、さほど違和感がない国母になったときの彰子 こちらは藤式部の娘 賢子 十二単を着た途端に 孫にも衣装 と言わんばかりの変貌ぶりでしたこういう変化をみせてくれると長いドラマも楽しめるさて次は大相撲ですけど前回優勝した琴櫻この人は、最後の仕切りのあと、塩を手にしたときに、大魔神のように表情が突然変わる これが面白くて見に来ている人もいますねとはいえ 若々しい顔立ちなので、さほどの覇気は感じない先場所で目を引いたのは朝青龍の甥っ子の豊昇龍おなじく最後に塩を手にしたとき東大寺四天王のような顔になっていたものすごい迫力いちど気にしてみてください最近、大の里をきっかけに大相撲を見るようになってからいろんな力士の名前も覚えましたちょっと相撲が面白くなってきたなとその大の里に関しては顔芸がないないつも飄々としているので それはそれでいいのだけど顔芸というか相撲取りの場合は見てくれを考えてやっているわけでもないのだろうけどいくらかはあるのかなこれは遊んでますね本場所ではないからか力水のかわりに塩を盛ってます 笑琴櫻 vs 豊昇龍やはり本職に登場してもらおう年末に演っていた日曜劇場のドラマ 海に眠るダイアモンド ですけど主役の 神木隆之介 杉咲花 の演技が秀逸でこの二人はほんとにお見事でしたこのシーンだけを切り取ってみても良さがわからないでしょうけどいちおう 人気の告白シーンhttps://www.tiktok.com/@umininemuru_tbs/video/7443764948783729928人の幸せそうな姿を見て感動することってあまりないのだけどねほんとにナチュラルな演技はにかみ 照れ 隠しきれない喜び ほっとした安堵 笑みにいろんな要素を盛り込んでますね演技ですからね これ単になりきっちゃってるんですかね 笑神木隆之介が、望遠で撮って、長回しでドキュメンタリー風ににやりたいと提案したそうだまさにリアルなドキュメンタリードラマのように見えますよこの二人の演技は最後まで色褪せなかった素晴らしかったです気になる方は全編みてくださいUNEXTにあるそうですTVERはもう終わっちゃったかな神木隆之介はゴジラ・マイナスワンでもいい演技してたものなほんとにいい役者最終話での 杉咲花 と 宮本信子 の対面シーン もよかった花の咲いたような笑顔が印象深い