NHK国際放送が選んだ日本の名作 1日10分のしあわせ
NHK国際放送が選んだ日本の名作 1日10分のしあわせ (双葉文庫) [ 朝井 リョウ ]〈内容紹介より〉全世界で聴かれているNHK WORLD-JAPANのラジオ番組で、世界17言語に翻訳して放送された、人気作家8名の短編を収録。几帳面な上司の秘められた過去。独り暮らしする娘に母親が贈ったもの。夫を亡くした妻が綴る日記……。海の向こうに暮らす人々に、私たち日本人の愛すべき姿を細やかに伝えた好編が、オリジナル文庫として登場NHK国際放送が選んだ日本の名作と銘打ったシリーズ。普段、短編はあまり好んで読まないのですが遠征時で厚い本は荷物が増えて嫌。薄くて錚々たる作家陣、これは丁度良いと思い手にしました。どれもどこか切なくて温かい。わずかなページで心に響く、情景が見えてくる。凄いなあと思います。実はこの本、1年ほど前に読んだのですがこちらに書いていなかったもの。改めてもう一回読んでみて、やはりじわっと迫ってくるものがある。そんな中、小川洋子さんの作品が少し皮肉な結末で異色かな。この手の本はあまり本を読まない人に薦めたい。これをきっかけに収録されている著者の本を読んでみようかな、と思う人もいると思うから。そういえば、子どもたちが小中学生くらいだったか。あまり本好きではない子に育ち、でも本を読んでほしいと思い薦めたのが「きみが見つける物語」シリーズでした。結局あまり本好きにはならなかったけれど、その後、収録されていた著者数人の本は読んでいました。今は時々暇を持て余している時に図書館を利用しているみたい。少しは効果があったのかな。きみが見つける物語 十代のための新名作 スクール編 (角川文庫) [ 角川文庫編集部 ]きみが見つける物語 十代のための新名作 友情編 (角川文庫) [ 角川文庫編集部 ]