2014/11/12(水)01:53
ヴァイオレット・ウィンズピア 『獅子とシンデレラ』
獅子とシンデレラ 前編-【電子書籍】
≪内容紹介より≫
イヴェインは15歳の頃から、癇癪持ちの女主人の命令どおり、眼鏡をかけ、不格好に髪を束ね、メイドとして働いてきた。そして今、お供で乗りこんだ豪華客船がスペイン沖で沈没し、救命ボートから投げ出されたイヴェインは大海原を漂っていた。これまでのつらい人生が頭の中をかけめぐり、死を覚悟した瞬間、力強い手で体をつかまれ、異国の言葉で呼びかけられた……。やがて意識を取り戻したイヴェインの身柄は、“獅子の島”を治める謎めいた人物に委ねられることになる。黒い瞳の寡黙な城主、ドン・ファン・デ・レオン侯爵に。
なんでしょう、読後とても消化不良です。
ヒロインの気持ちについては、まあ…わかりやすいのですが
ヒーローの気持ちの描き方がイマイチです。
ハーレクインですから、ヒーローもヒロインに魅かれているのでしょ、とは思いますが
具体的な気持ちの表現がほとんどなく、ラスト数ページで突然、そんなに好きだった?って感じ。
ヒロインのライバル的存在も、最終的には肩透かしで他の男の人とくっついてるし。
全体的に、なんだかなーでした。