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カテゴリ:宝塚・観劇・鑑賞etc.
少し前になりますが、大劇場に遠征してきました。
今絶大なる人気の星組トップスター礼真琴の退団公演。 それだけでもチケット確保が難しそうなところに、劇団☆新幹線の人気演目をぶつけてきた! となれば、東京でチケット確保が出来る気がせず。 早々に抱き合わせチケットを取り遠征を決めた次第でございます。 行って良かった間違いなかった~ 溜めがないまま間を置かずに切り付ける。本当に速い。 それなのに刀がブレないまこっちゃん凄すぎ。 ちぎちゃん(元雪組トップスター早霧せいな)の重心の低くて速い殺陣を思い出し 二人で一戦交えてみてほしいと思いました。 病葉出雲(礼真琴)が粋でカッコ良くて、もう全てにおいて骨太な男だった。 草履だから上げ底全く出来ないのに、小柄なまこっちゃんが誰よりも大きく見える。 この演目を選んでくれた劇団、久しぶりに良いお仕事したね ![]() 退団公演での日本物を嫌がる多いように思いますが、 まこっちゃんファンはこの演目で、出雲で良かった~と 幸せな気持ちでいっぱいだろうと想像します。 同時就任したトップ娘役の舞空瞳ちゃんが一足先に退団。 トップ娘役不在の公演となり、演目発表時にありちゃん(次期トップスター暁千星)に つばきを演じさせたいのだなということは誰の目にも明らかだったと思います。 でも、トップ就任前の本公演で女役なの?というちょっと複雑な気持ちも。 しかし、この公演を観たら、つばきはありちゃんしかいないでしょう ![]() ![]() と改めて納得です。 阿修羅姿のありちゃんの美しさたるや、思わず息を吞むほど。 銀橋を歌って渡るシーンの迫力・オーラは もしもトップ娘役が演じたとしても娘役には難しいだろうと思いました。 あれは次期トップの重責を担った者のオーラなのでしょう。 まっこっちゃんという比類なき大きな大きなトップとありちゃんの 渾身のぶつかり合いを毎日間近で見て学び感じる星組子ちゃんたち。 幸せ者だな~と思います。 この公演を最後に花組に組替えとなる邪空の極美慎。 加美乃素のイメージキャラクター就任おめでとう ![]() れいこちゃん(元月組トップスター月城かなと)退団後、加美乃素のイメガが不在のまま。 なのに星組で貸切実施となり、これは極美くんなのではと思っておりました。 組替後とはいえ、下級生の天飛くんに東上を先に越され、 花組では同期の聖乃さんは東上済み、大丈夫か? とちょっと思っていましたが、明るいニュースでしたね。 邪空のビジュアルはさすがです。 次期トップ娘役の詩ちずるちゃん。 見た目的には、無理して(無理してないかもだけど)大人の女を演じるより こういう役が合いますね。 可愛らしさと猪突猛進ぶっ飛び具合が丁度良い振り切りっぷりでした。 美惨の小桜ほのかちゃん。 彼女もこれを最後に専科に異動。 可愛らしい役から強い女、そしてなんともねっとりとした怖さを秘めた今回の役。 正に専科に相応しい何でも演じられる娘役で好きだなあ。 笑死の瑠璃花夏ちゃん。 彼女も毎回、上手いなあと思います。 歌も演技も上手いほのかちゃんが異動となると、彼女のポジション間違いなく 益々活躍しそうですね。 あとはオレ輝咲先輩を特記しておかなくては ![]() 中村座の役者でまこっちゃんにすりすりする大柄な女形。 誰これ?こんな娘役知らないわーーー とよくよく見たら、オレ輝咲様でございました。 これがまた上手いのよ。 おっさんが上手いのは良~く知っておりましたが、女形も上手いの。 笑わせていただきました ![]() さて、ショー「エスペラント!」 なんて華やかなプロローグ ![]() 男役の上着の裏地とベスト、娘役のスカートが素敵です。 5組カラーになっているようで、ありちゃんは青、極美くんはピンクと これから星を率いていく、花で輝くのだよ ![]() 月組を見慣れていると、こういうところが他組はなんだかとても華やかに感じます ![]() とても気になっていたロケットについて。 初舞台生(111期)と一緒にトップスターまこっちゃんがタップを踏む。 それも95期初舞台時の振りが入っているという。 95期の贔屓を持つ身としては、いろいろな意味でワクワクです。 真っ白い衣装で雛鳥たちの親のように中心で踊るまこっちゃん。 タップはずっとやっていなかったとのことでしたが、余裕余裕。 当代を代表するトップさんと一緒に作り上げるロケット。 111期は礼真琴のスピリッツを間近で学び感じ取る物凄い機会を得ましたね。 特に首席の千隼さん、まこっちゃんと手を繋ぐシーンがあり 緊張もするだろうし、嬉しく誇らしくもあるだろうし。 東京公演は上級生も入るけれど、A班は東京公演に出演。 千隼さんもA班なので、東京でもまた観られるのかな。 皆頑張れ~ ![]() トップ娘役がいないので随所でほのかちゃんがヒロインポジション。 お芝居のねとっとした恐ろしさは何処へ行ったのやらの可愛さ。 本当に貴重な娘役さんなのよね、組子でいてくれた方がと思う一方 他組に出演してたくさんの娘役さんにいろいろなことを伝えてほしいとも思います。 詩ちゃんはソロが素晴らしかった。 「WELCOME TO TAKARAZUKA 」の下級生デュエットの時に なんて綺麗で上手なんだろうと思ったものです。 その時の驚きを思い出すくらい素敵でした。 そして、RRRの時はありちゃんとの並びがイマイチだと思ったのですが 今回は私が少し見慣れたこともあるのか、特に気になりませんでした。 うん、こうやって観客も慣れていくのよ。 そして最後は良いコンビだったね、になるのね、きっと。 ありちゃんと極美くんの並びは迫力がある(もう今回で最後だけど)。 極美くんの立ち姿は男役センターに立つためにあるかのよう。 凄いスタイルだと知っているけれど、こんなに凄かった? もしや今でも背も手足も伸びていませんか? スタイルだけ(言い方悪いかな)なら、今すぐにでもトップになれるわ。 あとは声を安定させてくれれば ![]() そして黒燕尾。 最期はやはり黒燕尾が良いですね、男役の集大成だもの。 でももう少し長くても良かったです。 皆がトップスター礼真琴を見つめ必死に追い続ける。 そんな姿が見たかったけれど、ちょっと短いですよね。 そしてまこっちゃんのソロ。 舞台に対する感謝と熱い思いが溢れていて、思わず涙が零れました。 もっとガンガンにまこっちゃんが踊りまくることを期待していたとの声も聞きますが、 私はこれくらいで丁度良かったと思います。 トップ娘役いないのだよ、一人で(皆でだけどさ)引っ張ってきたのだよ。 ロケットまで出ているのに、あれ以上負荷を掛けるのは相当キツイと思います。 私はもうもう、大満足です ![]() 東京公演は取れないかもと思ったのだけれど、 友会とプレイガイドがお友達になってくれました。 友会の席はビックリするくらい後ろの端っこだったけれど、文句言わない。 また観られるだけでも感謝しなくては。 大劇場千秋楽まであと一週間。 初舞台生に怪我で部分休演者が複数出ていますが、これ以上増えませんように。 皆で最後まで、偉大なトップ礼真琴の姿を同じ舞台から見つめてほしいです。 フルールで食べました。 公演特別メニュー「レビュープレート」 ![]() 鬼オンおろしハンバーグはとんがりコーンが角に。 赤い椿のマッシュポテト添えが可愛い ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.05.24 22:15:13
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