期間工とは?働き方について4つの質問に答えます
高収入、好待遇の仕事を探していると、必ず目に入ってくるのが「期間工」です。
高収入が得られる、家賃や水道光熱費も無料で住める、など魅力が多くあるお仕事ですが、本当に稼げるのか、どんな仕事をするのか不安で応募できないという人も多いでしょう。
そこで今回は、期間工とはどんな仕事なのか、具体的な待遇や応募方法など、初めて期間工に挑戦してみたい人が持ちやすい質問に答えます。
期間工に興味があるけれども、応募するかどうか迷っている人はぜひ参考にしてください。
期間工とは?期間工の働き方についての4つの疑問に答えます
「期間工」という名前から、なんとなく「短期間だけ働く仕事」とイメージしている人も多いでしょう。
まずは期間工とは何かと、働くうえで知っておきたい期間工の働き方のスタイルを見てみましょう。
期間工とは?
期間工とは、あらかじめ決められた期間のみ契約して働くスタイルのお仕事です。
さらに、仕事先は製造業の工場で、主に製造に関する作業を行うことになります。
「決められた期間」のみ働く「工場の仕事」のため「期間工」と呼ばれていますが、実際の仕事の募集は「期間従業員」という名前になっていることも多いです。
期間工の働き方とは?
期間工の働き方は、前述通り働く期間が決まっています。
一度の契約期間は「3ヶ月間」「半年間」と実際に期間工を募集しているメーカーによって異なります。
例えば、トヨタの期間工は一度の契約期間が「3ヶ月間」、スバルの期間工の契約期間は「6ヶ月間」です。
決められた契約期間のみ働ける、というのが基本ですが、あらかじめ契約更新があるとしているメーカーの場合、一度の契約期間が満了になっても、その後再契約を結んでもう一度同じ期間を働くことができます。
前述のトヨタの期間工なら3ヶ月間、スバルの期間工なら6ヶ月間働いた後、再契約を結ぶとトヨタならさらに3ヶ月間、スバルならさらに6ヶ月間継続して働けることになるのです。
ただし、期間工として最大で働けるのは「36ヶ月」と決まっています。
これは、国が働くうえで定めた「労働基準法」により、「契約社員(有期労働契約)の1回の契約期間の上限は一定の場合を除いて3年」と決まっているからです。
参考:厚生労働省 さまざまな雇用形態
契約社員(有期労働契約)とは、あらかじめ働く期間が定められた労働契約を指し、期間工もこれに含まれます。
よって、多くの期間工のメーカーで最大で働ける期間を、3年の1ヶ月前である「35ヶ月」としていることが多いです。
期間工を契約中にやめたり、契約期間を変更したりはできる?
期間工はあらかじめ働く期間が決まっていますが、その間期間工として働く人と、メーカーの間で「労働契約」を結びます。
そして、基本的に一度結んだ労働契約の期間を変更したり、途中でやめたりすることはできません。
例えば、トヨタの期間工は一度の期間が「3ヶ月間」です。
これを「長く働きたいから3ヶ月間ではなく半年ごとにしてほしい」「思ったより仕事がつらいので3ヶ月を1ヶ月にしてほしい」ということはできません。
参考:TOYOTA 期間従業員募集
ただし、働く本人が病気になった、家族が倒れて介護が必要になったなど「契約期間で止むを得ない事情」がある場合は、契約途中での退職が認められるメーカーが多くなっています。
期間工を契約満了になったらどうなる?
期間工は一度の契約が満了になれば、更新がある場合希望すればまた同じ期間働けます。
その後更新を繰り返し、「最大35ヶ月」などメーカーが定めた最大の契約期間働いた場合は、契約満了となります。
契約満了になったあとの選択肢は以下の4つがあります。
同じメーカーの期間工に応募して再度契約を結ぶ正社員登用のあるメーカーなら正社員として働く違う期間工に応募して働く違う仕事をするなど別の道を探す同じメーカーの期間工に応募して再度契約を結ぶ
契約満了になったメーカーが、期間工の募集を出している場合もう一度応募し、採用されればまた働けます。
また、メーカーによっては再契約を勧められることもあります。
正社員登用のあるメーカーなら正社員として働く
期間工として働き、契約満了になるとそのままメーカーの正社員として働くことができる、正社員登用制度を設けている期間工の仕事もあります。
メーカーとしては、仕事の経験のない初心者を正社員として雇い、一から教育を行うよりは、期間工として働いた経験のある人を雇った方が、人材育成の手間も時間もコストもおさえられるからです。
正社員として登用されれば、基本的に終身雇用となりますので同じメーカーでずっと働けます。
また、給料や待遇はメーカーによって異なりますが、昇進に合わせて給料がアップしたり、ボーナスがもらえたりもします。
さらに、正社員に登用されたメーカーが有名な大手メーカーの場合は、社会的なステータスも得られるでしょう。
例えば、トヨタの期間工を経てトヨタの正社員として登用されれば、世間一般的に見れば「トヨタの社員」ということになり、社会的な信頼もアップします。
収入面、安定度、社会的な立場という面からも正社員になるメリットはたくさんあります。
期間工が正社員登用制度を設けているかどうかは、応募時に待遇や応募概要で確認できます。
例えば、期間工の中でも正社員登用に力を入れているスバルは、2019年2月時点で1,136名の人が期間工から正社員になっています。
参考:【公式】スバル期間従業員(期間工)求人サイト
違う期間工に応募して働く
期間工として契約満了になった後、ほかの期間工に応募して働く道もあります。
同業種を選ぶのはもちろん、より給料の高いところや、やってみたい仕事の内容などで選ぶのも良いでしょう。
違う仕事をするなど別の道を探す
期間工として契約満了になった後、期間工ではなくほかの仕事をする方法です。
期間工としてのキャリアを活かして製造業の仕事にチャレンジすることもできます。
また、期間工として働く目的が、「貯金をするため」という人もいるでしょう。
期間工である程度の貯金ができたら、それを元手に起業をしたり、学費にあてて学校に通ったりする人もいます。
貯金を元手に一人暮らしをして、それから仕事を探す人もいます。
期間工として働き続けるか、期間工をあくまで貯金などの手段と考えて数回のみ働くかで、その後の進路は異なってくるでしょう。
もっと知りたい方は
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