2/24 猿若祭二月大歌舞伎座 2度目の夜の部
今日は古巣の3Aですが(なんか落ち着くかも)14日に桟敷で観た昼の部。目の前に、花道を歩いてくる玉三郎さんが立ち止まって夢のような瞬間がありました。(C)松竹ちょうど 出かける前にこの記事を見て阿古屋が花道を通る時によく見えるんだ!捕手の橋吾さん、こんな位置だったら橋吾さんの背中を見る感じかな背中でも 玉三郎さんと絡む場面間近で見られるだけで 十分と思っていたのです。ところがウレシイ誤算この写真は一瞬なので玉三郎さんを逃すまいと手を広げる橋吾さんがこちらを向いている時間も結構ありました。私は初めての桟敷でしたし、今後もまず桟敷はないと思いますが今日、この日に座れて 良かった。橋吾さんと玉三郎さんの この場面にこだわりがあるのはお隣で観劇を楽しんでいる歌舞伎好きの彼女を最初に知ったのが橋吾さんのブログでした。あの頃、ブログの他にSNSがなかったので(mixiくらいはあったけれど)勘三郎さんといつも同じ舞台に立つ橋吾さんのブログを読むのが楽しみでそこに時々コメントを載せていた彼女橋吾さんのワークショップに参加してから親しくお話しするようになりましたそんな彼女と一緒に特等席で橋吾さんを観るしかも、阿古屋の玉三郎さん勘三郎さんと仲良しでいつも共演していた玉三郎さんもうね、感無量です。ここからは通さないという確固たるものと游君でありながら、気品と気迫を感じる阿古屋をあだや疎かにはできない覚悟のようなもの濃密な時間が過ぎました。勘三郎さんがいたら 立ち回りで活躍した橋吾さんが名題になってからの活躍を、きっと褒めてくれたと思います。『江島生島』は、久々に萬ちゃんが観られた。豊かな表情といい声で、萬ちゃん いい感じ♪菊之助さんの端正な美しさがな哀れな生島江島と江島似の海女の七之助さんが美しいのはもとより海女の朋輩のひとりが芝のぶさんでこちらも眼福20期のやゑ六君海女のひとりとして登場!音蔵さん、松悟さんは稚魚の会で観られるけれど出てくれないので滅多にお目にかかれない彼。キレイになって 優雅に魅せてくれました。ほぼ出ずっぱりで、満足、満足。もうひとり、おっとりしたイイ感じの方はお隣にお聞きしたら 菊市郎さんとのこと。島流しにされてはいるものの、出る方 皆、麗しく典雅で阿古屋と元結の間の演目として最高大好きな『文七元結』楽しかった!んだけど、猿若祭なのに彌十郎さん、扇雀さん、亀蔵さんがいないのね。サミシ。文七の鶴ちゃん、お久の勘太郎ちゃん一所懸命で可愛かった。はじめての女方 (妹背山の豆腐屋さんは女方だった?でも赤ちゃんだったしね)真面目に丁寧にがんばっていました。お久は、芝のぶさんの絶品のお久が鮮やかな印象を遺しているのでそれを超えるのは、並大抵じゃないけれど勘太郎ちゃんには時間が味方。回数を重ねるたびに成長する様子を見るのが楽しみ。角海老の女将さんのそばで行儀見習いかな、いつも黄色い着物を着たお光ちゃんが居て演じる鶴松君が これまたピッタリなお役なんだけど今日のお光ちゃんは誰だろう舞台でななめに座っているお光ちゃんと視線の先は桟敷の方角ちょうど向かいあう感じウーン、見たことあるけれどだれだっけでも、このくらいの年ごろの子は中村屋に居ないよね筋書を確認して判明 市也くん!稚魚の会の時に子守娘を熱演していましたよね。終演後、女方が4人出るので他と同じようにならないよう演じ分けを意識していたとお話してくれました。その時、誠実な話しぶりに好感を持てました。だから見覚えあったんだと気づきました。初々しい市也くんが丁寧に演じたお光も今後 回を重ね、市也君のお光になっていくのを観らると思うと楽しみが増えました。2月歌舞伎座のお写真を改めて。「阿古屋」竹田奴能面、浮世絵、文楽人形等を真似て毎日違う顔を描いて舞台に立ちました。「文七元結」角海老娘分お光本当に難しく、100%毎日上手く出来たとは言えません。次は更に稽古を重ねて、この役に臨みたいと思っております。#歌舞伎#片岡市也#女方 pic.twitter.com/BVBVnILUB0— 片岡 市也 (@kataichiya0404) February 28, 2025はじめての大役に緊張しながらも同期の家之助くんの自主公演の応援もしていて頼もしいコト 家之助くん、市也くん稚魚の会で名前や顔を覚えた人たちが歌舞伎座でお役に付くのは、心から嬉しいしがんばっている人たちを観られるのは 元気がもらえていいなぁ同期の市也と!家之助の會 よろしくお願いします!2月9日第一部 15時開演第二部 18時開演各部 一階席 6000円 学割 5000円 二階桟敷席お土産付 10000円チケットお申し込みhttps://t.co/LIs3klYpzg#歌舞伎 #家之助の會#片岡市也#橘屋 #坂東家之助 pic.twitter.com/luihVAwonT— 坂東 家之助 (@yanosuke_bando) January 18, 2025