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January 27, 2006
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「イルカの子」を友人に勧められた時は
女の人が好きそうな可愛いいだけの本だろうと
なんとも感じませんでした。

35l.jpg

ところが

なんとなく、ネットで検索し、
明るい色の表紙と

おんぶしているおにいちゃんがけなげだったので
注文してみました。

可愛いだけじゃありませんでした。

イルカの子.jpg

表紙のおにいちゃんは、
自閉症の妹がどこかへトコトコ
いなくなってしまうと
探し出してはおんぶして帰ってきてくれた。

そんな実際のエピソードが
ベースになっているお話でした。
そしてふたりのおかあさんである
姫野ちとせさんが作者です。

悲しいことや苦しいことも
きっとあるはずなのに
読んだ後、
イルカの泳ぐ空のように気持ちが澄んできます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


最近 私はどこへ行くときも
「イルカの子」といっしょ。

どうして「イルカの子」の本に
こんなにひかれたんだろう。


それは小さいころの記憶。

お向かいに住んでいて
いつも二階の窓から
こちらをながめていた女の子のせいかな。

一歩も外には出られずに、
話す声さえ聞いたことのない彼女を、

彼女よりもっと小さかった私は
見つめるだけでした。

家族だけとしか触れ合わない彼女は
友達がほしかったのかな。

それは結婚してからのこと。

近所に住んでいた男の子のせいかな。

優等生のおねえちゃんがいて、
優秀なご両親がいらして、

厳しくしつければ立派になるとばかり
いつもいつも叱られていた子。

困った顔をしていた華奢な男の子。

あの子もイルカの子だったんだ。

そして、見ているしか出来なかった
心が不自由だった私も

やはり泳ぎ方がわからなかったから。

「イルカの子」の本を読んで救われたのです。

もっともっと、
「イルカの子」の泳げる海が広がりますように。





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最終更新日  December 20, 2015 10:11:52 AM
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