シザーハンズ

１００円デーの２本目は１５年前から 気になっていたけど怖くて見ていなかった シザーハンズ 「チャーリーより良かったよ」 アカネちゃんの感想があったので やっと見る気になりました。 ハサミ男はホラーだとばかり避けていたけど ファンタジーだったんだ。 ５０年代の町並み 専業主婦ばかりで井戸端会議が うっとうしいけど 今や懐かしくさえ感じる風景です。 「かわいそう」と思った途端 人目も気にせず連れて帰ってしまう ペグの勇気あるおせっかいのために 静かだった町は大騒ぎ。 ハサミ男の面目躍如のコミカルなシーンは 悲惨さを忘れるくらいでした。 でもね。 ハサミ男じゃなくても 例を出すのに事欠かない 集団心理の醜さを描いた ステレオタイプの ドタバタ劇でもあります。 良いときだけもてはやして 身勝手なもの。 だからこそ ハサミ男エドワードの純愛が 際立つのかな。 静かに心に残ります。 折しもマシュー・ボーンが振り付けした ダンス・ミュージカルの シザーハンズがこの夏、日本に来るそうです。 「GO」や「世界の中心で愛を叫ぶ」の行定監督もセリフを超えた ダンスの表現に賞賛を惜しまないと評しているので興味津々。 ８月１６日～９月３日ゆうぽうと簡易保険ホール