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September 20, 2008
カテゴリ：素敵な人【大切なコト】
「なでしこ隊」のテレビを見ていたら
以前書いた日記を思い出しました。 「特攻花ってご存じですか?」というタイトルで書いた時、 「片道燃料ではないですよ」と書き込みをいただいたからです。 知らない方からの書き込みはドキドキしますが まじめな丁寧なコメントだったので安心したのを思い出しました。 「特攻花ってご存知ですか？」 「片道燃料」 と、なでしこ隊のリーダーだった笙子さんも 当時、綴っていた「特攻日記」に書いておられました。 それで、はっとしたのですが… 燃料がどちらだったか追求することはしません。 なぜなら、それよりもずっと強く 私の気持ちに迫ったことは 「なでしこ隊」の方も 「ひめゆり」の生存者の方と同じく、 つらい事実を語り継ぐことが生き残った者の 使命と信じていらっしゃることです。 何十年経っても、心を占めていることです。  お腹いっぱいにして、 母や家族の代わりに心を尽くして見送りたい 食堂のおかあさんの薬師丸ひろ子さんの気持ちは女性の想い 情をかけると飛び立つ意思がぐらつくから 余計なことはするなと、 彼女をなぐった憲兵は男性の考え方なんだなと思いました。 戦争は誰だっていやだけど 当事は従うしか選択肢がなかったから 両方とも、 若い人を見送らねばならなかった大人の 哀しさを秘めた優しさだったのかもしれないと 思ったりします。 私は笙子さん達「なでしこ隊」の皆さんと 亡くなった恋人を今も大事に思い続けている智恵子さん達が おだやかに暮らせますように、 もう二度と悲しい想いをしませんように おつかれさまでした！と背中にそっと声をかけたいです。 戦時中の人達が皆で守って繋いできてくれた命ですから 大切にありがたく生きなくては申し訳ない、 私たち、みんな、みんな 知覧からの手紙 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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