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笑っているうちに楽しくなる。
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だから、明日が楽しみ!

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December 5, 2008
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**ivh**


もう一度、トライアウト公演に参加できました。
最初はファンとして応募したのですが、
その後ブロガー対象の招待にも当選しちゃったの。

おかげさまでコンスタンツェの母も、ケルビーノも
ダブルキャスト、両方観られました。
新木りえさんは堂々たる母親ぶりでさすがでしたが
驚いたのは、堀川亜矢さん。
ふだんはとうてい母には見えないお若い方なのに
迫真の演技が観られました。

オペラ「フィガロの結婚」に出てくるケルビーノは美少年。
この作品の中でも人気の高い役ですが、音楽座の
「マドモアゼル・モーツァルト」では精霊のなかでも
モーツァルトの分身のように重要な意味を持つ大事な役。

一人の時の透明感あふれる麻理江ちゃんが綺麗だったし、
他の精霊達と一緒に踊るときの距離や間のバランスとか
周りをパッと華やかにするところは安寿さんの魅力が
よく出ていたと思います。

「夜の女王だからアリアを歌ってくれたらいいのに」とか
「カンミちゃんの出番が少なくてさみしい」と今思えば赤面。
勝手なことを言ってた前回。
トライアウト公演で撮った記念写真に添えられた
メッセージにはこんな言葉がありました。

「私もたまさんも出番は少ないですが、
そこでしっかりと生きられるよう
精進して参りますので、
どうか劇場でお見逃しないよう
宜しくお願いしたいと思います☆」


カンミさんのメッセージに打たれて、
私も気を引き締めて拝見した2回目。

モーツァルトの姉ナンネル、
妹として生まれたエリーザが男として生きるようになる
重要な場面があります。
娘への愛情あふれる母役の浜崎さん、包容力があって素敵。
共に演じてるカンミさんはこの前はオバサンだったのに
今回はあどけない少女でしたよ。
この幅の広さ!表情豊かでナンネルの戸惑い、不安、いたわり
ちゃんと伝わってきましたよ。
モーツァルトの光と影をよりクッキリと表す
ダ・ポンテのタマさん。
並はずれた才能の持ち主とわかるだけに無茶を強いる狂気と
晩年の寂しさの対比が見事な新木パパも…

本当にそうでした。
鮮やか印象を残していました。

そして、コロコロ、ソプラノのコロラトゥーラを
歌わなくても、野口綾乃さんのダンスがそれを表していました。
夜の女王の存在が全体をピッと引き締めていました。

皆さんに通じて言えることは、前回と今回。
数日の間にビックリするくらい形が整ってきてました。
もちろん、まだ試行錯誤しつつ、作り上げていくのでしょうが。

今度はキャットウォークの真ん中に座ったので
真下にモーツァルトとコンスタンツェの頭が見えました。
座る位置がちがうと当然変わってくるのでまた新鮮。
前回よりもコンスタンツェの気持ちが伝わってくる感じ。

ニコニコ天真爛漫なモーツァルトは袖でも元気一杯の笑顔、
対照的だったキャプテンコック以来、苦悩の人のサリエリ広田さんは
休憩になってもまだ憂いの表情から抜け出せないようでしたo(*^▽^*)o

それにしても新人ふたりの後ろで踊る精霊役の先輩たちの
楽しそうなこと、観ているだけで幸せな気分。

一人一人素晴らしかったのですが、今回はお話した方のことを
書かせていただきました。次の機会にまた書きたいです♪






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最終更新日  December 6, 2008 12:13:24 AM
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