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カテゴリ:舞台(ストレートプレイ他)
紀伊國屋ホールの狭いロビーは芸能人の姿もたくさん。
贈られた花の甘い匂いでむせかえるよう。 白石美帆さんが小顔でホント綺麗で 目立ってましたよ♪ (どんど晴れ出演者のみなさんと一緒でした) ずーっと以前、 彼女がサッカー番組のアシスタントをしていた頃 私のごひいきの選手達に親しげにしている姿を見て 嫉妬していたこともありましたが、 スゥィングガールズ、オレンジデイズ、電車男。 ドンドン、パワーアップしていて出演が楽しみな 今ではお気に入りの女優さん。 なので、こんなに近くで見られてウレシ! で、かんじんのお芝居。 三谷さんの劇団で活躍された近藤さんが主役です。 坂井真紀ちゃんと辺見えみりちゃん、 二人の女優さんと近藤さんが いっぺんに二つの別の小説を同時進行して 一つの舞台にしちゃうんだから、さぞかし… と思うところだけど これがちゃんと成立している。 面白い!仕事帰りでウトウトしちゃって??の 部分もあるのが惜しい! 近藤さんはテレビでは脇なので、 こんなにタップリ観たのも聴いたのも初めてだけど、 滑舌よいし、声もいいな~と再認識! えみりちゃんも素敵でしたが、圧巻は坂井真紀ちゃん。 トレンディーぽいドラマの中性的な魅力の可愛い女の子! というテレビでの印象を覆す演技で魅せてくれました。 終始、近藤さん扮する夫と丁々発止、膨大なセリフに加え、 病人の役だから、ずーっと咳もしている。 看病してくれる夫に苦しさまぎれに暴言を吐き、 自らもまた傷つけている複雑な妻の役を見事に演じてました。 後ろの方の席だったから、何回も何回もオペラグラスで 「ほんとに真紀ちゃん?」と確認しちゃったくらいです。 舞台で観たのは 劇団☆新感線の極楽太夫の時に観て以来ですが、 ココリコやリリーフランキーさんと出ていたあの番組で コントみたいな設定でいろんな役を演じてましたが、 デフォルメしたような役、シュールな役、 変な役多かったけどきっとあの番組も良い経験に なったんだろうな、なんて思いながら見てました。 その時は女優さんとしてはエーっと引くようなことも あったかもしれないけれど、何でも勉強、吸収って ことだよね。 あんなひどいこと言っちゃって大丈夫なんだろうかと ハラハラするような言葉の応酬で迫力ありました。 私は言えないし、夫もあんな機関銃のように言葉を 投げかける人ではないから、絵空事のようですが 携帯もテレビもなにもない世界で二人で向き合うって 真剣だし、新鮮だわ、口をあけっぱなしで見いっちゃう。 言葉の洪水の中で、絶対彼は私の後を追いかけてくるという 自信があるというよりも賭けのような不安定さをもって 一度も振り返らず走っていくようなヒロイン。 坂井真紀ちゃんの方の原作。 春は馬車に乗って 原作読んで改めて思うのは、 うーん、やっぱり私はこんな風に感じたり、 言ったりしないよな、二人でいるのも疲れるな~。 たとえば彼がお菓子を買ってきても 私が「ちょうだい!」と言わなければ ひとりで全部食べちゃうとこなんてヤナヤツ! とか思ったりもするけど、まずまずフツーで良かった!♪ 5月11日 バンダラコンチャ ソロアルバム公演 「相思双愛」紀伊國屋ホール お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 31, 2009 02:48:16 AM
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