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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!

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December 3, 2009
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カテゴリ:ミュージカル
Zepp Tokyo も初めてなら、女装の山本耕史も初めて!

会場 

最初の曲から
前列の常連と思われるかたまりが
ワラワラと立ち上がった!


ミュージカルじゃないせいか、
場所柄か男性客も多いので

後ろめに座った私より、
さらに後ろのほうだけど、

すでにテンション高い男性の声がする。


が、私の前は

招待客?プレス?スポンサー?


まるで温度がちがう男性4、5人連れ。

とてもファンとは思えぬおじ様達。
冷静に舞台を観察している模様。

気の毒なのは、

その隣に
たまたま席を取ってしまった若い女の子。

はじまりと同時に立ちあがったのだけど、
山本耕史君登場の途端泣きそう)


あまりの落差に、いたたまれず座っちゃったの。

せめて友達の一人でもいたら、
ヘドウィグの世界へ入り込めてよかったのに、
かわいそうだったな~。

Zepp tokyo

さ、そしてこの有名だけど
私は一回も観たことがなかった



性転換手術の失敗で、

女性にはなれず、男性にも戻れず、
不完全になってしまったロッカー


というショッキングなあらすじを
ちょっと見て引いてしまったため、
避けていたのも確か。

しかし、ご縁があるものは、あるわけで


再、再演となった東京公演(再演)の初日、
私はお台場の名物観覧車の下にある
Zepp Tokyoにいたわけです。

観覧車

芝居好きの友、染子は、
アングリーインチ10回は観たらしい。

染子が「おススメ!」という芝居は、
はずれがないので
(ワタシ的にですが)かなり期待!

あらすじをたどるのは割愛しちゃいますが、

観終わって思うのは
コージヤマモトはスゴイ俳優さんだな!と
今更ながら思っちゃった次第。


初演は三上博史さんだというから、
わかるでしょ、雰囲気。

最近、一段と視力が衰えたため、
周りにそんな人いないのに(ハズカシ)

オペラグラスでのぞいちゃいましたが、

女装の山本耕史の姿、
その派手なメイクとスタイル、
ことにゴージャスすぎるウィッグ!

その言動にしばし口、ポカンで!

良いとか、悪いとか、
気にいるとか、気にいらないとか、

そういう範疇でなく

ホントに衝撃的で、
ガガッと迫ってきたものだから。
思考がとまった!


篠井英介さんの女形とか、
大竹しのぶさんや白石加代子さんの
凄まじい演技とか、

確かにウマイ!という人は
今までにもいたけれど。


この若さでは初めてかも。


歌詞は全部英語!

以前、東京グローブ座で観た
「ラスト・ファイブ・イアーズ」や、

DVDで観た
リンダ リンダ
(ブルーハーツの曲で作られたミュージカル)」で、

彼が歌は上手と知っていたけど

「L5Y」はしみじみ、
ま、ブルーハーツもこれほどじゃなかったね。


こちらはパワフルに訴えかける曲たち。

曲の間にお水を飲むときに
ヘビメタとパンクの違いを
(パンクだったかな、記憶がアヤシイ)
実演してみせてくれた。

彼にお水をかけられた最前列の嬌声ったら、
ホントにシアワセそうだったし、

その手のライブに縁のない じぇりさん は 
ホホーとただ、ただ感心するばかり♪

H.jpg

歌唱力と演技力とセクシーさを兼ね備えている点では、
右に出る人、いないんじゃないか?  
と思ったら、

トークショーでも
演出のスズカツ(鈴木勝秀)さんから

「歌手が主人公だけど、実は歌30分、演技60分。




という趣旨の発言があったそう。

この芝居を実現できたのは
「コージヤマモト」ありき、で

スズカツさんったらやたら熱く語り、
コージヤマモトに相当惚れこんでいるなって
感じだそうよ。


原色ギンギンのビビットな世界なのに、
「素」みたいな 透明な瞬間がある。

時々、ヘド、

時々 コージヤマモト


行ったり来たりしてる感じが見えるのもツボ!


韓国でも
イツァーク役を何度も演じているソムン・タクさん。

ヘドの夫(と言っても女性ですが)役で、
つかず、離れず、ってスタンス。


彼女は存在感をオンにしたり、
オフにしたりの
切り替えがいいなと思ったけど

声量があって歌がまた、最高!に
素晴らしいのだ。

そして、最後、

アトムみたいになったコージヤマモト

(鍛えられた美しい上半身と女装が決まるキレイな細い足!)と


ソムン・タクの歌が抜群!

このアトムみたいな裸には意味があるけど、



ネタばれになるから書かない方がいい?

いつものようにイツァークが、
ヘドにウィッグをかぶせようとすると、

それを遮って、
イツァークにウィッグをかぶせるヘド。


キョトンとするイツァーク。

ここは感動的なシーンだった。
映画もあるらしいので くわしく見たいな。

ずっとグレーっぽい地味な服だったソムン・タクさん。

最後は白いドレスに着替えていた。

チャーミングで実力のある彼女は、
前回からのパートナー。

山本耕史ファンにも受け入れられているようで、
彼女の登場に拍手が大きくなると

「(ぼくより拍手が)多いなんて!」と

いたづらっぽい顔で山本耕史がひがんだふりをし、
また、ファンはキャー!


観覧車 イルミ

カーテンコールはみんな総立ち。
(前のおじ様達は根っこがはえてるけど(*^-^))



くまちゃんがいーっぱい
映し出されたスクリーンをバックに会場は一体!

この曲名なんでしたっけ?教えて染ちゃん♪
(※すぐに教えてくれてありがとう!)

SUGAR DADDY


一回目のカーテンコールのあと、
帰った人もいたけど、


実はそのあとねばってたファンの拍手に応えて、
もう一度出てきてくれたのだ。

すでに

おじ様達は立ち去った後で、
見通し良くなったし、

みんなが盛り上がっているので、
私の斜め前、
くだんの女の子も嬉しそうに踊ってた♪



まだ、歌い足りないでしょ、って感じで、

山本耕史が「ホイットニーのやってよ」と促して、

会場の万雷の拍手の中、

彼女が歌ってくれたのが

I Will Always Love Youのサビのところ。

アカペラで、「&ア~~~~~~イ」のところから
歌ってくれました。

もっと聴きたい!


この声、このスケールで歌えたら快感だよね。

アンコールの拍手が鳴りやまないので

「明日も演ってます」

と手を振る山本耕史に対して


「えー。明日も来るってなんでわかったんだろう」

と大喜びのファンの子がかわいかったよ。


RENTの大ファンをRENTヘッドと呼ぶように、
ヘドウィグのほうもヘドヘッドって言うんだって。


RENTと言えば、
日本版RENTのマークだった山本耕史


改めて
コージヤマモトRENTを見てみたいと痛切に思った次第。




公式サイト見てから行けばよかった。

英語で歌われる曲の訳詞まで親切に載っていた。


山本耕史インタビュー1
山本耕史インタビュー2
(※残念!現在はリンクなし)

舞台だけでもわかった気がして見てたけど、

見落としていたところ、
気づかなかったところ
埋まって満足したけれど

もっとちゃんと観たかったな!

とこういう時だけ、やたらカンペキ主義になるな~私。

カレンダーはちょっと飾れない感じだったので^_^;

携帯ストラップ買っちゃいました((o(>▽<)o))


日曜日の「スタンディングのみ」の会に行った染子はどうしたかしら?


ラスト・ファイブ・イアーズの時の山本耕史


「リンダ・リンダ」
で共演の松岡さんから花束
花 松岡充

「オケピ!」「新選組!」
で起用してくれた三谷さんからも

花 三谷幸喜

December 3, 2009





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最終更新日  September 8, 2024 10:59:54 PM
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