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テーマ:ミュージカル大好き♪(377)
カテゴリ:蝶々夫人・蝶々さん
3月4日、「ミュージカル蝶々さん」を観た。
ミュージカル蝶々さん 冒頭、他にはだれもいない舞台、 一人の女性にスポットがあたり、 この物語のヒロインについて語り始めた。 当時、神父の夫について来日し、 蝶々さんとも親交があったコレル夫人、 その彼女の回想と言う形で展開していく。 最初に蝶々さんについて 小説を発表したアメリカ人弁護士ロング。 その姉であるコレル夫人を演じるのは剣幸(ツルギミユキ)さん。 自分が話したことがきっかけで、自分の知る蝶々さんとは あまりにもかけ離れた姿が伝わったことを悔い、 いわば加害者となったことを蝶々さんに詫びるのですが オペラを観てない私にはピンとこなかった。 自分のもとを去った夫を待つ女性で 「ある晴れた日に」というアリアを歌う。 それくらいの知識しかない。 ミュージカルを見たら「蝶々夫人」とはなんぞや、がわかると 気楽に出かけたのが大間違い。 一説によるとグラバ―邸が残っていることでも、 「龍馬伝」を観た人は龍馬や岩崎弥太郎との関係でも 御存じの方の多い、トーマスグラバーの奥さんのツルさんが モデルでは、の説もある中 市川森一さんが 長崎、深掘出身の伊東蝶という実在した娘が 「マダム・バタフライ」で海外に名を馳せた 蝶々さんその人として彼女が生を受けるところから、 短い一生を終えるまでを書いた本があるので (これは2008年、長崎新聞に掲載されていたそうです) この原作を読みたいと思いました 蝶々さん(上)【電子書籍】[ 市川森一 ] 上巻の最初、江藤新平へ面会を切望して、 彼をたずねる若者、蝶の父23歳。 愛しい許嫁との祝言さえも後回しにして、 今こそ立ち上がるべきと逸る気持ちを押さえられずに、 江藤の行方をたずねては入れ違いになってしまう。 結局は許嫁のやえのもとに戻り、 祝言をあげたものの 今度は、皮肉にも江藤からの密使として 諫早へやられ、そのために討たれてしまう。 やえは、実母と夫の母のふたりに助けられながら、 一人娘を育てる。 最後に夫といた時に観た迷蝶と、 伊東家の家紋がアゲハ蝶であることから 「蝶」と名付けて。 【中古】 蝶々さん(上) 講談社文庫/市川森一【著】 【中古】afb オペラでもミュージカルでも、蝶々夫人は 愛するわが子を自分を残して行った人の正妻へ託して 自らは死を選びます 「ミス・サイゴンみたいね」と 一緒にミュージカルを見ていた染子の言う通りで、 「ミス・サイゴン」の着想のもとらしいです。 予約していたカラヤン指揮、 ミレッラ・フレーニ主演の DVD取り置きの通知メールがきたので 読む前にオペラを観ることになりました。 つづく 【中古】 蝶々さん(下) 講談社文庫/市川森一【著】 【中古】afb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
August 2, 2020 09:21:15 AM
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