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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!

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May 28, 2011
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落語研究会、昭和の名人 弐 ってことで観て(聞いてまいりました)
歌舞伎を観るようになると自然と落語に興味が湧いてくる。
音楽座のたまさんが落語好き、だったり
歌舞伎で知り合ったドラミちゃんが落語を聴きに行くと知って
身近に感じてきたせいもあるかな~

着物を着たおじさんがしゃべるだけ、
の落語の良さは子どもの頃には
わからなかったけれど
(ご無礼申し訳ありません<(_ _)>)

最近、とみに興味の増した私にはピッタリでしょってことで・・・

この日は明治座からだったので地下鉄を降りて、東劇方向へ。

築地川公園から東劇を見る

落語より25日からのニザ様の「女殺油地獄」の看板の方が目立つ!

お花が見ごろの植え込みには「ウェルカム」の文字も。

ウェルカム築地


さて、東劇到着!

チケット売り場

透明のドアを押し開けると、ニザ様お出迎え!

おっと、見とれてちゃいけねえ、今日は落語だ!

東劇内

全席自由。

首が痛くならない程度の前方席、
前の人の頭がないところに座った。

東劇のシートはハイバックで座り心地がいいけれど、
寝心地もいいのがミソ!

さてさて、最初は志ん朝さん。

わー、この人知ってる~。

(そうです。全出演者、テレビでよくお見かけした方ばかり。
 懐かしいし、お若いし、ここで、すでにテンションあがる♪
 でも、落語でなく、NHKの鞍馬天狗。高橋英樹さんが素敵だった
 ドラマで共演していた隼の長次の記憶なんですが)

シネマ歌舞伎の時と違って、
固定した画像が多かったかな。
座ったままなのですものね。

出囃子とともに、舞台へ上がって、
座布団に座ってお辞儀をして
枕、でしたっけ?

オリジナルの話から
本編へと話していくんですよね。

落語、CDで何度か聞いたことあるけれど、
それほどでもなかった。

話芸は話しだから、
(音声)だからCDで十分なのに。

けれど、身ぶり、手ぶりがつくと
楽しさが全く違います。

座ってから羽織を脱ぐのはお約束?

なんか、不思議。
 
確かに美しいお召し物なのですけれど
すぐ脱いじゃうなら着なくても良さそうなもの。

4人、それぞれの個性も楽しくもっと聞きたい♪

「壱」が好評だったので
「弐」ができたそうですが
「参」が楽しみです。


○上映期間:5月21日(土)~6月10日(金)

○上映時間:11:00/13:30/16:00/18:30
 
 全席自由席・入替なし

料金2000円均一 ※各種割引は利用不可

○出演者と演目

三代目 古今亭志ん朝 『船徳』(33分)
十代目 金原亭馬生 『臆病源兵衛』(29分)
六代目 三遊亭圓生 『引越しの夢』(25分)
八代目 林家正蔵 『中村仲蔵』(34分)

手拭や扇子など、限られた小道具を使い
気持ちの良い江戸っ子弁で語られる軽妙な噺の数々。

なんといっても、
一番感動したのは正蔵さん。

この話は知っていました。

実は歌舞伎を知って、中村屋のファンになり、
なんでも知りたくて(*^-^*)歌舞伎と関係のあるもの
全てを調べられたわけではありませんが、
中村とつく「中村仲蔵」なものですから。

そして、浅草の平成中村座の忠臣蔵の時、
橋之助さん演じる斧定九郎の色っぽさにドキドキし

その衣装は中村仲蔵の考案と知り
更に興味が増してたので
一番楽しみにしていました。

勘平の義父から大切な50両を奪う定九郎。

もともとは、
山賊のような格好でわき役扱いだったその役を
変えたのは仲蔵の工夫。

白塗りに黒い着物の今のような拵えになってから
悪い人なのにセクシーで目を、心を奪われる役
色悪の代表となり、立ち役が演じるような役になったのです。

そもそも、名優なのに、なぜ定九郎を当てられたかと言うと
作家と演出をめぐってもめ、作家の嫌がらせゆえと言うから
面白いですよね。

この定九郎が江戸っ子の度肝を抜いて大評判。

以来、仲蔵は前にも増して大人気の役者になったというオチまで
すっかり知っているのに、正蔵師匠の話に引き込まれ・・・

仲蔵夫妻の心情に想いを馳せ、
語る師匠の噺の素晴らしさに泣いてました。

落語だから、もちろん
一人で仲蔵と奥さんを話し分けるんだけど
二人、ちゃんと見えてくるんです。

二人の想いが見えてくるんです。

あー。思いだしても泣けてくる。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。

正蔵さんを聴けて良かった!


撮影当時、すでにお年なので
たとえば機械で測ったら、
100点満点ではないかもしれないけれど

こちらに訴えかけてくる気迫は褪せるどころか
円熟実を増し、これこそ「話」の「芸(術)」と実感。

スゴイ人がいたもんだ!

(5月21日 東劇 
 スクリーンで観る高座・シネマ落語「落語研究会 昭和の名人 弐」)

あら、こんなもの見つけちゃった!






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最終更新日  May 8, 2017 01:21:10 PM
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