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テーマ:歌舞伎大好き!(1121)
カテゴリ:歌舞伎【歌舞伎座以外】
「夏祭浪花鑑」
夏祭りの団七は、最初に海老蔵さんで観て その後、中村座の勘三郎さんで観た。 大阪の中村座の芝居小屋。小屋のあちこちで祭りに興ずる人々。 飴屋さんが私達が座る桜席にも来てくれた。 花道で「だんじり」に合わせ踊る女形さんに釘付け。 友達ののわけちゃんに聞いたら「仲之助」さんだった。 そんなふうに、ひとつひとつが衝撃的だった中村屋を 先に観てしまったので、他のは観られないかも、と半ば不安。 でも、吉右衛門さんの団七は素敵だった。 首抜きの浴衣で、ああ歌舞伎!の美しさ。 芝雀さんも歌六さんも好きだし、楽しめた。 なんたってニザ様も出るしね。 平成中村座の時は観るところ、聞くところが多すぎて イマイチ良くわからなかったところも 孝太郎さんと錦之助さんのおかげで良く分かったしね。 亀ちゃんのお父さんの団四郎さんが 一段とスリムでちょっと心配だけど 嫌な奴の義平次を熱演してました。 いいじゃん、オーソドックスな「夏祭浪花鑑」 と思ってずーっと観ていたのに 最後の「ワッショイ」で一気に興ざめしちゃった。 残念だな~。 「ワッショイ」じゃ大阪・住吉にならないよ~。 江戸時代は、大阪も「ワッショイ」だったのかな。 「色釈間苅豆」(いろもよう ちょっとかりまめ) 通称、「かさね」 染さんも時蔵さんも美しくてよござんしたが、 私の席からは、あいにく「かさね」の二人が見づらい。 前の人が座高が高かったから、 上手(かみて)と下手(しもて)に離れちゃうと ワイパーみたいに首を振らないとダメなの。 あきらめて、正面を観ていると 音だけの世界になって 集中できなくて残念だった。 「かさね」は一番最初に観たせいか、 亀ちゃんの迫力が凄かったので、 亀ちゃんの「かさね」をもう一度観たいな。 (2011年6月20日 新橋演舞場 六月大歌舞伎 夜の部) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
January 11, 2017 09:45:32 PM
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