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テーマ:歌舞伎大好き!(1125)
カテゴリ:歌舞伎【歌舞伎座以外】
そんなに好きじゃなかった「頼朝の死」
ところが今回、冒頭、御簾ごしの染さん@頼家から始まった その光と影の演出が孤独な頼家の気持ちを映し出しているようで 美しくて、悲しくて、すっかり物語の世界に引き込まれてしまった。 皆、初役の中で、 孝太郎さんの小周防はさすがに安定感アリ。 そして、やはり哀愁の王子様の愛之助さんもステキ。 小周防に付く梅枝君は一段と綺麗になったけど 背が高いせいか、つっ立っている感じになるので そこら辺を工夫したらいいのにね。 楚々とした美人、 優美なイメージの時蔵さんが 尼御台所政子で迫力を見せ、 大江広元@歌昇さんが終始無言なのに、 多くを表現して秀逸! 二、「梶原平三誉石切」(かじわらへいぞうほまれのいしきり) 名刀だってことを表すのに石の手水鉢を試し斬りするってのが 楽しいし、親孝行の娘の役を芝雀さんが好演していたこともあり 最初から大好きな演目。 ただ、ただ楽し。 松浦の殿様とかこの役の吉右衛門さんは絶対ステキ! それぞれ、素晴らしく堪能いたしました♪ それにしても、やっぱり染さんは好きだわ。ドキドキするわと 再認識。染さんの「趣向の華」来年は観に行きたいです。 (2011年6月25日 新橋演舞場 六月大歌舞伎 昼の部) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 31, 2016 11:09:07 PM
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