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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!

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July 20, 2013
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中にはいると、そこはマルシェ。
開演30分前から入場可能です。

  • チケット.jpg


左右の壁に沿って、
お花屋さんや可愛い雑貨屋さんが並んで
みんな思い思いにお買い物を楽しんでます。

キャストが売り子。
楽しい。
男性キャストはピエロでカラフルなベスト、
チェックのダブダブのズボンをサスペンダーで吊って
足はオランダの木靴をもっとデフォルメした、うーん
Macのドナルドが履いているみたいなブカブカの靴。

「気にいったキャストにお花を!」の花売りだったり
鳴りもの?のおもちゃ売りだったり
石丸さんはクッキー売りだけど、素敵過ぎて近寄れない。

「十二夜」の時、石丸さんにサインをいただいて以来
あまりの貴公子ぶりにキュン♪ その石丸さんですから!

グッズはどれも良心的な松本価格。
アチコチで、パフォーマンスが繰り広げられ
何処へ行こう、何を見よう

一人なので、心許なく人の流れに身を委ねる。
景気づけに音の出るおもちゃを買った。

可愛くて目移りする。
仲良しの赤ちゃんもいることだし
いくつか、購入。

仮装まではいかなくても、カタチから入れる感じ

そのうち、内田さん達がなにやら木製の打楽器を手に並び
はじまりの歌?と演奏。

私の脳味噌にはインテルが入っていないらしく、
その時は凄く印象的だったのに覚えてなくて残念!

黒い服を着た串田カントクがご挨拶、いよいよ開演!

演奏するキャストに続いてお客さんがついて行くのは
まだ、このあたりはね、ちょっとぎこちない感じもする。
でも、夢を見たい子ども達は(昔子どもだった人もね)
ハメルンの笛について行くのさ。

先頭は秋本奈緒美さん。
深夜番組の司会をされてことくらいしか知りません。

でも、ね。

みんなを引き連れて出来かけた列、
クルッと振り向いた時の秋本さんが
音に乗ってステップ踏みながら誘う姿が

「!」

華を添えるだけじゃないゾ、
期待できるキャバレーだゾ!の予感。

会場に入ると、左側にバンド、対峙して
右側にスタンド席。
中央のスペースが、ステージであり、観覧席。

2011年の経験者、若者、親子連れなどは床へ、
ちょっとおとなしげな人や一人で来た人は椅子へ向かったような。
「空中キャバレー」に来たら床でしょ、とばかり
楽しそうな人達を横目に居場所を探す。

だって、お一人様、なんだもの。

最後に入場したのに、ちょうど!
椅子の最前列のまん真ん中、
どうぞおかけください、とばかり
空いていた!

仕事の疲れと旅の疲れの私は遠慮なくヽ(^。^)ノ

カントクが椅子席を見渡し、

「そこは人生に疲れた人の席ですよ」と
(せっかくなんだから床に座ってくれたらいいのにさ。
床で観ると、そこで観るよりもっともっと楽しいんだぜ)を
翻訳して声をかける。

(確かに!疲れてるわ、ワタシ)と苦笑いする隣で
お隣のご婦人が元気よく、潔く?「そうでーす」とピース!

つられて笑顔のカントク

「元気になったら、疲れた人と替わってあげてくださいね」

さて、さっきまでCOBARなるお店でお酒を売っていたcobaさん。
颯爽とアコーディオンを弾く。cobaさんが通ると両脇の人が
サーッと引いて、映画の「十戒」みたい。

椅子席脇の小さなステージでタップをはじめたRON×2さん。

セッション?対決?なんて言うの~コレ?^_^;

もう、この迫力に観客はみんな持ってかれました。

面白いのがね、アコーディオンを突き出して、挑むように
人の間をドンドンオカマイなしに進んで行くように見えたcobaさん。

対決が終わって大喝采、次にはじまる方へと人の目がそれた後、
目の前を通ったので、つい見ちゃいました!

元いた自分の場所へ戻る時は、
かざした右手とおじぎで「失礼」「失礼」とばかり
礼儀正しいcobaさんでした。

ライブっていいな~。

メモしたわけではないから順不同にならざるを得ないけれど。

たとえば、空中ブランコの物語。
空中ブランコの乗る女の子に恋をした男の話。

これがね、男の声は串田カントク。
女の子の台詞を担当するのは秋本さん。
チェックのスカートの秋本さんが向かい合って立って。

男は詩を読むように
気持ちと状況を滔々と語る

けれど

恋されちゃうほうの女の子

実態は、天井でほんとうにブランコ漕いでるの。
そして、彼女に想いを寄せる男が高く、高く
よじ登っていくんだよね、少しでも近付こうと

それを見ながら、目の前の二人の会話を聴く

ねぇ君、とかかな~ うろ覚えで残念だけど

それに関して フフと小さな笑い声だけの
秋本さんがそれは、それは可愛かった。

この場面にピッタリで
それ以外にないでしょ、ってくらいの声。


そのふたりのやりとりを見ながら
観客のすぐそばで、床に座っている
サーカスの女の子や女優さんたちが
クスクスって笑うんだ。

冷やかしているような、憧れているような
顔を見合わせては笑って、シャボンの泡のような
フランス語なまりの日本語で真似して…

そして、ささっと、別の所に移動して
また、囁いたり…

動きもキレイ。

演出なのか、「空中キャバレー」という演目を
心から楽しんでいて、自分の出番以外にも
参加しちゃっているのか 境目不明!

「K.ファウスト」の時に
私はステージ上の袖の席、臨場感あったけど

「空中キャバレー」はもっと近いし、
観ている人と観られている人の数が逆転しているのがいいね。

だって、観ているだけの人と温度差が出来ちゃうでしょ、
みーんな床ってことはそれが少ない。

キャストも客席も、ステージごとに移動。

今度は真ん中空けて、
今度はこっちへ寄って

一番前だった人が後ろになったり、
次は日の目を見たり
みんながほぼ、まんべんなく楽しめるのが魅力。

内田紳一郎さんと片岡さんの道化コンビは最高で
子ども達も大喜び。

子どもに媚びてないの。いいなー。
だけど、可笑しいのは子どももわかる。
だからゲラゲラ笑うし、わからない時はおとなしい。
大人は勝手に哀愁も感じたりするけれどね。

楽しい。

座席は床よりだいぶ高いところにあるから
みんなの顔が良く見えるけれど、みんないい顔している。

串田カントク、
どうしてこんな素敵なことを思いつくんだろう。

カントクの白い髪を観ていたら、
(私達より長く生きている分)
悲しいことをたくさん経験してきたから
ほんとうに楽しいことがわかるんだろうな。
だから、楽しいものを見せたいんだろうなって。

そして、
こんなのが出来たんだよ、観に来てよって
勘三郎さんに観せたかったんだろうな、と

まつもと市民芸術館にいると、
そして、カントクを見ていると

どうしても勘三郎さんを思い出しちゃう私は
笑顔だらけの会場で一人涙が止まらなくなる。

..............................................................................................................

「十二夜」に出ていたから
名前と顔が一致する
(ので、うれしい)目黒陽介さんのジャグリング。

ボーリングのピンみたいな道具、クラブって言うらしい。

そのクラブを持って、一人でお手玉みたいにするなら
わかるけれど、3人で一人が3本ずつ持っている。

ジャグラーじゃない方もおじょうずねって
ニコニコして観ていたら

そのうち、左の1本をお隣に渡して、
右から1本受け取るって
高度な技を見せてくれて、ビックリ。

さりげなく、スゴイことが繰り広げられていく。

怪力男の悲しい物語、
いっぱい小分けに結んだ髪が可愛い~とおもっていた
片岡正二郎さんのソロ。その声量の豊さに驚かされた。
カッコいい!

可愛いを訂正いたします<(_ _)>

「人にはそれぞれ才能がある その才能は放棄できない」

悲痛な結末に繰り返し流されるフレーズ。

これはね、誰でも才能があるから捨てたもんじゃないよと
ポジティブそうな歌詞だけど
裏の意味もある気がしたんだけど解釈違うかな。

人生とか運命と同義だと言っているように感じた。
嫌でも放棄できないんだ。
役に立つ能力はもちろん才能だけど、
持ちたくない、欠点と思える能力さえも拒否出来ないって。

リフレインを聴いているうち、
「一緒に歌いたい!」という思いが湧いてくる。

このタイミングで「一緒に歌いましょう」の声がかかる。

踊る時も床の皆を引き入れて、輪を作り始め、

「踊りたい!」「入りたい」と思っていると、

床へ降りて行っていいですよ、どうぞと
椅子席を担当するスタッフの方が笑顔で促してくれる。

タイミング絶妙!

踊り終わって、そのまま、床に残る人。

私は椅子席に戻ったけれど、戻ったとてオトガメなし。

私のように(この日)体調がイマイチな人、
膝が悪い人、控えめでとても、入る勇気が持てない人には
椅子席は安心して、パフォーマンスに参加した気分になれて
やはり貴重。

この調子で書いていたら終わらないねー。
終わらないでいてほしい世界ではあったけれど。

拙い文章を読むほうはタイヘンだわね。

小休止!





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最終更新日  July 16, 2015 01:30:01 AM
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