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February 4, 2017
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2017-02-04 歌舞伎座

四千両小判梅葉(しせんりょうこばんのうめのは)

四谷見附より牢内言渡しまで

2012年に新橋演舞場で観た時と、
ほとんど同じキャスト

菊五郎劇団のみなさん勢揃いの
牢屋のシーンが楽しいです

四谷見附より牢内言渡しまで と、
全く一緒なのに


(C)国立劇場


女房子供と雪の中の悲しい別れのシーンとか
他の場面の記憶がないのには、

我ながら (*_*) あきれます。

初めて観る作品を
まるごと全部記憶するのは無理なのと


牢屋のシーンが
よっぽど印象的だったんでしょうね。

畳をたーくさん積んだ上に
牢名主が座っている


現実では経験できない牢屋の生活、
疑似体験してる感じで
面白いです。


最後。刑の言い渡しの場面。

梅玉さんは、
そそのかされて乗っただけなのに
死罪だなんて気の毒と終わったけれど


富蔵の隣に並んでも 
恨みつらみは言わなかった。


潔いなー。
そういえば梅玉さんの役で
カッコ悪い役はなかった気がする。


二人とも口を揃えて 
「牢名主には世話になったから」と
お奉行様に陳情していた。

牢名主は
ちょっとやそっとじゃ赦されないくらいの
大罪を犯しているんでしょうから


誰かが嘆願したくらいじゃ、
減刑はないでしょうに。
本人の希望なのかな、
それとも、忖度なのかな。


本人だとしたら、

あれだけ堂々と肝の据わった人でも


やっぱり浮世への未練はあるんだなって、
ちょっとシンミリ。




お経を唱えてほしいと、
自分が元いた牢に向かって頼み、


牢からも
それに応える仲間たちの声が
おーっと聞こえる。

終始、
菊五郎さんの男っぷりがいい話だけど


お!っと思ったのが菊之助さんで、
意外と男くさい寡黙な役が巧い!

匂い立つような女方の時はもちろんだけど、
いい役者なんだと再認識。


いつ、捕まってもいいくらい、
牢屋のしきたり、覚えました。
(⌒▽⌒)アハハ

大人の魅力の菊五郎さんの
「四千両小判梅葉」また観たいです♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは1983年 2月 (昼夜公演)歌舞伎座
二代目松緑さんが菊五郎さんと同じ役。

羽左衛門さん、辰之助さん、八十助さん、と
懐かしいお顔が観られます。







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最終更新日  February 21, 2024 12:58:41 AM
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