入り口に出迎えてくれるように安さんが
待っていてくれた。
今日はBプログラムと言って
チャップリンだけ上演される日。
この前は有給休暇で昼の「一谷嫩軍記」から観たけれど
Bプロは19時始まり。
歌舞伎は観たことがない、チャップリンの映画が好きな人も
お仕事帰りに寄れる時間帯。
歌舞伎の筋書っぽくないプログラム。
写真がいっぱいで幸四郎ファンはウレシイ。
(通常の当月の筋書にも、安さんは掲載されているけれど、
この可愛らしい、はにかみ屋さんのビジュアルが
愛しくて両方買っちゃった)
舞台横の壁にこんな粋な演出。
チャップリンの生誕130年
帰りには、ほら向きを変えて、お見送り。
今日も楽しかったです。ありがとう。
でもね、もう一度会いに来ます。
安さんに会いたいのも もちろんだけど!
薄幸のヒロインを演じきった新悟ちゃんもそうだけど
(光太夫の前でカタコトのことわざを言っていた人と
同じ人とは思えない。お二人ともスゴイ)
彌十郎さんのお弟子さんの彌風さんと彌紋ちゃんが
もう一度観たいから
安さんが恋しい人を救うために挑む
お相撲のシーンの二人は
「試演会」や「稚魚の会」みたいに
出番も長く、セリフもたくさん
スピーディな立ち回りで
勘三郎さんの平成中村座を
より素敵にしてくれた若手として、
観始め二人の活躍が嬉しかったから。
この夏、若手のみんなで作った「ひとつなぎの会」の時、
踊りでも、それぞれの個性を生かし、
実力を発揮してくれた二人が
本舞台で幸四郎さんとからむ大切な役なんて、
ああ、観に来て良かった!
国立劇場では終演後、
前庭にバスが停まってお客様を待っています。
新宿駅、東京駅、渋谷駅などに向けて、
それぞれ一本だけ運行。
(都バスの路線バスと同じ料金)
この「劇場バス」、今はここだけですが、
もとは明治座とか帝劇にも
あったそうな。
半蔵門駅までは坂もあるから
ずっと続けてほしいサービスです。