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テーマ:歌舞伎大好き!(1139)
カテゴリ:歌舞伎座【2013年~】
お席はまだ半分しか座れない それでも新春の清々しさのなかの観劇は格別 第三部 『菅原伝授手習鑑』 「車引」を高麗屋の親子三代でって そりゃめでたい。 幸四郎さんは梅王丸。 最近は松王が多かったように感じるけれど この度は白鸚さんが松王。 血気盛んな梅王に対し、 ポーカーフェイス貫禄ある松王ですもんね。 末っ子の可愛い桜丸は染五郎君。 おじい様、父上との共演を喜んで ウレシそうにお稽古していたと 微笑ましいエピソードが歌舞伎美人に 載っていた。 そのままで初々しい桜丸。 桜丸と言うと思いだすのが、七代目の芝翫さんが 初役で桜丸を務めた時の桜丸。 この年になってとはにかんだ様子が それこそ桜丸だなぁと思ったっけ。 役者の違いを楽しめるところが歌舞伎の奥深さ。 歌舞伎人に幸四郎さんの梅王にかける想いが書いてあって 先代の又五郎(二世中村又五郎)のおじさまから、 花道を引っ込むときはくくり猿のようにと言われました。 ただ力を入れれば力強く見えるものではない。 鋭角的になるのでなく、くくり猿のような丸みをもつ。 それが歌舞伎のおおらかさや色合いになるのだろうと。} 新しい物への好奇心と古典への想い、 先輩の役者さんの言葉を大切に演じようとするところ、 幸四郎さんステキ!とドキドキするのは 春!ですねぇ。
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最終更新日
November 27, 2021 11:05:37 AM
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