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カテゴリ:舞台【音楽あり】
5/6 浜離宮朝日ホール 朗読劇『海の上のピアニスト』 1998に大ヒット映画が原作。 豪華客船で生まれ、生涯一度も船を降りることのなかった ピアニストの人生を親友のトランぺッターが語る。 出演 吉野圭吾 トランぺッター 宮原浩暢(LE VELVETS)海の上のピアニスト:ノヴェチェント 小滝翔平 ピアノ演奏 観る前の気持ち 友達の影響でコンサートを観た LE VELVETSが素晴らしかった宮原さんと 大好きな吉野さんの共演。 話題作だったけれど 観たことがなかった原作への興味 朝日ホールはこじんまりとしているので そこに吉野さんが出ずっぱりで語ったり、 歌ったりをたーっぷり堪能出来る 素晴らしい空間 日本中、宮原さんを追いかける 同僚の気持ちがわかります! 耳も目もシアワセ、シアワセ💓 そして傍らのピアノで 演奏をしてくださる小滝翔平さんの音楽が、 ストーリーの邪魔をせず、 さりげなく寄り添う部分と、 ダイナミックで惹きつける 演奏のバランスの良さが絶妙。 吉野さんは役が変わる度、 違った顔を見せて テンポよく物語を運んでいたけれど 後半はトランぺッターの 屈折した感情表現に ツーンというか、ギュッって切ない。 宮原さんと声が合っていて、 それもステキだった。 20世紀の始まりから物語が始まる。 なので1900:「ノヴェチェント」と 言う名前をもらったピアニスト 1920年代に イタリアのミラノで興った芸術運動としての 「ノヴェチェント」をよく知っていたら また感じ方が 変わったかもしれない。 朝日ホールを出たら、海の夜景が広がっていた。 ノヴェチェントの見たニューヨークの街 32歳にして 初めて陸地に降り立つことを 決意したピアニストが 世界のあまりの大きさに恐れをなし、 タラップの最後の一段を踏み出せないまま 船に戻っていった。 というエピソードを思い出して
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最終更新日
November 11, 2024 05:38:07 PM
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