!
少人数制なのと
講師の方が救命の大切さを痛感し
それを広めることに使命を感じ
熱心であること
そして、彼女に惚れ込んで
救命の講習をするならば
絶対、招聘したいと
救命講習の担当の方の
並々ならぬ想いが重なって
平日のお昼ごろの講習が多い中
19時からの希少な機会。
受講出来て良かった。
申し込んだ自分をほめてやりたい!
一次救命
意識のない人が倒れているのを
両手でポンプのように押している様子は
ドラマ等で何度か目にしたことがある
心臓マッサージって言っていたけれど
2020年からは胸骨圧迫という呼び方に統一されているそう。
へー、なんてとこから
現在の蘇生法について濃ーい講習。
開始早々、
1分間、前と後ろの人でペアになって
自己紹介をするよう指示があった。
和やかに講習をすすめるため?
ハズカシイし、なくてもいいんじゃないの?
と、最初は思っていた。
「ずーっと以前、受けたきりだったので
AEDの使い方を含めた講習を一度受けたいと思いながら
時間と場所がなかなか合わなくて」
一方、後ろの席の方は、
時折 講習を受けている意識の高い方と
わかり、緊張が少し溶けたところで
1分経過。
実はこの1分は、大切な1分だった。
心肺停止から1分以内に救命処置が行われれば
95%が救命されます。
3分以内では75%が救命され、脳障害も避けられる可能性があります。
5分経過すると救命率は25%になり、
8分経過すると救命の可能性は極めて低くなります。
1分ってどのくらいの時間を
実際に体で感じるための
自己紹介の時間だったと後から知り
先生、スゴイ!と圧倒され
聴き方の真剣みがグンとあがった。
一人で胸骨圧迫の練習。
1分間に100~120回、約5㎝を絶え間なく圧迫。
意外とこの1分間がキツイ。
普段 腕は全く鍛えてないもの。
次は、ペアになって
交代の際、途絶える時間が最小限になるよう
声をかけたり、立つ位置を工夫して圧迫。
さっきの自己紹介で、
信頼できそうな人と知っているから遠慮なく
核心をついた相談がすぐまとまり、
手際よく組んで実施できた。
自己紹介自体も飾りじゃなく
役に立ってた!
AEDか医療従事者が到着するまでの
時間をひとりで闘うのはツライ。
一緒に携われる人がいるのは なんて心強いんだ。

その後も、
AEDの使用法などについてのレクチャーが続いた。
講習後、国士館スポーツプロモーションセンター発行の
テキストが全員に配布された。
2023年発行の最新版。
救命の現場の声を反映して
定期的に更新されるそう。
詳しくて良い資料。
大切なことは
先生の声で全部頭に入っているけれど
後から 復習の時に役立ちそう。
実際に自分が行った場合を想定したうえでの
具体的な質疑応答が交わされ 有意義な時間!
仕事帰りに受講できる講習は貴重
定期的に胸骨圧迫の練習が出来るといい
そしてAEDを使える人増えるのを願う!
