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テーマ:浮世絵の世界(200)
カテゴリ:浮世絵night
![]() 喬太郎さんファンの友人のピンチヒッターで はじめて内幸町ホールに行きました。 喬太郎さんは、音楽座のたまさんが 大好きな落語家さんなので だいぶ前から 知っていました。 それほどお好きなのはどんなお方?と テレビで放送するたびに観ていましたら 今では私の好きな噺し家さんでもあります。 喜んで代参(⌒∇⌒) さん生さんは初めてでしたけれど 持ち味が違うので バランス良い二人 喬太郎さん 足が良くないらしく 講談のような台を用意しているのも テレビで観て存じておりましたが 実際 目の当たりにすると痛々しい 堀こたつみたいな 楽に座れる仕様にできないのかな 落語はいいな 半分以上が男性なので 休憩時間にトイレが混んで 行列なんてことありません さて、ひと月楽しみにしていた 浮世絵night 『べらぼう』がらみになるのかしらと思いきや 浮世絵のはじめ、 師宣の「見返り美人」や 鈴木春信のお話をしてくださいました 私もその方が良かったな。 『べらぼう』無理やり合わせた展開より ふだん通りの浮世絵nightで いろいろい知った絵のことが あとでドラマで観たほうがウレシイ ![]() なんでも、便乗商品で売り出す 商魂たくましいのは ちょっといただけません 最近 『べらぼう』のあやかり商品を 目にすること多くて辟易。 さて 田沼意次と同時代を生きた春信 ![]() 面白かったのは絵暦 この絵の中に文字と数字があるの わかりますか? 大の月と小の月が いつだかわからないと 不便なので (今と違って 毎年 変わるので 覚えきれないから) 今のカレンダーと違うのは 実用的なものでなく 好きな絵を飾り その絵の中に「大」「小」が 忍ばせてあるの。 ![]() ちょうどこの👆 大 なのわかります? 左は六とか 五とか読めるよね そのうちに暦だと 一年限りしか使えないので 文字を消して 鑑賞用の絵として再販されたり 江戸っ子って 楽しいし たくましい ![]() もひとつ 今日の先生の話で印象的だったのは 『べらぼう』の初回は明和9年の大火の時 迷惑年(めいわくねん)って覚えやすい 意次の屋敷も焼けたこの火災ゆえ 「明和九年」は 「めいわ九の年」(迷惑の年)と揶揄され、 元号は明和から「安永」と改元された。 ということです。 さて、春信のお話の続きは 4月の10の木曜日。
会場は 同じく銀座SIXの11階。 一回だけ参加も 毎月参加も自由な気安さと 中身の濃さでお気に入りの 浮世絵nightです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 15, 2025 11:04:38 PM
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