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KIKIの山行き・・・ 山と山の花

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2018.04.24
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カテゴリ:カテゴリ未分類


《思いがけず、登山道はカタクリが咲き続いていました。》


22日(日)は
長年気になっていて、行かなかった「頭陀ヶ平(ずだがひら)」と
久しぶりの「冷川岳(ひえかわだけ)」に、初めてのルート木和田尾から行ってきました。

「頭陀ヶ平」は御池岳と藤原岳の間にあり、名前は標識でよく見ていました。
冷川岳は過去に2度1999年4月、2005年5月にコグルミ谷から
登っていますが、13年ぶりです。

山友のヤマチャン夫妻が昨年、木和田尾の新緑が良かったとコメントをくださって
それならば我らも新緑の頃に行こうと、1年後に実現しました。
藤原岳は私の原点の山で何度も登っていますが
天狗岩より先の、頭陀ヶ平には足を進めていなかったので
新緑の木和田尾から、未踏の頭陀ヶ平へ行って引き返して
御池岳側の冷川岳に立寄ることにしたのです。



藤原町の簡易パーキングから先、林道を進んで山口配水池の手前で駐車させて




植林の登山道を進みます。




植林の中をはじめは緩やかに歩いて行き、沢を渡り返すにつれ高度を上げ



天気が良いので暖かく次第に汗が噴き出て、
持ってきたお茶が無くなるのではないかと心配になるほど
休んでは飲み、・・・



タニギキョウ



サワハコベ




植林を抜けたら、新緑のまぶしい登山道になり
気持のよい新緑のトンネルの下を歩く




植林の急登を抜けたら、緩やかに高度を上げてゆきます。
こんな道ならどんどん歩いて行けそう



膝にも歩きやすいので、どんどん歩いていきます



「白瀬峠は左へ」の看板

この先、思いがけずうれしい発見
花の終わったカタクリを見つけたのです。
もしかしたらまだ花をつけているのがあるはず・・・



あるはずどころか、登山道の両脇にポツポツ咲いているではありませんか!!



それもまだまだ咲いたばかりの、みずみずしいカタクリが!!
今年はカタクリを見ていませんので感激です。
ここから先は下ばかり見て歩きます。



そして登山道には桜の花びらがいっぱい落ちているので
今度は上を探したら、あちこちでヤマザクラが満開
逆光であまりきれいに写せませんが、ヤマザクラの大木があちこちに・・・
風が吹くと花吹雪です。
寄り道をして桜の大木の写真を撮ったり、花吹雪を動画で撮ったり・・・

今日は初めてのこのルートの行程を楽しみましょうと、
ゆっくり時間を掛けて登ります。
(早く歩けませんからいつもそうですが・・・)



R201鉄塔の下
目的地のむこうの稜線が見えて来ました。



鉄塔から反対側の L鉄塔が見えています。
その右は烏帽子岳、左は三国岳で、まん中の奥には霊仙が見えています。
メチャクチャ良い天気なのに春霞で今日も遠望は残念です。



しばらくまっすぐの緩やかな新緑の道
このあたりの新緑はまだ芽生えたばかりです。



鉄塔の足元のヤマザクラが目立ちます。



白瀬峠(白船峠)への分岐到着

ここから2つに分かれて、白船峠へは右へ行き
我らはまっすぐこの尾根を登ります。
帰りは冷川岳に行って帰るので、白船峠からここに下りて来ます。



分岐にはカタクリがあちこちに咲いていて




地面にへたり込んで写真タイム



分岐の右側は白瀬峠(白船峠)からの道
帰りはここから下りて来ます。




L203鉄塔の下に到着




さらに進んで、コバイケイソウの群生



小屋跡
何の小屋が有ったのかしら?



唯一見つけた キクザキイチゲ
花びらが少し傷んでいるのでもう終わり近くです。
このまわりには葉っぱが少しあるだけで咲いていません。



またまた鉄塔が見えて来ました。



2つの鉄塔の中間に頭陀ヶ平があるものだと思い込んでいたので
ほぼまっすぐ稜線に向かって登って行くと右側(御池岳に近い方の鉄塔)のほうへ
登山道は進んでゆきます。



見渡してもたったひとつだけ ヤマエンゴサク 発見
今日は一つだけの花が多い



鉄塔巡視路の硬質ゴム階段が現れ



県境尾根稜線に登り着いて



御池岳に近い方の鉄塔の足元に到着
鉄塔の向うに御池岳
ここにもカタクリの花がポツポツ咲いています。



御池岳のテーブルランドの東端のズーム
反対側の西端のボタンブチならたくさんの人が居るでしょうが
こちら側には人影がありません。



地図で確認もせず思い込みで
てっきり頭陀ヶ平は2つの鉄塔の中間だと思っていたのですが
藤原岳側の鉄塔の向うだとわかって
県境尾根稜線を藤原岳方面へ進みます。




あの鉄塔の向うに頭陀ヶ平があるはず・・・



頭陀ヶ平(1143m)に到着
立派な2等三角点があります。
このまま進めば天狗岩から藤原岳へ行けるのですが
今回はここで引き返し、白瀬峠まで行ってその先の冷川岳に行きます。




ここでランチタイム
天気が良すぎて暑いので木の陰を探しますが
まだ稜線の木には新芽が芽吹いていません。
ゆっくり1時間ランチタイムを摂って
冷川岳に向けて再スタートです。




下界の北東を見たら中里貯水池(鈴養湖)と、その向うに養老山地
送電線の左は烏帽子岳



これから進む方向の御池岳とその左下には土倉岳(はぜくらだけ)
その奥に天狗堂が屹立しています。



白瀬峠に向かってどんどん下って行く途中
雪渓が少し残っています。




下りきった鞍部は白瀬峠(白船峠 標高1010m)
以前、冷川岳に登った時はコグルミ谷からここまでは来ていたのです。



峠から藤原岳方面を見たところ




白瀬峠から御池方面(冷川岳)へ向かって登ります。



新緑が芽吹いていない明るい県境尾根稜線
イワウチワやイワカガミが咲いたら楽しい稜線歩きでしょうね。
左に御池岳のテーブルランドを眺めながら稜線を進んで行く




冷川岳山頂(1054m)
何もない山頂
別名 荷ヶ岳(昭文社の地図)です。



再び先ほどの白瀬峠(白船峠)に戻って来て
今度は朝の分岐まで下ります。



カタクリの花の群生





この後分岐までずっとカタクリ街道です。



ヤブレガサも可愛い
ひょっこり森の妖精が破れ傘の下から出て来そうです。



《冷川谷源流》
冷たいお水で手を洗って、飲みたかったけれどやめました。
朝、頭陀ヶ平へ分岐からまっすぐに登ったルートは地図上は破線ですが
危ないところが無く今は標識もあり、歩きやすかったのですが
この白瀬峠から分岐までは実線ですが、急斜面の足場の悪いところが有って
気が抜けないコースです。




朝の分岐に戻って来て、ミニ周回は終了。
ここからは登山口まで同じ道をピストンで下りますが
その前に、坂本谷がどうなっているのか坂本谷に向かいます。
崩落して通行止めになったまま使われなくなった坂本谷は
フクジュソウの自生地でもあったそうですが
みごとにえぐれて、これでは廃道になるはずです。
フクジュソウの時期を外しているせいか、また自生地が崩落で流されたのか
フクジュソウの花の後すらありません。
谷が見えるところまで行って、すぐに引き返して登山口まで戻ります。



タチキランソウ

今日は初めての木和田尾で新緑を楽しみ
久しぶりの冷川岳に行き、思いがけないカタクリが
うっかりすると踏んでしまいそうなほど登山道に咲いているのが見られたので
やっぱり山はいいね~と言いながら下山して、今日は大満足な山行きでした。







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Last updated  2018.05.05 11:08:47
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