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KIKIの山行き・・・ 山と山の花

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2019.09.19
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《釈迦ヶ岳山頂の釈迦如来像》

14日(土)
奈良県十津川村と下北山村との境界の山 釈迦ヶ岳(1800m)に
伯母子岳と併せて登ってきました。
昨年登る予定でしたが台風で登れなくて、今年やっと行くことが出来たのです。
日本二百名山の一つで新日本百名山にも選ばれています。
山頂は世界遺産の大峰奥駆道が通る山でもあり
秀麗な尖がりの山で、今日は天気予報も良いので
期待に胸膨らませて登りました。

国道168号の旭口から不動木屋林道を延々約20キロ走り
終点の広場に登山口があります。
川沿いの林道も舗装され思ったよりも走りやすく、
アクセスが遠い割には、登山口は綺麗なトイレも有って整備されています。
登山口に着いたら車は二台だけ停まっていました。
朝食を食べていたら単独の男性の車がやって来て
結局その人と同時に出発することになりました。



階段を登ってスタートです




はじめから気持ちの良い自然林です。




昨夜の雨で木の根が濡れています。




岩場にアルミのハシゴが二つ連続します。
緩やかで急登が無い登山道でしたが、
ルート上ここが唯一の岩場です。




天気予報は晴れなのに一向に太陽が出て来ません。 




ヤマトリカブトの群生




登山道にずーっとヤマトリカブトの花が咲いています。
中途半端な時期だから花は無いかと思っていたのでうれしい~~




ガスガスで展望が無いから、トリカブトが登山道での慰めになります。




旧登山口から不動木屋谷を登って来るルートが合流する分岐




雨が降ってないのに、ガスガスの霧で髪の毛が濡れるし
風で揺れる木の葉の水滴が雨のごとくボタボタ落ちてくるので
ついに帽子をかぶりました。




丈の低い笹が茂る斜面を緩やかに登って行くと




倒木に「古田の森」の看板があります。
小さな広場になっているのでここで休憩




古田の森(1618m)
一番高い岩場に古田の森の看板があります。
ここから釈迦ヶ岳の山容が見られるところなのに
今日のガスガスでは何も見えません。




目の前までガスが来て5m前もわからないほどです。




古田の森はブナ林が素晴らしく




ガスの中に浮かぶ木と笹が素敵!!
展望が無くてもこんなに楽しめる山は珍しい
あえぐような急登が無いのもその一因です。




この先に「千丈平」という表示がありましたが
登山道の少し外れなので、帰りには見逃して
どこが「千丈平」だった? と言いながら下りて来ました。




緩やかな登山道は歩きやすく、私の膝や骨折した足にはありがたい。




水場の看板があって、きれいな水がどんどん流れています。




もう一つの、前鬼からのルートとの分岐です。
前鬼からのルートへ行くと「深仙の宿」という修験者の宿舎という小屋や
大日岳という尖がりの岩山へ行けます。
こちらのルートから大日岳にわざわざ立寄った人は
今日は岩が濡れているので、岩登りをあきらめて戻って来た人が多かったようです。




この分岐からは山頂はもう近い




背丈の低い笹の中を歩いていくと




岩場に出て、前方が明るいので山頂だとわかります。




山頂は岩の上




釈迦ヶ岳山頂(1800m)

それほど広くない山頂で、一等三角点と錫杖と山の名前の由来になった
銅製の釈迦如来像があり、修験の山らしい山頂です。




1924年に安置されたこの釈迦如来像は
オニ雅といわれた強力の岡田雅行氏が
三分割して、一人で担ぎ上げたというブロンズ像で
写真で見るより大きくて、この山頂によくぞ担いで上げたと感心します。
山頂からは抜群の展望なのに、今日はガスガスで展望も高度感も無く
とても残念なのに、このブロンズの釈迦如来像を見たら
十分満足できたのが不思議です。






狭い山頂は平らなところがほとんどないので
次々に登って来る登山者の邪魔になりたくないし
ゆっくりランチをしたいから、写真を撮ったらランチ場を探しながら下山します。




前鬼への分岐




水場まで下りて来ました。
ヤマトリカブトの群生がとても綺麗に咲いています。




古田の森をルンルン

古田の森の看板のところでランチをして
結局まったく展望がないまま下山することになりました。




このルート上で一番気を使う所の岩と木の根とアルミの梯子
たった4段ですが、下の梯子は足を置く面が斜めになっているので
ヒヤヒヤしながら下りています。
骨折してからは情けないほど臆病になりました。




登山口の階段の上から駐車場広場を見下ろして
朝とは違って車がいっぱいです。

再び不動木屋林道を通って国道168号線に戻って来て
日本一の谷瀬のつり橋へ向かいます。
せっかく来たのだから、渡って見ましょう。



近づいたら驚くほどの橋の長さ
そしてこの山の中にすごい数の観光客が来ています。
自家用車や観光バスが次々とやって来て
続々と列をなしてつり橋に向かいます。




橋の幅が意外に広くて脇のロープを持とうとして手を伸ばしたら
体が傾いてバランスが取れず反って怖いので
手を広げて真ん中を歩くのですが
板の継ぎ目がゆるゆるしているし、板がしなるのでそれが怖い。
私の体重で板を踏み抜くのではないかと・・・
つり橋大好きなKIKIですが、この橋はちょっとビビりました。
温泉に行く時間も迫っているし、橋の真ん中に行けば行くほどゆれるので、
中間で引き返してきました。




橋の入り口の係りの人いわく、今日はまだ人が少ないそうで
最盛期はもっとすごい人出で橋の入場制限をするそうです。
きれいな川の水と、オートキャンプ場があって
オートキャンプ場で椅子に座ってつり橋を見上げている人がいます。




つり橋が苦手な人はこの展望台で見ています。


このあと、日帰り入浴のホテルへ向かいます。
温泉で汗を流して、その近くの民宿で夕食を頂いて
今夜のお宿は道の駅「田辺市龍神ごまさんスカイタワー」です。
道の駅に着いたら真っ暗でしたが車がいっぱいで
皆さん外に出て空をみあげています。



KIKIも見上げたら満天の星と十五夜のまんまる月です。
(正確には十五夜は昨日でした)
満天の星は私のコンデジでは撮影できませんが
なんとお月様は写せましたよ~~
月の表面まで分かります。

三脚でカメラ撮影する人や、椅子を出して眺めてる人。
私もしばらく見ていたいけれど、メチャクチャ寒くて
皆さんはダウンジャケットを着ていますが、私たちは真夏の名古屋から来たので
夏服に薄いジャケットなので寒くてガタガタ震えています。
ここは標高1200m以上で、翌朝に気温が14度だと聞いたので寒いはずです。
寒いし明日は伯母子岳登山なので早く休みましょう。

続きの伯母子岳はまた後日です。





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Last updated  2019.09.19 01:46:36
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