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KIKIの山行き・・・ 山と山の花

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2020.09.30
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《 大日岳と深仙の宿 》古田の森より

27日(日)
昨年9月14日に登った奈良県の釈迦ヶ岳に
もう一度登ってきました。
その時は天気が良かったのに、山頂はガスガスで
周りの展望が全く見えなかったから
もう一度登りたいと思っていました。

奈良県戸津川村と下北山の境界にある釈迦ヶ岳は
日本二百名山の一つでもあり
南北に連なる大峰山脈を修験者が縦走したという、大峰奥駈道の一つのピークです。
大峰随一と言われる秀麗な姿を一度見たくて
昨年も登りましたが、ガスガスで何も見えず
一年後の今回も再トライしましたが、結局ガスガスで・・・

不動木屋林道で登山口についたら、
車がいっぱいでびっくりです。
やっと一台分残っていた駐車スペースに停めて
外に出てみたら寒いのでびっくりです。
おまけに天気予報は晴れマークなのに
雨と強風で、しばらく朝ごはんを食べながら悩みながら待機です。
天気予報を信じて、せっかくここまでやってきたのに
こんなでは諦めるしかないのかと、1時間出発時刻を遅らせて待っていました。
幸いにも一時間後に雨がやんで、たくさんの人が登り始めたので
我らも登ることにしましたが、寒いこと寒いこと!!
風が強いし、寒いし、登山者は多いし、去年と大違いです。




登山口で一枚証拠写真
寒いので雨具の上だけ着て登ります。




雨に濡れた木肌がなまめかしい、ヒメシャラノキがたくさんあります。





一番太いヒメシャラの横で




雨が上がって空が明るくなってきました。
うれしい~~
このルートは歩きやすいので好きです。




でも途中で
ヤセ尾根ではこんなところもあります。




岩を抱いた木の根がすごい生命力を感じさせます。




そしてアルミの梯子もあります




二番目の梯子




目の前のピークにたどり着いたら、あとは快適な稜線歩き





ガスがかかって少し幽玄の世界




太陽が出て、雲の切れ目から青空も見えて来て、今日こそ期待できそう・・・
この辺りはイタヤカエデの群生です、紅葉のころはきれいでしょうね。




気分はルンルン





花はヤマトリカブトだけでした





不動木屋林道からの旧登山口から登って来るルートとの合流点です。
今は車で林道終点の旭まで来る人が多く、この道を登ってくる人は居るのでしょうか?




ほとんど終わりかけのヤマトリカブト




ミヤコザサの海を泳ぐように登って




ここは少し登りになります。
このルートはきつい登りが続くことが無いので助かります。




古田の森のピーク
本当はここから、東側に前鬼から登って来るルートの稜線が見えるので
大日岳と深仙の宿の展望を期待していましたが
今日もガスガスです。





KIKIの後ろは、登ってきたルートです

古田の森の中を進んでいると、時折聞こえてきたほら貝の音がだんだん近くになり



山伏さん御一行でした。
写真を撮らせて下さいとお願いしたら、快く止まってくれました。





山伏さんのお尻の鹿皮が素敵!!




千丈平を過ぎて




いよいよ釈迦が岳山頂部に取り付きます
苔の斜面がきれいです。





傾斜が増すころ、水場に立ち寄って休憩




無味無臭の本当のミネラルウォーターです。
豊富な水は縦走する人にとってありがたいですね。




しばらく急登を登ると、分岐に到着
大峰奥駈道と深仙の宿の表示があります。




あと一登りで山頂




釈迦が岳山頂(1799m)には立派な一等三角点があります。

昨年と同じでガスガス
全く周りの展望が無く、高度感も無く、ここが高い所と言う気がしません。
そういう点では、ガスガスは横が絶壁でも怖くないのですが
せっかく昨年に続いて登ったのに残念です。
風も強くて寒いので長居はできません。




釈迦が岳の名前の釈迦如来立像と記念写真
鬼の子孫の「鬼雅」が一人で担ぎ上げたという釈迦如来像です。
昔は、この山頂に釈迦堂があり、釈迦・文殊・普賢の三木像があったそうです。




狭い山頂





山頂は狭くて、風が強く寒いので昼ごはんは
先ほどの水場の近くにしようと下山します。
山頂では10分ほどの滞在でした。
ヤシオツツジが紅葉し始めています。




分岐まで下りて来て、この後水場の近くでランチ





後は下山するときに、どうしても深仙の宿が見たくて・・・
大日岳の方を見ながら、ガスが時々切れるので
シャッターチャンスを待ちます。




大日岳と青い深仙の宿




同じ様な写真ばかりです





歩きながらガスが切れたら写しまくり




古田の森の近くで山頂を振り返りますが
しばらく待っていても、ガスガスです。
ガスは絶え間なく風で飛ばされて動いているのですが、
こちらの方は切れ目がありません。




大日岳の方面




深仙の宿のズーム




もっとズーム

赤い方の小屋と青い方の小屋があります。




これがベストショットかな




後はヤマトリカブトのきれいなのを探しながら・・・





分岐の手前で、駐車場を発見




ズームで見てみよう
トイレの小屋も確認できます。




登山口到着 バンザイ

もうほとんど駐車場には車がありません。
私たちの下山途中で、その頃登って来る人の多くは駐車場に停められず、
林道の脇か、駐車場の奥の林道の続きのような舗装部分に停めています。

靴と服を替えて、車に乗り込んだら
雨がザーザー降って来て、何というタイミングでしょうか。
しかしこんな天気は山だけで、林道をグネグネ下りてきたら
十津川村は天気予報通り良いお天気でした。

昨年のリベンジならず今回も山頂はガスガスでしたが、
大日岳・深仙の宿方面は見ることができました。
三度目の正直で、今度登ったら山頂は展望が良いことを期待して
宿題として残します。

この後、道の駅で車中泊して翌日は「世界遺産 果無集落」をたずねました。
また後程UPしますのでご覧くださいませ。










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Last updated  2020.09.30 18:30:23
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