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KIKIの山行き・・・ 山と山の花

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2020.11.18
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カテゴリ:カテゴリ未分類
13日(日)
夏山はコロナ禍のせいで、遠出もできませんでした。
しかしKIKIにとって、今年は例年に無く、
きれいな紅葉を見ることが出来ています。
ということで、近場の紅葉の追っかけをして第3弾、
岐阜県美濃市の大矢田神社(おやだじんじゃ)のもみじ谷と
その裏山の、天王山に登ってきました。
天王山は過去4回登っています。
(1997年8月、2001年3月、2007年2月、2013年3月)
すべて紅葉の時期では無く、今回5回目で初めて紅葉の時期にやって来ました。

横道それますが、今日までずーっと、大矢田神社を「おおやだ」と思っていましたが
神社のチラシをもらって、「おやだ」ということを初めて知りました。
神社の本殿の東側一帯の谷川沿いの「楓谷のヤマモミジ」は
昭和5年に国の天然記念物に指定されています。
以前、映画「大奥」でも
ここでロケが行われたということです。

早い時間に神社の駐車場についたと思っていましたが
すでにすごい車が停まっているし、すごい人出です。
さすがこの地方ではモミジで有名な神社で
例年、この時期にもみじまつりをしていますが
今年は「ひんここの舞」は中止だそうです。

養老2年(西暦718年)泰澄大師が「天王山禅定寺」として建立し
現在の本殿の場所には、もともと本堂、薬師堂、鐘楼、護摩堂がありました。
戦国時代に兵火により全山消失して
江戸時代に寛文12年(1672年)に神社の「牛頭天王社」として
寺の本堂の跡地に現代の本殿、拝殿が建立されました。
明治になり廃仏毀釈運動により、「大矢田神社」と改名し
元の禅定寺は廃寺となりました。

神社までの道はずっと1キロ以上、モミジの並木道でした。



車を停めて参道を楼門に向かって歩いていきます。




楼門前の鳥居






楼門前は写生会のためたくさんの大人や子どもが座って筆をふるっています。




立派な楼門をくぐって




中に入ったら写真では人が少ないようにうつっていますが
人の流れの合間に、人をよけて写しました。





楼門の裏側のモミジ




光が透けてきれいです。




ここではかなり粘って写真を撮りました。




本殿に向かって歩きながら




石段は人並みが途絶えたところでパチリ




登りきったら、若宮神社とモミジ




本殿に参拝する人が列をなして石段を登ります。
この列は途絶える事無く、下山した時もたくさん並んでいました。




国の重要文化財の、妻入り拝殿は大変珍しい作りだそうです。
参拝客が並んでいます。





拝殿の後ろに本殿




社務所に国選択無形民俗文化財の「大矢田のひんここ舞」の人形が飾られています。
お囃子が「ヒンココ、チャイココ、チャイチャイホーイ」と聞こえるところから
「ヒンココ舞」と言われるそうです。




国指定重要文化財の本殿
檜皮造りの屋根は三間社流造りで、唐破風の後ろに千鳥破風を配した切妻屋根で
壮麗で豪華な造りと、精巧な彫刻が見事です。
建立当時は極彩色で豪華絢爛だったでしょうね。




見どころが写真で紹介されています。




参拝後は本殿の東側から山に入っていきます。
右下に沢を見ながら登ります。




斜めの岩場は要注意
危険な所はロープがあります。




通過して振り返って、帰りのことを考え
右山の方にロープがあるので、そちらの方を通ろう・・・




沢を渡り




再び岩場




木の根の道




沢の源頭に、国の天然記念物の大モミジの木

樹齢200年以上、樹高30m、幹回り3m33cm
谷に落ちた種が自然に生えた木です。
この辺りには、他にも大きなモミジの木があります。




見上げたら上の方で紅葉しています。
上に伸びないと光が当たらないので、周りの木と競いながら成長したのでしょう。




周りのモミやツガの木と競い合って、負けじと頑張っています。




これでもかと、たくさん写真を撮って大休止
たくさんの人が登っていくし、下りてきます。
今日はすごい登山者です。




大きな岩をまわりこむように登ったら、山頂稜線は近い




山頂稜線に分岐があり、右へ行けば隣の誕生山方面へ
天王山山頂は左へ




紅葉の落ち葉で登山道は赤く染まって





明るいところが山頂です。





二等三角点のある天王山の山頂(538m)




テーブルでゆっくりランチタイム
たくさんの人が登ってきますが、山頂広場は広いのでどこでもランチできます。




北側には高賀三山(一番左は高賀山)
雲が低く垂れてます。




南側は、百々ヶ峰の向うに
岐阜城金華山のお城がちょこんと見えています。




ズームにしたら城の輪郭が良くわかりますね。




《小屋の跡地》
山頂には以前(1991年から昨年5月まで)小屋がありました。
てっきりまだあると思って登ってきましたが
2019年に撤去されたそうです。
守る会の人の思いが込められた看板だけが残っています。




大矢田神社に下りてきたら
拝殿には、まだまだ参拝客が列をなしているのでびっくり
少しだけ店が出ていますが、例年ならもっと出ているようです。




写生会も終わった楼門前

今年は予想外に、紅葉の時期がうまく登山日と重なって
紅葉の追っかけができました。
大矢田神社は紅葉で有名で、それだからこの時期は混むので
天王山に登るのを避けていました。
5回目の登山で初めて紅葉の時期にやってこれました。
評判通り「もみじ寺」と言われる大矢田神社の紅葉も
真っ盛りの時に見られて良かった~~





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Last updated  2020.11.18 21:22:42
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