2125952 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

KIKIの山行き・・・ 山と山の花

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2021.08.03
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

30日(土)
岐阜県揖斐川町の冠山に登りました。
初めて登ったのが1998年8月
その後、2003年、2008年、2015年、2018年
そして今回で6回目です。



徳山ダムの14K上流地点の宮ヶ原地区から先は
国道417号とは名ばかりで、細い林道みたいなグニャグニャ道を登っていくと
一番高いところが冠峠です。
岐阜県と福井県池田町との県境です。

宮ヶ原地区のトイレのある広場の奥に
冠山峠道路の建築現場があり、完成すると長いトンネルを通り抜けたら
福井県池田町側に繋がるそうです。
ただし、冠山に登るために峠に行くには完成後でも
工事現場の左横の従来のガードレールもない細い山道を、
グニャグニャ通らなければならないそうです。

以前、冠山に最初に登った時は、集落もありまだ徳山ダム工事の最中で
ダンプカーが行き交う埃まみれの川沿いの道の途中で
通行証明書を貰って、峠まで行ったものでした。
23年も経てば、景色はすっかり変わって
その時通った道は、今は湖水の中に沈んでいるのです。




冠山峠
午前中は逆光で、いつもこんな状態しかうつせません。





徳山村から藤橋村に変わり、今は揖斐川町となっています。






それぞれの銘板の裏側に当時の町長・村長の名で
町名が変わったいきさつが書かれています。





逆光でシルエット状態です。





雨でえぐれている道
稜線に出るまで結構な登りです。




シモツケソウ




ピンボケの イワオトギリ





段々晴れてきてとても蒸し暑い

KIKIの後ろの一番奥は、金草岳




少しズームで、ガスの間から金草岳(1127m)が姿を現した。
2008年に金草岳と冠山に登った時、ダニと蛇の多さに閉口して
昼ご飯も食べずに、山頂から逃げるように戻って来たことを思い出します。
その時は駐車場の車の横で昼ご飯食べて、冠山に登ったのですが
若かったので出来たこと、もう今では一つの山しか登れません。




稜線に出て、あとは登ったり下ったりを繰り返しながら冠山に向かいます。





シルエット状態の冠山を見ながら歩けます。







今頃の山に多く咲く。この木の花はなに?





2~3ヶ所のぬかるみを超えて







ここで最後の冠山

この後は下って冠山の山復に取り付くので、山頂のかんむり(烏帽子)は見えなくなります。




ブナの気持ちの良い樹林





前回はこの辺りで倒木があり、一番大きな倒木を超えるのに苦労しました。
その木は切られて左脇に置かれています。




前方が開けてきたので、冠平が近い





シモツケソウの向こうに冠平が広がっています。






この景色はいつ見ても好きです。





冠平に立寄らず、山頂を目指します。





すぐに垂直の岩壁が現れ、ここからは岩登りが始まります。





ロープが二本あり、登りは何とか使わずに登れますが
下りは使った方がいいですね。





赤い↓のところまで岩場が続きます。






途中で休めるところがあるので冠平を眺めて休憩





岩場を過ぎて、山頂まで10mほど低木の中を進むと





山頂稜線
いつもこの先の一番奥でランチタイムですが
今日は人が少なそうなので山頂で食べられそうです。
写真奥の山の腹に通っているのが、国道417号で、私たちが通ってきた道です。





コメツツジ

ほとんど岩の山頂には、コメツツジやミヤマホツツジ、
ナナカマド、ハクサンシャクナゲなどの木があります。





冠山山頂(1257m)
山名の名盤が無くなっていましたが、
ちゃんと付けられています。

狭い山頂には我ら以外に男性二人組が居るだけです。
お昼ご飯にはまだまだ早いので、下山して冠平で食べましょう。




ミヤマホツツジが満開





荷物を置いて一番北の端に来てみました。





望遠で、冠山峠の駐車場が見えます。





冠平へ行きましょう





冠平の真ん中の広場






望遠で山頂直下の岩場を見てみましょう。
単独の男性と、若者三人組が登っています。




ここで、次々と登っていく人を眺めながらランチです。
しかし日影が無くて暑いののなんのって・・・
傘をさしてかろうじて日影を作ってしのぎます。
ここは夏は日影が無くて暑いし、冬は風が強いと隠れる場所も無く
昭和30年11月の遭難碑があるように、気持ちがよさそうな所ですが
ひとたび条件が悪いと大変な所です。





お昼ご飯も食べて、同じ道を、時々冠山を振り返りながら戻りましょう。





朝は雲が多く、冠山しか見えませんでしたが





午後からは、能郷白山(一番奥)も見えて







この方向から山頂直下の岩場が良く見えます。





ズームで、人がいるのが分かります。





冠山峠に到着

朝よりきれいに冠山が見えています。

帰りに、気になっていた徳山会館に立寄りましょう。




徳山会館





徳山会館から徳山ダム湖を見て
徳山ダムの全景を模した庭は
沈んだ集落の場所にベンチを配しています。

村の人々の生活した家や道や田んぼ等が、湖底に沈んでいます。
満々と水を湛えた、きれいな湖面は
直接関係のない私でも、なんだか胸がキュンとする景色です。

2008年6月の懐かしい冠山と金草岳のW登山の記録は↓

ダニに噛まれ、クマに出会ったWパンチの山行き






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.08.03 14:09:48
コメント(5) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.