カテゴリ:危機管理マメ知識
救急現場で消防車を見かけたことは、ありませんか?
これは、PA連携と呼ばれるもので、消防車(ポンプ車(Pumper)など)と救急車(Ambulance)が同時に出場するものです。両方の頭文字をとり「PA連携」と言われています。
どうして消防車が必要なの?
救急隊員のみでは人手が足りず、対応が困難な心肺機能が停止した傷病者等に対して、多くの救急資器材を必要とする高度な救命処置を行う場合の補助や、階段・通路などが狭いために傷病者の搬送が難しい場合などに備えるためです。 同時出場する多くのポンプ車には、救急処置に必要な酸素吸入器や人工呼吸器などの救急資器材が積載されていますので、傷病者の救出、救護処置を迅速かつ確実に行うことができます。 また、近くの消防署の救急車が別の事案で出動してしまっていた場合でも、隣接する消防署からの救急車が到着する前に消防隊が先に到着することで、心肺蘇生処置などを行うことができるため、到着時間の短縮や救命率のアップを図ることができます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.12.01 17:51:46
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