ききやまきっき

　社会人になってから今日に至るまで、
朝起きて髪をとかすことと化粧直しをする
ことが一度もなかった私。

　独身時代、主に販売の仕事をしていたの
ですが、お客さまの前にたつ仕事にも拘わらず、
そういった面倒なことは一切しませんでした。

　当時の上司「お前、髪が爆発してるぞ！」
　私「爆発事故に遭いました！」

　当時の上司「お前、口紅が歪んでないか？」
　私「歪んでいると思う課長が歪んでるんですよ！」

　…こんな感じで髪が爆発してようが、口紅が多少
はみ出していようが、誰にどう思われようが全く
気にしない私。

　その一方で、スキンケア・ヘアケアには余念のない私。
　ファンデーションやメイクで表面を美しくみせること
よりも、自前の肌を内側から美しくしようではないか。
髪についても同様。

　ということで「見えない所にこそ力を注ぐ」私。

　こだわらない私。こだわる私。

ちぐはぐな私ですが、どちらもききやまきっきなのです。