2007/05/24(木)13:08
2.タリーズ社長も帰国子女
ドルフィン君と呼ばれるようになったタリーズ松田社長。
セネガルではフランス語の現地校に通われていたそうで、
中学でアメリカについてすぐは、
HELLO
THANK YOU
GOOD BUY
の三種の神器ならぬ3語のみで会話!?
されていたそうな。
そんな彼もすぐに友達が出来、高校卒業時には
というのは知り合い程度の友達を除いて
ほぼ外人だったそうです。
そんな彼が大学入学目前にして日本に帰ろうと思ったのは、
「日本人としてのアイデンティティーがそうさせた」と
おっしゃっておられました。
実は私も2年前にロンドンから帰るきっかけとなったのは
自分が大学院に落ちた
というのもありますが、
娘たちが日本の地を生まれてこのかた、
旅行で数度踏んだだけ。。。
日本はすばらしいところもあるけれど、
日本人特有のいやらしさもある。
これを知らないと”日本人の顔”をした娘たちはまずかろう。
はたまた、彼女らのアイディンティティークライシスも起こるのではないか?
との判断があったため、
主人に単身帰国ならぬ、子連れ帰国を申し出たのでありました。
私自身も考え方はかなりアメリカ+ラテンの影響を受けているのですが
見た目がすっかり日本人なため大変苦労しております。
(この話はまた後ほど)
高校生であった松田氏は日本というものを知りたい!
と、数校合格していたアメリカの大学をしり目に、日本帰国を決意。
筑波大に帰国子女枠で入学されたそうです。
松田氏曰く、帰国子女には3タイプあると。
1.日本人村で過ごし、日本人とだけ付き合うタイプ。
2.すっかり現地人化し日本人としてのアイデンティティーを失うタイプ。
3.バランスよく現地と日本のよさを取り込んで自分の”場所”を築くタイプ。
どのタイプがどう。ということはないけれど親の立場から見てみると
やっぱり”3番”で育って欲しいな。
と私も思っておりました。
ですから、松田氏の話を聞いて、うんうん。とうなづいておりました。
つづく
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