ルネサンス展
神戸市立博物館で「遥かなるルネサンス」展を見て来ました。サブタイトルが「天正遣欧少年使節がたどってイタリア」ということで、天正10年(1582年)にキリシタン大名の名代としてイタリアに派遣された4人の少年の足跡をたどるという形式でその当時の絵画、彫刻、文書が展示されていました。神戸市立博物館の入り口です。最終日前日でしたが、チケットを買うのにこの行列。人気があるんですね。右の肖像画が使節の一人、伊藤マンショ。日本を出た時は14歳くらいだったけど、帰国したのは8年後だからもう青年になってる時の絵ですね。他の三人は肖像画はなかったけど、こういう絵が残されています。伊藤マンショの直筆のラテン語の手紙と漢文の手紙が展示されていましたが、字がすごくきれいでした。イタリアの各地で歓迎されて、いろいろ勉強して帰って来たら、日本はキリシタン追放になっていたなんて、悲しずぎますね。